童友社
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株式会社 童友社
DOYUSHA MODEL CO.,LTD.種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒116-0002
東京都荒川区荒川4-27-21
北緯35度44分14.3秒 東経139度46分52.6秒 / 北緯35.737306度 東経139.781278度 / 35.737306; 139.781278座標: 北緯35度44分14.3秒 東経139度46分52.6秒 / 北緯35.737306度 東経139.781278度 / 35.737306; 139.781278
設立1951年6月4日
業種その他製品
法人番号8011501007863
代表者内田 守
資本金1000万円
関係する人物代表取締役会長 内田悦弘
外部リンク ⇒http://www.doyusha-model.com/
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童友社(どうゆうしゃ)は日本の模型製造会社である。正式名称は株式会社童友社。目次

1 概要

2 現在の主力商品

3 童友社が保有する金型

4 輸入・取り扱いメーカー

5 その他・参考

6 外部リンク

概要

童友社は、創業者内田一雄により、1951年に荒川区三河島町で有限会社として設立された。当初は紙製玩具の製造を行っていたが、1962年にプラモデルの製造を開始し、1964年にプラモデル専業メーカーとなった。1978年には旧・相原模型の金型を引き継いで日本の名城シリーズの販売を開始し、1990年頃より旧・日東科学製の旅客機シリーズ、1992年には山田模型の金型を中心とした「ノスタルジックカーシリーズ」の販売を開始した。1996年に株式会社への改組を行った。2000年代初めの食玩ブーム時に発売した塗装済みプラモデルの「翼コレクションシリーズ」は、2011年現在でも新作の作られる人気シリーズとなっている。

同社のラインアップは名城・名車などのプラモデルから収益性の高いラジコン、ミニチュアサイズの完成彩色モデルや食玩などである。また近年はアジアの模型メーカーの輸入代理店として、ミリタリーモデルなどの輸入販売を手がけている。
現在の主力商品 童友社製 1/350スケール 江戸城
名城・兜・みこしシリーズ
童友社を代表する「定番商品」。1970年代後期に倒産した相原模型から多くの金型を譲り受け、約30年以上経った現在でも玩具店から観光地の売店まで幅広く流通しているロングセラーモデル。名城シリーズには、1/7001/350など他のスケールモデルと同じ縮尺のものもあるが、縮尺は統一されておらず、一部の城は二つの縮尺でモデル化されている。甲冑は1/4、名刀は1/3で縮尺が統一されている。旧製品の販売のみでなく新製品の開発も行われており、2009年には大河ドラマに合わせて直江兼続の兜を新規金型で商品化した。
ラジコン
組み立て塗装済みのラジコン模型。サスペンション機能を取り入れ、リアルなキャタピラー走行が楽しめる1/16スケールM1エイブラムスなどの戦車や、建設機械などがある。また、近年ではマルチコプター(ドローン)を販売している。
翼コレクションシリーズ
2003年よりブラインドボックス形式で販売されている航空機の塗装済みプラモデル。当初、マルサン商店が1970年代の初めに開発した1/100スケール戦闘機の金型を使用していたが、タンポ印刷で再現された迷彩塗装やマーキングが好評で好調な販売が続き、第4弾から新規開発の金型を投入した。1/144スケールの現用機シリーズもある。
マイクロアーマーシリーズ
ドラゴンモデルズ製の1/144サイズの組み立て塗装済み戦車モデル。ブラインドボックス形式で販売している。
ノスタルジックヒーローズ
1960年代から1970年代のカーモデル。一部製品に限り再発売を続けているが、入手困難なモデルが多い。
旅客機シリーズ
日東科学教材製の1/100、1/144、1/200などのプラモデルに、自社開発の製品も加えていた。2000年代の後半に生産休止となったが、2011年に1/144スケールキットの一部の生産が再開された。
1/72自衛隊機シリーズ
中国ホビーボス社製のキットに自衛隊機用のデカールをセットしたもの。同じくホビーボス社からのOEMによる1/700世界の潜水艦シリーズもある。
童友社が保有する金型

童友社は、マイクロエース(旧アリイ)と並んで、既に廃業・倒産したプラモデルメーカーの開発した金型を多数保有している。生産休止中のものが多いが、近年のアンティーク玩具・模型人気に後押しされた商品の復刻・再発売も行われている。1990年代後期には、既に失われたと思われていたマルサン商店製の金型を使用し、最初の国産プラモデル「ノーチラス号」の再発売を行い、折からの懐古ブームで話題となった。他に旧緑商会製のシービュー号スティングレイギララ、ビックモグラスなどを再発売し、旧緑商会版でのボックスアート・パッケージを完全再現するなど、最近のプラモデルに無い「昭和」風味テイストが高い評価を得た。2008年にも、国産プラモデル50周年を記念して「ノーチラス号」や旧山田模型の「ビックリ分解自動車」などの再発売を行った。


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