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出典検索?: "立花藤兵衛" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年6月)
立花藤兵衛
仮面ライダーシリーズのキャラクター
初登場『仮面ライダー』
作者石ノ森章太郎(原作)
演
小林昭二(昭和テレビシリーズ)
宮内洋(『THE FIRST』)
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立花 藤兵衛(たちばな とうべえ)は、仮面ライダーシリーズに登場する架空の人物。シリーズの重要なキャラクターの一人である。 『仮面ライダー』から『仮面ライダーストロンガー』までのシリーズに登場し、小林昭二が演じた。 当初は本郷猛のオートバイにおける師であり、スナックのマスターという役どころである。そのため、「立花さん」や「マスター」と呼ばれていたが、後に「親父さん」と呼ばれるようになった。レーシングクラブや少年仮面ライダー隊では「会長」とも呼ばれている。「おやっさん」とも呼ばれているが、これは劇中で使用された呼び名ではなく、本郷役の藤岡弘の癖のあるイントネーションで「親父さん」がそう聞こえることから、後に愛称として定着したもの。『仮面ライダーアマゾン』では挿入歌として、小林昭二の歌唱による「俺は立花藤兵ェだ」が制作され、『仮面ライダーストロンガー』の第4話で使用された。 城北大学出身で、本郷や風見の先輩でもある[1]。 シリーズによって以下のように職業や立場を変えながら、歴代仮面ライダーおよびその戦いに協力した若者たちの後見人として、彼らを物心両面から支えていた。 上記のほか、テレビスペシャル2本(『全員集合!7人の仮面ライダー!!』と『不滅の仮面ライダースペシャル』)でナビゲーター役を演じている。 エンジニアとしての高い技術を持ち、『仮面ライダー』では本郷や滝和也と共同で新サイクロン号を開発したほか、『アマゾン』では高坂教授が持ち帰った古代インカ文明の設計図を元にジャングラーを完成させている。トレーナーとしても有能で、歴代仮面ライダーの訓練に協力し、その能力はショッカー側からもイカデビルのコーチ役として招請されるほど高い評価を受けている。格闘の心得もあり、実力はかなりのもので、自ら戦闘員や怪人と戦うこともある。コーヒーを入れる腕は一流である。
各作品での立花藤兵衛
テレビシリーズ
『仮面ライダー』
第1話 - 第13話:スナックアミーゴのマスターで立花レーシングチームのオーナー。
第14話 - 第73話:立花オートコーナー経営者で立花レーシングクラブ会長。
第74話 - 第98話:少年仮面ライダー隊会長(レーシングクラブは存続しているらしいが、それについての描写はない)。
『仮面ライダーV3』:少年仮面ライダー隊会長(隊長兼務)。スポーツ用品店「セントラル」を経営しているが、レース活動は継続している。
『仮面ライダーX』:コーヒーショップ「COL」のマスターであるが、レース活動は継続している。
『仮面ライダーアマゾン』:レーサーとして現役復帰。特に店を持たないが、エンジニアも兼業しているらしい。
『仮面ライダーストロンガー』:無職。レーサー候補生を探す旅の途中でストロンガー=城茂と知り合う。
制作関連
『仮面ライダー』の初期企画案『十字仮面(クロスファイヤー)』にて本郷の腹心として藤堂権兵衛が設定され、伊上勝による検討脚本「怪奇蜘蛛男」にて名前が立花藤兵衛に改められた[2]。この時点では『柔道一直線』などに出演していた高松英郎が配役されていた[2]。実際に起用された小林昭二は、『ウルトラマン』と『キャプテンウルトラ』の公開引継ぎ会にて前者に出演していた小林と後者のプロデューサーを務めていた東映の平山亨が出会ったことに端を発しており、平山は小林の人間性や子供番組に対する姿勢に共感し、『仮面ライダー』での起用に至った[2]。