竈山神社
拝殿
所在地和歌山県和歌山市和田438
位置北緯34度12分3.69秒
東経135度12分16.01秒
竈山神社(かまやまじんじゃ、釜山神社)は、和歌山県和歌山市にある神社。式内社、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。目次 和歌山市南部、竈山の地に鎮座する。「竈山」とは『古事記』『日本書紀』に見える地名で、両書では神武天皇(初代)長兄の彦五瀬命(五瀬命)が竈山に葬られたという。当社はその彦五瀬命の神霊を祀る神社であり、本殿の背後には彦五瀬命の墓と伝える竈山墓(かまやまのはか、宮内庁治定墓)がある。 明治初期までは小さな社であったが、戦前の国家神道の発展に伴って最高の社格である官幣大社に位置づけられ、さらに社殿等が整備されて現在に至っている。また境外摂社として、式内社(名神大社)である静火神社を所管する。 和歌山市内にある日前神宮・國懸神宮と竈山神社、伊太祁?曽神社に参詣することを「三社参り」と言う。 祭神は次の通り[1]。 祭神関係略系図 ??草葺不合尊 玉依姫
1 概要
2 祭神
3 歴史
3.1 創建
3.2 概史
3.3 神階
3.4 神職
4 境内
5 摂末社
6 祭事
7 登場作品
8 竈山墓
9 現地情報
10 脚注
11 参考文献
12 関連文献
13 関連項目
14 外部リンク
概要
祭神 彦五瀬命(五瀬命)『前賢故実』より。
主祭神
彦五瀬命(ひこいつせのみこと)「五瀬命」とも。ウガヤフキアエズとタマヨリビメの間に生まれた長男(第1子)で、神武天皇の長兄。
配祀神
左脇殿:彦五瀬命の兄弟神
稲飯命(いないのみこと) - 『日本書紀』本文では第2子(一書で第3子)。
御毛入沼命(みけいりぬのみこと) - 『日本書紀』本文では第3子(一書で第2子)。
神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと、初代神武天皇) - 末弟(第4子)。
右脇殿:神武東征に従軍した随身
高倉下命(たかくらじのみこと) - 熊野の土豪。
可美眞手命(うましまでのみこと) - 物部氏祖。
天日方竒日方命(あめのひがたくしびがたのみこと) - 大神氏祖。
天種子命(あめのたねこのみこと) - 中臣氏祖。
天富命(あめのとみのみこと) - 忌部氏祖。
道臣命(みちのおみのみこと) - 大伴氏祖。
大久米命(おおくめのみこと) - 久米氏祖。
椎根津彦命(しいねつひこのみこと) - 倭氏祖。
頭八咫烏命(やたがらすのみこと) - 賀茂氏祖。
彦五瀬命稲飯命御毛入沼命神日本磐余彦命