突然失礼致します!
Excuse Me!
監督熊谷宏彰(総監督)[1]
山口健人(アニメーション)[2]
180人の学生監督たち
原案村悟 [3][注 1]
製作玉山佑典
福井健一郎
布川太平
森孝史
中畑智
中村星太[4]
大橋将太郎[4]
佐藤才起
磯山晴彦
川島藍丸
村悟
伊藤潤[5]
北川琳[5]
天野雄喜
坂元祐文
佐藤桂一
林龍太郎
小城大知[6]
山口健人
製作総指揮熊谷宏彰
音楽織部雷[7]
主題歌坂元祐文「まごころ」[8]
篠田衛・すっちょ「Present」[8]
配給A_JAPARATION_FILM[9]
公開 2021年1月16日[10]
上映時間90分(劇場公開版)[9]
194分(完全版)[9]
製作国 日本
言語日本語
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『突然失礼致します!』(とつぜんしつれいいたします!)は、2021年1月16日公開の日本のオムニバス映画。総監督は熊谷宏彰。
キャッチコピーは「コロナ世代、映画で闘う」[11]。全国約100大学の約120団体から学生監督180人、スタッフ・キャスト総勢500人以上が参加し、実写映像からCGを活用したもの、アニメーションやメディアアートに至るまで、さまざまな表現技法を駆使して制作された[9]。「希望」を共通のテーマとした1作品1分以内の短編180作品により構成されている[12]。 2020年4月に発起人[13]の群馬大学映画部の熊谷宏彰が、全国の映画サークルのSNSに「突然失礼致します!」というメッセージとともにオンラインでの交流会の開催を呼び掛けたことから始まった[1][14]。 そこで多くの学生が「(コロナ禍の影響で課外活動の自粛を余儀なくされ)撮りたいけど撮れない」という葛藤を抱えていること[12]に気付いた熊谷は「複数大学による合同映画制作」を提案[15]。この提案が日本全国の映画サークルから支持を受け[14]、同月21日[16]に製作が本格的に始動するに至った[1][15]。 大学の枠を超えたメインスタッフ(製作委員会)[4]が組織され、オンラインミーティングのみで企画会議から公開までの全工程を行い、プロジェクトの全体像を練り上げていった[17][18]。同年5月から7月の2ヶ月に渡って参加大学からの作品提出を募り[12]、最終的に180本の作品提出があった[19]。 なお作品提出においては「作品の共通テーマを『希望』とすること」「各作品の動画尺は1分以内に収めること」「3密を避け、撮影は屋内のみで行うこと」の3点がルールとして設定された[10][20][21]。 2020年8月16日に動画配信プラットフォーム「YouTube」上にて176作品を収録したバージョンの無料公開を開始した[22]。公開開始から1週間時点での再生回数は13,000回にも登った[23]。 また、9月1日には未公開作品を追加した全180作品収録の「完全版」の公開を開始[19]。併せて劇場公開の作品選定を目的とした人気投票を開始した[23]。 このYouTube上での無料公開は2020年11月1日[注 2]まで実施され、累計再生回数25,000回を突破した[25][26][21]。 2020年8月7日から9月29日までの約2ヶ月に渡り、劇場公開を目標としたクラウドファンディングを「CAMPFIRE」で実施[4][27]。最終的に当初目標額比279%にあたる支援総額1,118,500円の資金調達を達成した[28]。 このクラウドファンディングの成功を受け、11月24日に開催された群馬県庁での記者会見[25]にて、群馬県高崎市(高崎電気館)[11][29]、東京都千代田区(アテネフランセ文化センター)、京都府京都市、兵庫県神戸市、広島県東広島市(東広島芸術文化ホールくらら)[30][31]、福岡県福岡市の全国6都市のミニシアターでの劇場公開の予定を発表した[26][10][20][21]。
概要
企画
製作
Web上での先行公開
クラウドファンディング
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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