空条承太郎
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空条 承太郎
初登場原作・12巻・Part3第1話「悪霊にとりつかれた男の巻」
アニメ・第26話 「神となった男」
作者荒木飛呂彦
伊勢谷友介
梁田清之
小杉十郎太
稲田徹
小野大輔
高森奈津美
詳細情報
愛称承太郎
ジョジョ(JOJO)
性別男性
親戚ジョナサン・ジョースター高祖父
エリナ・ジョースター(高祖母
ジョージ・ジョースターII世(曽祖父
エリザベス・ジョースター(曾祖母
ジョセフ・ジョースター祖父
スージーQ・ジョースター(祖母
空条貞夫(
空条ホリィ(
東方仗助叔父
静・ジョースター(義叔母
空条徐倫
アメリカ人女性(妻)
国籍 日本
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空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)は、荒木飛呂彦漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する人物。Part3『スターダストクルセイダース』の主人公。第三部のジョジョ。
人物

1970年または1971年生まれのみずがめ座[注 1]。日本人の父とイギリス系アメリカ人の母を持つ。血液型はB型。身長は195cm、体重は82s[1]。瞳の色は「ややグリーン(原作表記に基づく)」、髪の色は黒。父はジャズミュージシャン・空条貞夫[注 2]、母はジョセフ・ジョースターとスージーQ夫妻の一人娘ホリィ。空条徐倫は実娘(長女)に当たる。

英表記は「Jotaro Kujo」。屋敷の表札は旧字体の「空條」。荒木によると名前は「条」「承」と、「じょう」を続けることだけは初めから決まっており、後は漢和辞典を見ていて目についた「空」の字を付けたという[1]。「承」は継承、ジョジョのテーマである受け継ぐという意味。Part4やPart6で承の字義の解説がある[2]

常に寡黙かつ冷静沈着だが、根は激情家で正義感が強い。沈着冷静であることが後述のスター・プラチナと相まって承太郎の強さの要因となっている。スタンドを除く戦闘スタイルは「敵の背後をとる」ことが多い。頭の回転が速く、口癖として「やれやれだぜ」(Part4ではやれやれだ)とつぶやくことが多い。外当たりの態度はやや無愛想な一方、仲間や肉親を思いやる優しさも持ち合わせており、各部において仲間からは厚い信頼を寄せられているほか、母であるホリィからもそうした性格をよく理解されている。他者を人質に取ったり騙し討ちや不意打ちを狙うような卑劣な悪党(ラバーソール、鋼入りのダン、テレンス・T・ダービーなど)には命乞いにも耳を貸さず容赦なくとどめを刺す一方、ンドゥールのように悪人なりに誇り高い一面を見せた者に対しては敵ながら敬意を表するといったこともある。

シリーズを通して最も多く、そして長期に渡って活躍した。モデルはクリント・イーストウッド[3]

Part3では改造された学帽学ランを着用しており、学帽には左手の平のマークが付いている(ごく少数だが、中指にペンダコがある右手の甲のマークの場合もある)。これは本作を象徴するマークとして、Part3以降もさまざまな場所で登場している。服装の学ランは、横山光輝の漫画『バビル2世』の主人公・浩一が学生服のまま砂漠で活躍する姿に強く影響を受けている[1]。Part4以降では帽子と厚手のコートを身に着けている。Part4の最後でかぶっている帽子には、手の平マークと共に、♂と♀を合わせたプリンスの古いマークが描かれている[注 3]

帽子は滅多なことが起こらない限り脱がず、後頭部と一体化しているように描かれているが、これはデザインとして主人公の空条承太郎のマークであると作者が決めたもので、後ろから見ても遠くから見たシーンを描いても、承太郎とわかるようにするためである[4]

承太郎の生まれた年は、資料によって若干のぶれがある。単行本14巻では17歳のみずがめ座(1月20日?2月18日生まれ)とされており[5]、生年は明かされていない。単行本29巻では1999年4月時点で28歳とされており[6]、これはアニメ版の第四部においても同様である[7]。公式ファンブック『JoJo6251』では1970年生まれと記載されている[8]

なお、第三部の年代設定も承太郎の生年と同様にぶれが存在している。原作の第三部では、作中の具体的な年月については触れられていない。第四部では、主人公の東方仗助が1987年の50日間、第三部劇中のホリィと同様に原因不明の高熱で生死の境をさまよったことが語られている[9]。一方、単行本に記載の家系図では、DIOが承太郎によって倒されたのは1989年とされている[10]。また、『JOJO6251』の年表によると、第三部の物語は1987年11月下旬から1988年1月上旬の出来事とされている[11]テレビアニメ版の第1話では冒頭に1987年とテロップが表示されている[12]。作者の著書によると第三部の時代設定は1988年とされているが[13]、『ジョジョの奇妙な冒険』公式ポータルサイトにおける記載では、1989年が舞台とされている[14][15]
劇中での活躍
Part3『スターダストクルセイダース』

東京都在住17歳(公式年表およびアニメ設定は1987年[11][12]、原作者の著書では1988年[13]時点)の男子高校生[注 4]。100年前に高祖父のジョナサン・ジョースターと共に海へ沈んだはずのDIOが復活した影響で、祖父のジョセフと共にスタンド能力に目覚める。スタンド発現の悪影響で重体になった母のホリィを救うため、ジョセフモハメド・アヴドゥル花京院典明ジャン=ピエール・ポルナレフ、イギーら仲間たちとともにDIOを打倒すべく、エジプトを目指す。敵スタンド使いたちと激しい戦いを繰り広げ、Part3にて無敗。カイロでDIOとの直接対決となり、スタンドの真の能力を覚醒させてDIOを撃破する。こうしてDIOとジョースター家の100年にわたる因縁に終止符を打った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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