空戦魔導士候補生の教官
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空戦魔導士候補生の教官

テレビアニメのロゴ
ジャンル学園[1]ファンタジー
小説
著者諸星悠
イラスト甘味みきひろ
出版社富士見書房KADOKAWA
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間2013年7月20日 - 2017年7月20日
巻数全14巻+EX1巻(電子)
漫画
原作・原案など諸星悠(原作)
甘味みきひろ(キャラクター原案)
作画獅童ありす
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2014年9月号 - 2016年9月号
巻数全4巻
アニメ
原作諸星悠
監督稲垣隆行
シリーズ構成山口宏
脚本山口宏、あおしまたかし
キャラクターデザイン堀内修
音楽久米大作
アニメーション制作diomedea
製作E601小隊
放送局TOKYO MX
放送期間2015年7月 - 9月
話数全12話+OVA
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『空戦魔導士候補生の教官』(くうせんまどうしこうほせいのきょうかん)は、諸星悠による日本ライトノベルイラスト甘味みきひろが手掛けている。富士見ファンタジア文庫富士見書房KADOKAWA)より2013年7月から2017年7月まで刊行された。第24回後期ファンタジア大賞金賞受賞作[2]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年7月)(使い方

第1部(1 - 5巻)
突如として現れ、その身に呪力と呼ばれる力を宿し、地上を蹂躙していった謎の存在、魔甲蟲。人々は魔甲蟲に対抗すべく、その居住区を浮遊都市に移し、魔力と呼ばれる力をその身に宿す《ウィザード》の中でも魔甲蟲と戦える唯一の存在《空戦魔導士》の育成に力を入れていた。そんな浮遊都市の中でも《空戦魔導士》の育成に力をいれる学園浮遊都市の一つ、《ミストガン》。カナタ・エイジは《ミストガン》の空戦魔導士科(ガーディアン)本科2年に所属する生徒であり、特務小隊(ロイヤルガード)S128小隊にも所属していた《ミストガン》きってのエースだった。しかし、ある時を境にエイジは仮病を理由に本来の任務などをサボるようになり小隊の仲間から距離を取っていた。そして、普段やっていることは後方支援科(ロジスティクス)の手伝いをするなどの雑用。そのため、同じ《ミストガン》の生徒からはあられもない様な噂などを立てられ「裏切者」と呼ばれ、忌み嫌われていた。ある日、元カナタの同僚のクロエが空戦魔導士科長に、10戦10敗のFランク小隊と揶揄される落ちこぼれ小隊の教官適任者として勝手にカナタを推薦したため、ミソラ・ホイットテール、レクティ・アイゼナッハ、リコ・フラメルの3名からなるE601小隊の教官をさせられることとなった。
登場人物

声はドラマCD版・アニメ版の声優
ミストガン
E601小隊
カナタ・エイジ
声 -
松岡禎丞[3]本作の主人公[1]。E601小隊の教官兼S128特務小隊隊員。空戦魔導士科本科2年。17歳。長身痩躯でアホ毛の少年。《黒の剣聖(クロノス)》の異名を持つ。かつては小隊のエースとして活躍していたが本編開始から半年前に任務中起こったとある事故で負傷、最強小隊を決めるランキング戦を無断欠席し、それ以来「病気療養」の名目で後方支援科の手伝いをしていたため、陰で「裏切り者」と蔑まれていた。スタンドプレーが目立つなど集団行動が苦手な面もあるが、面倒見はよいという理由からクロエにE601小隊の教官として推薦される。飄々とした性格で真意を容易につかませず、事故の情報を隠している。教官として訓練を命じる際、他人には予測できない内容を実施するため、メンバーから反発されることも少なくないが、確実な成果を上げつつある。伝えるべき情報を省略しすぎる傾向があり、「ん?言わなかったか?」が口癖のようになっている。また、空戦魔導士たちからは嫌われているのとは対照的に後方支援科の学生たちからは高い能力から尊敬を集めている。レタスが嫌いなど子供っぽい一面もある。教え子をはじめとする多くの女性から好意を向けられているもののかなり鈍感なため気づいておらず、デリカシーもないので余計なことを言ったりする。「事故」の真相は、囮として他の小隊員を撤退させた後に魔甲蟲同士が共食いを始め、その片方が自分をかばうような動きをして劣勢に陥っているのを目撃し、魔甲蟲側の救援に向かったがキルスティの攻撃を受けてエミリーとともに撃墜されてしまい、重傷を負ったためエミリーが体内に入る形で救われたというもの。交戦時の記憶をエミリーに消され、気づいた時には2つの後遺症を残していた。その一つが魔力の大幅な減少で、収束魔砲を一発放つだけでも軽度の魔力切れを起こすような状態になっており、消耗を抑えるため飛行も魔法ではなく<ブラックホーク>と名付けた通常の3倍の速度が出るようにカスタマイズした<ホウキ>に頼っている。もう一つの影響として体に呪力が宿っており、《崩力》をも発動させることができる。チカラの使用により高い戦闘力を発揮するほか、回復力も異常に向上している。人類の中では唯一理性を保ったまま《崩力》を使うことができる希少な存在だった。チカラの総量自体は変化しておらず、後に魔力減少は呪力とエミリーの思念に対する防衛反応を起こした結果であると判明した。周囲にはこのチカラのことを隠しているが、後にE601小隊の面々や空戦魔導士科の上層部には知られることとなる。空戦武闘会で訪れた《ベベル》で<キメラ・オルム>の攻撃を受けた結果、呪力が暴走してしまったため、エミリーを体外に出す形で状態を安定させる。エミリーとの交戦後、彼女に魂を分ける代わりに受け取った呪力から、呪いを取り除いた「冥力」を身に着け、さらには魔力と冥力を合成させた《絶力》を発現できるようになったことで、対人型魔甲蟲戦における人類の最高戦力となる。武装は漆黒の魔砲剣<グラディウス>。また、ダガーを手に「左の護剣(マインゴーシュ)」と呼ばれる相手の攻撃を見切り受け流す剣術も得意とする。
エミリー・ウィットベルン
カナタの中に存在していた呪力の正体。もともとは人型魔甲蟲の一人である女性。《翼撃の狩人(ヤークトウィング)》の二つ名を持つ。能天気な性格でほかの人型魔甲蟲の子供たちからは教師として慕われていた。魔力を有し《崩力》も使えるエリートだったが、魔力を持たない人型魔甲蟲たちを冷遇するゼスに反発し、彼らの保護と引き換えに《ベベル》で教皇陛下のスパイとなりゼスのもとに潜入していた。しかし、裏切りが露見したためにキルスティに狙われ、交戦中に助けに入ったカナタとともに撃墜されてしまい肉体の大半を失う致命傷を負うが、同じく重傷を負った彼を救うため肉体の死と引き換えに、呪力を使って思念体となり呪核とともに体内に入り込んだ。カナタの暴走を鎮めるために一時的に肉体を再構築したが、肉体を失ったことで呪力のコントロールができなくなっており、3日で暴走するという状態で彼に調伏されるのを待つばかりだった。そのため本来の前向きさも失っていたが、かつて面倒を見ていた子供たちとのふれあいやカナタとの交戦を経てもっと生きていたいと願うようになる。そこでカナタが呪力による流脈(パス)を利用して魂の半分を分け与えたことによって死を免れ、その後は妖精ほどの大きさまで体が縮むことと引き換えに、肉体の維持に最低限必要な分の呪力と魂を除くすべてのチカラを返却した。かつて使用していた武器は呪剣<ターディス>。呪詛は8枚の漆黒の翼(暴走時には16枚)を自在に操る「黒き双翼(フリューゲル)」。
ミソラ・ホイットテール
声 - 山本希望[3]E601小隊小隊長。空戦魔導士科予科2年生。14歳。母譲りの紅い髪の小柄な少女。華奢な体格で小隊内では一番スタイルが貧弱なことにコンプレックスを持つ。昨年度末の成績は座学がD、実技試験はE(134連敗のため)で自主退学を推奨されている。学力に関しては、魔砲剣に必要な砲撃系の基礎知識のみならず一部の一般常識[注 1]すら欠けており、向こう見ずで頭に血が上りやすい性格も相まって「アホ」「お馬鹿」などと言われることもある。真面目で正義感が強く、たとえ自分より腕が立つ相手であっても無法者には臆さず立ち向かう勇気を持つ点はカナタやブレアから評価されている。潜在魔力量だけならAランクを超えており、非常に高いスタミナと加速力を持つ。一方で剣術や砲撃術は「素人に毛が生えた程度」と評されるほど低く、カナタには「中衛の魔法師へコンバートした方が長所を生かせる」と指摘されたが、後述の魔砲剣に対する強い思い入れと覚悟を見たカナタは、ミソラを今まで通り魔砲剣士として育成するように方針を転換した。


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