空から日本を見てみよう
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空から日本を見てみよう
ジャンル
バラエティ番組/紀行番組/旅番組
出演者伊武雅刀柳原可奈子
(いずれも声の出演)ほか
製作
制作テレビ東京
BSジャパン(『plus』のみ)

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

特別番組
放送期間2008年1月27日12月7日
放送時間20:00 - 21:48
放送枠日曜ビッグバラエティ (テレビ東京)
放送分108分
回数2

空から日本を見てみよう
プロデューサー高瀬義和(テレビ東京)
酒井英樹(零CREATE
永井宏明(テレビ東京、CP)
オープニング中村幸代『Land of Innocence?希望の大地』
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2009年10月15日 - 2011年9月15日
放送時間木曜日19:58 - 20:54
放送分56分
回数72
公式サイト

空から日本を見てみようplus
プロデューサー高橋弘樹(テレビ東京)
内山慶祐(unit)
放送期間2012年10月2日 - 2018年9月27日
放送時間火曜日20:00 - 20:55
木曜日21:00 - 21:54(2017年4月- )
放送分54分
回数284
公式サイト

くもじいの休日 空から伊勢志摩を見てみよう
放送期間2014年2月3日 - 3月31日
放送時間月曜日20:55 - 20:59
放送分4分
回数9
公式サイト

番組年表
関連番組天空散歩
特記事項:
ハイビジョン制作
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『空から日本を見てみよう』(そらからにほんをみてみよう)は、テレビ東京系列で放送されたバラエティ番組紀行番組である。

本項では、BSジャパンで、続編として2012年10月2日から 2018年9月27日まで放送されていた『空から日本を見てみよう plus』[注 1](そらからにほんをみてみよう プラス、以下『plus』と表記)、外編として放送されていた『くもじいの休日 空から伊勢志摩を見てみよう』(くもじいのきゅうじつ そらからいせしまをみてみよう、以下『くもじいの休日』と表記)についても記述する。それらの内容は共通のものが多いが、「地上波レギュラー時代」と示した場合はテレビ東京系列で放送されていた内容のみに対する記述である。
概要

ヘリコプターによる空撮映像を用い、2つのキャラクター化されたが空を散歩する設定で地上波レギュラー時代は関東地方を中心に、『plus』では全国各地の名所・建物や自然・風景、名産品などを探索する番組。それらを雲をモチーフにしたキャラクターがその弟子に教える形で進行する。空から見つけた変わった建物や場所などは地上での取材と合わせて紹介する。

2008年に『日曜ビッグバラエティ』でパイロット版が2回放送された後、2009年10月15日から毎週木曜日レギュラー放送されるようになった。なお地上アナログ放送では、一般的な番組に先駆けて[注 2] 同年12月からレターボックスで放送されていた。

チーフプロデューサーの永井宏明によると、旅番組の延長線上からの発想ではなく、永井や放送作家の伊藤正宏を始め、スタッフの中に変わった建物が好きな者が多かったことから生まれたという[1]。「男の子が本能的に喜ぶことに忠実にやる」ことを裏コンセプトとするなど、旅行番組とは異なる演出を意識しており、あえて観光名所やグルメスポットの紹介などは控え目にし、Google Earthのみに頼らず実地探索を行ったり、建造物にテロップを付けるのに長時間を費やしたりするなど、手間はかなり掛かっているという。

番組中の地図提供は基本的にマピオンが、航空写真の提供はBing MapsまたはYahoo!が、それぞれ行っているが、状況によりGoogle マップgoo地図が採用されることもある。

2011年9月15日の2時間スペシャルをもって、テレビ東京系列での丸2年間の地上波レギュラー放送を終了。

2012年10月2日よりBSジャパンで、本番組の続編である『空から日本を見てみようplus』が、BSジャパンとテレビ東京の共同制作で放送開始された[2]。地上波レギュラー放送と比較し、各地区の伝統工芸品、名産品など多く紹介し、旅番組要素が強くなった[注 3]。また「測れ!トンガリ計測部」「もじゃハウス」など人気コーナーを除き、コーナーを大幅に削減[注 4]。「茅葺きトタンハウス」など新コーナーも始まった。2014年の中ごろからはスタッフクレジットの時間が短くなり、その短縮された分に次回予告が挿入されるようになった[注 5]

2014年2月3日よりBSジャパンで、本番組の外編である『くもじいの休日 空から伊勢志摩を見てみよう』が、近畿日本鉄道の単独スポンサーの5分間番組としてBSジャパンとテレビ東京の共同制作で全9回放送された。「くもじい」と「くもみ」が休日をとれたので伊勢志摩を観光するという設定。番組の最後は翌日放送の『空から日本を見てみようplus』の案内が流れた。

2017年12月28日の放送回をもって、初代ナビゲーターの くもじい・くもみ は地上波時代2年を含む7年3ヶ月で番組を卒業。2018年1月11日放送回より後継案内役として くもじゅんいち・くもみーヌ・くも神様(声は伊武・柳原が引き続き担当)が就任することが発表された[3]
出演者・キャラクター

番組の演出として、芸能人やアナウンサーなど進行役としての出演者が一切登場しない。その代わりとして、雲をモチーフにしたキャラクターの掛け合いを軸に番組は進行する。紹介するスポットの詳しい説明はナレーション担当者が行っていた。
2代目キャラクター

2018年1月11日放送回より最終回にかけてくもじい&くもみに代わって登場。3人共、先代のくもじい&くもみのことは全く知らないらしい。ポジションは基本的にくもじゅんいちが画面左端、くもみーヌが画面右端だが、くも神様が登場した際は画面左端に現れ、同時にくもじゅんいちとくもみーヌは画面右端に上下に並ぶ位置取りになる。

くもじゅんいち - 声:伊武雅刀
落ち着いたいい声のダンディーな番組のガイド役で事前に一通りの勉強をしてくる努力家だが、若干間抜けな一面もある。カイゼル風の口髭とリーゼント風の頭部が特徴。くもみーヌを含め誰に対しても敬語で話し、義理人情に厚く涙もろいが、若い頃はかなりやんちゃだったらしい。住民などに話を聞く時には「恐縮です(お邪魔します)、くもじゅんいちです」と声をかける。実直だがところどころ抜けている上融通が利かず、くもみーヌの自由奔放な種々の興味に対して戸惑うことも多い。

くもみーヌ - 声:柳原可奈子
パッチリした青い瞳の目とまつ毛とポニーテール風の頭部が特徴。くもみに比べて声のトーンが低く、大人っぽい声質。人間でいう仏日ハーフの帰国子女で、フランス語よりも日本語の方が得意。「クールだわ」が口癖で自由闊達、ストレートな発言に加え好奇心が強く、しばしばくもじゅんいちに鋭いツッコミを入れる。くもじゅんいちの事は「くもじゅん」と呼ぶ。くもみ同様食べることが好きであり、「幸せ」などと言う。

くも神様 - 声:伊武雅刀(二役)
年齢不詳(かなり高齢)の雲の神様であり、外見はくもじいに似ていて眉毛と口髭に当たる部分のボリュームが増したほか、頭上に天使の輪のような物がある。声質と口調もくもじいに酷似している。通常はくもじゅんいち&くもみーヌのさらに上空にいて、以前はナレーションが担っていた番組の重要な説明の時(主に歴史に関係すること)に時折登場する。くもじゅんいち&くもみーヌのお目付役的存在で、わからないことがある時などに助言してくれたりもする。
初代キャラクター

2017年12月28日放送回を以て番組を卒業。 2018年9月27日の最終回の中で映像内にぬいぐるみとして登場し、終盤で番組終了の挨拶とプレゼントの告知を行った。

くもじい - 声:伊武雅刀
乗り物が好きな9611歳(人間では63歳に相当)という設定がある[4]低気圧生まれ(父親が入道雲、母親がうろこ雲)。目の上に眉毛、目の下に白い口のような雲がそれぞれ付いている。ポジションは画面向かって左。現在の職業は「隠居中」。前述のとおり、気体なので実体を持たないが、ドライアイス湯気になってしまうので氷点下の場所や温泉などには長時間滞在できない(くもみが『あまり長い間浸かってると湯気になっちゃいますよ』と注意してたりする)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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