穴吹興産株式会社
Anabuki Kosan Inc.
本社 穴吹五番町ビル
種類株式会社
市場情報東証スタンダード 8928
穴吹興産株式会社(あなぶきこうさん)は、香川県高松市に本社を置く総合不動産会社。高品質「アルファ」ブランドのマンション分譲を展開している。対外的な表示はひらがな書きを混ぜた「あなぶき興産」を使用する[1]。 西日本エリアの地方県庁所在地および郊外地域を中心に430棟(22,000戸)以上の供給実績を持つ「アルファ」ブランドの分譲マンション事業を展開している。アルファマンションシリーズはエリア特性を熟知したマンション開発を行っている。近年[いつ?]では西日本エリア以外(東京都、千葉県、静岡県、長野県、群馬県)でも「アルファ」マンションシリーズの分譲を行っている。一般的な分譲マンションだけではなくリノベーションマンションや、コーポラティブハウス、再開発も手掛けている。 1964年、穴吹工務店社長(当時)の穴吹夏次により、穴吹工務店グループの企業として設立された。しかし、当初から資本関係は独立した形であった。これは夏次と夫人・キヌヱが「資本三分割法」を実践した結果であったという[2]。 穴吹興産が1985年にマンション分譲事業に参入したことで競業関係となり、穴吹工務店グループより独立したが、創業家の人的関係は残り、シンボルマークは夏次の没後2年が経過した2002年まで共通のものを使用し、2002年に現行のCIマークを制定している(同時期に穴吹学園も独自のCIマークを制定)。 穴吹工務店が会社更生法を申請する前は、社長が兄弟同士(夏次の子息)という関係であったが、その後穴吹興産が株式を上場し、穴吹工務店が穴吹家の手を離れ、非上場のまま大京の傘下となったことから、穴吹工務店とは資本だけでなく人的にも関係が解消され、全く別の企業及びグループとなった。また穴吹学園とは創業家の人的関係は残っているが、事業面での関係が希薄となっている。
概説
穴吹工務店との関係
沿革
1964年5月 - 穴吹興産株式会社設立。
1970年2月 - 立体駐車場事業進出。
1979年1月 - ホテル事業進出。
1984年3月 - 不動産分譲事業に進出。
1985年6月 - ファミリーマンション分譲第一号となる「アルファステイツ木太」(香川県高松市)を分譲。
2002年10月 - 一般に使用する商標を従来の「穴吹」から仮名書きの「あなぶき」に変更、穴吹工務店と異なる新CIマークを制定。
2003年7月 - 株式会社あなぶきリアルエステートを設立。
2004年6月 - 大阪証券取引所2部に上場。
2005年7月 - 戸建住宅事業部門を分社化し、あなぶきホームプランニング株式会社(現:あなぶきホーム株式会社)を設立。
2006年6月 - 大阪証券取引所1部に上場。
2006年11月 - 不動産仲介事業部門を分社化し「穴吹不動産流通株式会社」を設立。
2006年12月 - 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得。
2007年5月 - あなぶき興産九州株式会社が株式会社東峰住宅(福岡市博多区)の不動産開発事業を譲り受ける。
2008年4月1日 - 香川県県民ホールの命名権取得。同日より「アルファあなぶきホール」となる。
2008年5月 - 障がい者雇用を目的として「あなぶきパートナー株式会社」を設立。
2008年9月 - あなぶき興産九州株式会社がアーサーヒューマネット株式会社(福岡市中央区)の不動産開発事業を譲受ける。
2009年6月 - シニア向けサービス事業を目的として「あなぶきメディカルケア株式会社」を設立。
2010年8月 - ライフサポート事業を目的として「あなぶきパワー&リース株式会社」(現・日本電力株式会社)を設立。
2012年4月 - 主要株主等の合併により株式会社穴吹ハウジングサービス(香川県高松市)が親会社となる。
2013年7月 - 大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所1部に上場。
2014年6月 - 未来を担う子供たちの健全な育成を目的とした地域貢献活動「あなぶキッズプロジェクト」を開始。