稲葉なおと
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稲葉 なおと(いなば なおと、1959年9月24日 - )は、日本の紀行作家である。一級建築士
略歴

東京都に生まれる。[1]

東京都立立川高等学校を卒業。東京工業大学工学部建築学科篠原一男研究室)を卒業。

1995年、「マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード」受賞。

1998年、自らの海外でのホテル宿泊体験をつづった写真付きの短篇旅行記集『まだ見ぬホテルへ』を刊行。この本が紀行作家としてのデビュー作となる。

2000年に刊行した、自ら執筆のイラストを添えた長篇旅行記『遠い宮殿?幻のホテルへ』で2001年、JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。以後、建築専門家ならではの視点で選んだ国内外の名建築のホテル、旅館を題材に旅行記と写真を発表し続ける。

2006年資生堂銀座に保有する2つのギャラリー、資生堂ギャラリー及びハウス オブ シセイドウにおいて、約2カ月間に及ぶ初の合同企画展覧会「都市に生きるアール・デコ」展が開催された際、唯1人の招待作家として、初の写真展「ザ・ホテル」を2会場で同時開催。写真展開催に合わせて初の写真集『アール・デコ ザ・ホテル』を刊行。

2008年、松下電工(現パナソニック電工)の世界の名建築ホテル写真カレンダー、「The HOTEL」を手がける。 初の長編小説『ゼロ・マイル』を刊行。

2010年、初の児童文学『ドクター・サンタの住宅研究所』を刊行。

2011年、小学館から短編小説集『まだ見ぬホテルへ』を刊行。これは、日本経済新聞社および新潮社から刊行された同タイトルの旅行記集を加筆・修正し、書き下ろし6作品を加えたものである。

2013年、講談社より長編小説『サラの翼』を刊行。児童向け旅小説として発表されたが、その内容が社交ダンスにも大きく係わるものだったことから、ダンス愛好家の間でも話題となる[2]。集英社インターナショナルより『匠たちの名旅館』を刊行。

2014年、長編小説『0マイル』及び短編小説集『まだ見ぬホテルへ』が、カラー写真付き新装版で電子書籍化。解説は稲葉浩志

2015年、バルカーカップ第16回統一全日本ダンス選手権(プロフェッショナル統一全日本ダンス選手権大会)において、基本コンセプトの立案及び会場構成などについてアドバイザーを務める。雑誌ダンスビュウにて、大学の競技ダンス部が舞台の長編小説『こころに翼を』を連載開始。

2016年より、バルカーカップ統一全日本ダンス選手権(プロフェッショナル統一全日本ダンス選手権大会)の公式ポスターを撮影。

2017年マツコの知らない世界に「名建築宿」の案内人として出演。

2018年、雑誌サライ7月号にて、表紙及び特集「建築家の宿」を取材・執筆・撮影。グランドプリンスホテル新高輪うずしおにて、ホテル竣工以来初となる写真展「スパイラル-頂上の舞闘会-」を開催。

2019年、講談社より長編小説『ホシノカケラ』を刊行。本書はデビュー20周年記念の長編小説[3]

2020年、エクスナレッジより長編ノンフィクション『夢のホテルのつくりかた』を刊行。

2021年、講談社より児童小説『おはなしSDGs サクラの川とミライの道』を刊行。グランドプリンスホテル新高輪うずしおにて、写真展を開催。

2022年山陽新聞社より写真集『津山 美しい建築の街』を刊行。ポート アート&デザイン津山にて写真展『津山 美しい建築の街』を開催。浪漫館ギャラリーにて写真展『津山 美しい建築の街』を開催。おかやま・ステーションギャラリーにて写真展『津山 美しい建築の街』を開催。グランドプリンスホテル新高輪うずしおにて写真展「スパイラル-名建築で踊る-」を開催。児童小説『おはなしSDGs サクラの川とミライの道』が埼玉・冬休みすいせん図書に選ばれる。


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