この項目では、JR東日本の駅について説明しています。京成電鉄の駅については「京成稲毛駅」をご覧ください。
稲毛駅
西口(2019年12月)
いなげ
Inage
所在地千葉市稲毛区稲毛東三丁目19-11.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度38分14秒 東経140度5分33秒 / 北緯35.63722度 東経140.09250度 / 35.63722; 140.09250 (稲毛駅)
稲毛駅(いなげえき)は、千葉県千葉市稲毛区稲毛東三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。 運転系統としては、快速線を走行する横須賀・総武快速線、および緩行線を走行する中央・総武緩行線の2系統が停車する。
概要東口側(奥はプラウドタワー稲毛)
千葉市都市計画マスタープランによる重要地域拠点(副都心機能)を有する稲毛区の中心駅である。横須賀・総武快速線(総武線快速)、中央・総武緩行線(総武線各駅停車)の2路線が乗り入れている。近傍には京成電鉄の京成稲毛駅が位置している[注釈 1]。
明治初期には文人墨客に愛された別荘地・保養地として、また昭和初期には軍郷として古くから栄えた街である[4]。京成電鉄の京成稲毛駅方面に向かうと商店街が広がり、稲毛浅間神社の門前町が広がる。
駅周辺には千葉ステーションビルの駅ビルであるペリエ稲毛(Perie)や総合スーパーのイオン稲毛店のほか、居酒屋、レストランなどの飲食店、アミューズメント施設などが点在している。また、プラウドタワー稲毛、アイプレイス稲毛、ウェリス稲毛などの大規模マンションが多く、千葉市内でも人口密度が高い住宅街となっている。
明治時代頃には国道14号付近に海岸線があり、海水浴や潮干狩りの客で賑わうリゾート地であった。1888年(明治21年)、県内初の海水浴場が開かれ、同年、医学士の濱野昇により「稲毛海気療養所」(後の海気館)が設立、多くの文人墨客が小説執筆や静養のため訪れていた[4]。また、神谷傳兵衛や愛新覚羅溥傑ゆかりの地でもあり、国登録有形文化財の神谷傳兵衛の別荘「旧神谷伝兵衛稲毛別荘[5]」や溥傑夫妻が新婚生活を送った和風別荘建築「千葉市ゆかりの家・いなげ[6]」が保存されている。 当駅に乗り入れている路線は線路名称上の総武本線であり、運行系統としては快速線を走る横須賀・総武快速線(総武線快速)、および緩行線を走る中央・総武緩行線(総武線各駅停車)の2系統が停車する。 この他に京成稲毛駅から徒歩で約8分の場所に位置している[注釈 1]。 なお、千葉市は過去に千葉都市モノレールを穴川駅から延伸させ、稲毛海岸駅に至る路線を計画しており、その際に中間駅として、当駅に乗り入れる計画が構想されていた[7]。しかし、費用対効果が低いとして、2019年9月にこの計画は中止となった[8]。詳細は「千葉都市モノレール稲毛駅・稲毛海岸駅への延伸構想」を参照
乗り入れ路線
横須賀・総武快速線(総武線快速):快速線を走行する総武本線の近距離電車。 - 駅番号「JO 27」
中央・総武緩行線(総武線各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。 - 駅番号「JB 37」
歴史
1899年(明治32年)9月13日:総武鉄道幕張 - 千葉間に開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1907年(明治40年)9月1日:鉄道国有法により買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
1960年(昭和35年)10月1日:稲毛駅東口開設[1]促進会の働き掛けにより東口完成。
1978年(昭和53年)3月31日:貨物扱いを廃止[1]。
1981年(昭和56年)