稲本正
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稲本正(いなもと ただし、1945年2月5日 - )は、正プラス株式会社代表、オークヴィレッジ会長。NPOドングリの会会長、東京農業大学客員教授、ログハウスオブザイヤー審査委員長、岐阜県教育委員委員長職務代理などを務める。
目次

1 略歴・人物

2 経歴

3 著作

4 脚注

5 参考文献

略歴・人物

1945年2月5日富山県で、父稲本猛は医師、母直子のもとに生まれる。

立教大学にて武谷三男教授らに原子物理を学び、その後実験物理に移り田島研究室に所属し1974年3月まで立教大学職員として勤務。

1974年4月化石資源の乱用による環境破壊や近代合理主義の限界に気づき、長野県での山小屋建設の後、立教大学の職員を退き飛騨へ移住。その後は高山市で木工業に転進し、1975年オークヴィレッジを設立。

創設して間もなく、「100年かかって育った木は100年使えるものに」という循環型の持続可能なモットーを掲げ、同時に生活全般で木を有効利用すべく「お椀から建物まで」というスローガンを掲げる。

1981年には持続可能な循環型の社会創出の為には、森林破壊が進む現代においては植林・育林が不可欠だと広葉樹の植林活動を行う「どんぐりの会」を創設し「こども一人、ドングリ一粒」を合言葉とする。

1991年「木工職人」や森林整備のプロフェッショナルを養成する為の「森林たくみ塾」を創設し初代塾長となる。

1997年からスタートした『森の惑星』(世界文化社)の取材中に、キューガーデン園長のドクタープランス氏と出会い、植物の生命力の源であるエッセンシャルオイル(精油)の事を教わり、アロマに関心を持つきっかけとなる。

その後1999年アマゾン森林研究所(INPA)でローズウッドの生態と植林を知った後、帰国し国産アロマの研究開発をすすめ、2004年に日本産アロマ「yuica」の本格的な製造販売を開始。

2002年より「トヨタ白川郷自然学校」の創設に関わり始め、2005年4月に愛知万博の開催に呼応して開校し校長に就任。現在も設立校長。

2007年から2008年、地域資源活用型研究開発事業に採択され、アロマの抽出そしてその成分分析を行う。

2009年から2013年、農商工連携に取り組み、地域の森林資源活用と日本産アロマの効果測定を行い、日本産アロマに関する研究開発を行う。

2015年から森林・山村多面的機能発揮対策に取り組み、森林資源の調査、森林資源活用方法、地方創生のあり方、樹木の使い方、木製品の可能性などの提案を行う。
経歴

1945年 - 富山県生まれ。

1969年 - 立教大学理学部物理学科卒業後、同大学に勤務。

1972年 - 長野県
大町市近郊に山小屋を造り、工芸村構想を立てる。

1975年 - 立教大学理学部の職を辞し、高山に移住。農家の納屋を出発点に、オークヴィレッジを創設。

1976年 - 清見村に本拠地を移し、工芸村「オークヴィレッジ」をスタート。

1981年 - どんぐりの会を創設。

1987年 - 環境を軸とした総合プロデュース会社「オークハーツ」を開設。

1988年 - 環境庁「環境と文化に関する懇親会」委員。

1991年 - 清見村に「木の文化」を担う新しい人材の養成機関として「森林たくみ塾」を開設。

1993年 - 倉本聰C・W・ニコル椎名誠立松和平野田知佑らとともに、自然保護・回復を目指して活動する作家たちのグループ「自然文化創造会議(C.C.C.)」を創設、議員に就任。

1994年 - 「森の形 森の仕事」(世界文化社)で毎日出版文化賞を受賞。

1997年 - 「森の惑星」取材開始し、世界の森林を訪ね始める。

1999年 - 長年にわたる地域の環境緑化への取り組みが評価され、「みどりの日」自然環境功労者環境庁長官表彰(緑化部門)を受ける。

1999年 - キューガーデン園長のドクタープランスと出会い、植物の生命力の源であるエッセンシャルオイル(精油)の事を教わり、アロマに関心を持つきっかけとなる。

2003年 - トヨタ白川郷自然學校 校長に就任(2007年より設立校長に役職変更)(財)水と緑の惑星保全機構の評議員に就任。

2004年 - 日本産アロマ「yuica」の本格的な製造販売を開始。

2006年 - 朝日新聞土曜be連載「フロントランナー」から40人を厳選した、『逆風を生き抜く革命者たち』に紹介される。

2007年 - 岐阜県教育委員会 教育委員に就任。

2011年 - C.W.ニコル・アファンの森財団理事に就任。岐阜県教育委員会 教育委員長に就任。

2014年 - アロマ学会、総合医学界合同学会において講演を行う。

2015年 - 「樹木から精製した精油と芳香蒸留水から生成する活性酸素と抗酸化性」の論文を共同発表。

2016年 - 「クロモジが発する香りの機能はどこまで追跡されているのか」(アロマリサーチ)を発表。

著作

『緑の生活』角川文庫 1982

『オーク・ヴィレッジだより―緑の工芸村から』講談社 1984

『木は生きている―森林の研究』あかね書房 1985

『森からの発想―サイエンスとアートをむすぶもの』ティビーエス・ブリタニカ 1988

『森の旅 森の人―北海道から沖縄まで日本の森林を旅する』世界文化社 1990

『森に育てられて―飛騨・高山から樹木エッセイ』徳間書店 1992

『森の形 森の仕事―お椀から建物まで 第三次木の文明へのプロローグ』世界文化社 1994

『森の博物館』小学館 1994

『森と心―人はなぜ木によって癒されるか』角川書店 1995

『森の精霊 シルヴァンの秘密』オークハーツ 1996

『木の声』小学館 1997

『森の自然学校』岩波書店 1997

『ソローと漱石の森―環境文学のまなざし』日本放送出版協会 1999

『循環シンフォニー―「森からの発想」その後』阪急コミュニケーションズ 2000

『森の惑星』世界文化社 2001

『えりもの春―木を植えた漁師たち50年の闘い』小学館 2003

『森と生きる 共生進化で持続可能な木の文明』角川書店 2005

『ロハス・シティの夜明け』マガジンハウス 2006

『心に木を育てよう 「緑の環境立国」宣言』PHP研究所 2007

『匠の技にまなぶ木の工作の時間 初級編〈1〉マイ箸・マイスプーンから 』TAC出版 2008

『匠の技にまなぶ木の工作の時間 初級編〈2〉クワガタからスツールまで 』TAC出版 2008

『匠の技にまなぶ木の工作の時間 初級編〈3〉アクセサリーからペザントチェアまで 』TAC出版 2009

『日本の森から生まれたアロマ』世界文化社 2010

『認知症・不眠症へのアプローチ 日本の森のアロマ 黒文字』インプレス 2014

脚注



参考文献

稲本正 『緑の生活』 角川文庫、1982年

典拠管理

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VIAF: 110062977

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更新日時:2019年5月6日(月)11:22
取得日時:2019/07/29 17:22


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