科学の神(かがくのかみ、英語: god of science[1], the god of science[2])とは、ギリシア神話(とヘレニズム文明)のヘルメース[3][4]、ローマ神話のメルクリウス/マーキュリー[3]、ヘレニズム文明のヘルメース・トリスメギストス[4]、エジプト神話のトート[5]、メソポタミア神話(と旧約聖書)のナブー/ネボなど[6]。ギリシア神話のヘルメースローマ神話のメルクリウス
ギリシア神話・ヘレニズム文明
ヘルメース - 「商業・盗賊・雄弁・科学の神」[3]。「ヘレニズム時代によくみられる混交宗教型の神」とされる[4]。
ローマ神話
メルクリウス/マーキュリー - ヘルメースと同様[3]。
ヘレニズム文明
ヘルメース・トリスメギストス - ヘルメースとエジプト神話のトートが習合した神[4]。「至高の者」、あらゆる学芸を司る「聖なる救済者の化身」ともされる[7]。
エジプト神話
トート - 「文芸・暦法・科学の神」[5]。
メソポタミア神話・旧約聖書
ナブー/ネボ - 「芸術,書記,科学の神」[6]。旧約聖書では「ネボ」[6]。
画像ヘレニズム文明のヘルメース・トリスメギストスヘレニズム文明とエジプト神話におけるヘルメース・トリスメギストス/トート
エジプト神話のトートメソポタミア神話のナブー
関連項目
科学 - エピステーメー(知識/科学) - テクネー(技術/学術)
学問の神/知識の神
技芸神/学芸神(ムーサ)
ケーリュケイオン/カードゥーケウス - ヘルメースの杖[8]。この杖が象徴するものは医術・医学[8]・発明・雄弁・錬金術など[9]。
古代科学 - 錬金術 - 自然哲学
ヘルメース主義/ヘルメース思想/ヘルメース哲学 - ヘルメース文書
隙間の神
脚註
注釈
出典^ "god of science"