秋田市役所
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秋田市役所
Akita City Office

情報
用途秋田市行政の中枢施設
設計者日本設計・渡辺佐文建築設計・コスモス設計JV
施工清水建設・千代田興業・シブヤ建設工業・田村建設JV
建築主秋田市
事業主体秋田市
管理運営秋田市
構造形式鉄筋コンクリート造免震構造
敷地面積25,851.40 m²[1]
延床面積30,980.23 m²[1]
階数地上6階、地下1階
高さ29.15 m[1]
着工2013年
竣工2016年4月17日(業務開始は5月2日および5月6日から)
所在地010-8560
秋田県秋田市山王一丁目1番1号
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秋田市役所(あきたしやくしょ)は、日本地方公共団体である秋田市執行機関としての事務を行う施設(役所)である。
概要

2016年(平成28年)に4代目となる市役所本庁舎が竣工し、5月より新庁舎(正式名称は、秋田市庁舎)での業務を開始した。

市役所の主要施設は山王地区にある八橋官公庁団地の一角(3号地)に位置し、山王大通りを挟んで秋田県庁と向かい合う。この八橋団地は1958年(昭和33年)に都市計画決定を受けてから、国・県・市の官公庁施設が一体となって整備された官庁街区であり、1964年(昭和39年)に旧本庁舎および議場棟が竣工して以来、周辺地区に山王別館(1965年(昭和40年)竣工)、分館(1977年(昭和52年)竣工)、消防庁舎(1985年(昭和60年)竣工)等の庁舎が追加整備されてきた。しかし旧本庁舎が建設から約半世紀を経て老朽化が進んだことから新庁舎が計画され(後述)、旧本庁舎の東隣にあったNHK秋田放送局跡地に現在の市庁舎を建設して周辺の庁舎に分散していた業務を集約した。

市庁舎稼働後、分館については2016年度(平成28年)に改修工事がな完了し、分館に隣接する山王別館については2017年度(平成29年)に解体された。寺内蛭根所在の環境部旧庁舎については秋田プライウッドに売却された。

竣工直後の様子(2016年5月)

旧本庁舎を含む施設全景(2016年5月)

消防庁舎(秋田市消防本部、秋田消防署)

2016年5月まで使用された旧本庁舎(2009年12月)

旧本庁舎の議場棟(2013年8月)

市役所北側の山王官公庁緑地

歴史

1889年明治22年)4月1日 - 秋田市制施行。土手長町中丁(現在の中通三丁目、現北都銀行本店所在地)にあった南秋田郡役所を買い取り、初代の市庁舎に定める。正式な開庁は同年7月12日で、1928年(昭和3年)にはこの日を市の記念日として定めている。

1905年(明治38年)7月26日 - 失火により市庁舎を焼失。新庁舎建設まで、大町三丁目の家屋を仮庁舎として使用。

1909年(明治42年)10月 - 土手長町上町(現在の千秋矢留町の秋田監獄(現・秋田刑務所)跡地に2代目庁舎を建設。11月23日落成式を行う。

1958年昭和33年)3月19日 - 建設省告示により、八橋団地の整備を都市計画決定。のち1963年(昭和38年)6月に都市計画変更され、計画区域が縮小される。

1964年(昭和39年)10月 - 3代目市庁舎、議場棟が完成。10月26日に落成式を行い、11月4日から業務を開始した。

1965年(昭和40年)

4月1日 - 秋田市中心部で住居表示を実施し、市役所所在地は山王一丁目と定められる[注釈 1]

山王別館が完成。


1977年(昭和52年)6月 - 市庁舎分館が完成し、6月13日から業務を開始[3]

1978年(昭和53年)11月 - 川尻秋田市水道局の新局舎が完成し、本庁舎から機能を移転、12月4日から業務を開始[4]

1980年(昭和55年)

6月6日 - 市役所北側と東側を囲み、県庁東側まで続く緑地帯である山王官公庁緑地が開通[5]

7月12日 - 市役所本庁舎前に花時計を設置[6]2012年(平成24年)10月に新庁舎建設のための準備工事で撤去されるまで使用された。

7月13日 - 寺内秋田市交通局の新局舎が完成し移転[7]


1985年(昭和60年)12月 - 市役所西側に秋田市消防本部(秋田消防署と合同の建物)の新庁舎が完成し、12月16日から業務を開始[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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