秋本・カトリーヌ・麗子
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秋本・カトリーヌ・麗子
#演じた人物 を参照
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性別女
生年月日1959年[注 1]7月7日[1]
星座かに座
年齢不詳
出身地兵庫県芦屋市[注 2]
職業日本の警察官
所属警視庁新葛飾警察署交通課
階級巡査
身長177cm[注 3]
体重46kg[注 4]
スリーサイズ95.3・59・90
血液型O型
嫌いなもの水泳[注 5]
趣味ケーキ作り
特技外国語通訳[2]
キャラクターデザイン秋本治
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秋本・カトリーヌ・麗子(あきもと カトリーヌ れいこ、Reiko Catherine Akimoto)は秋本治原作の漫画およびアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の女性警察官であり、本作のヒロインである。

なお、当記事では麗子の家族についても解説する。
人物

日本人とフランス人のハーフ。原作・アニメ版ともにミドルネームが省略されて秋本麗子と表示されることが多いが、原作・ドラマ版では「秋本・カトリーヌ・麗子」、アニメ版では「秋本麗子」で統一して使用されている。プレイステーション版テレビゲーム版では、苗字が秋山に変更されている。関西出身だが、関西弁を使う描写は皆無。新葛飾警察署交通課所属で亀有公園前派出所に勤務している[3]一人称は「私」。亀有駅北口交番前に建立された「麗子像」(2010年)。現在はリリオ館7階の亀有地区センターに移設されている。

原作・アニメ版では西洋人的な純粋な金髪であるが、舞台版では茶髪、ドラマ版では金髪に近い茶髪である。瞳の色は原作では青だが、アニメ版では茶色である。

ストーリー上の初登場は原作では第11巻第100話[4]、アニメ版では第1話から既に派出所に勤務しているという設定。よって第2話で新人警察官になった中川圭一[5]よりも前から派出所勤務となっている。ただしアニメスペシャル版(2008年)では、中川の方が先に勤務している。初登場は病気の寺井洋一の補欠員として登場し、ベティ・ブープがデザインされたミニパトに乗って派出所のドアを突き破るというド派手な登場であった。ブレーキとアクセルを間違える、急発進して相手の車にぶつけたのに謝らず相手を逮捕する、部長に陰口をたたかれて花瓶をぶつけるなど当初は乱暴な面が描かれた。当時の『こち亀』はまだまだ劇画調で女性キャラクターもあまりいない時期(麗子以外の主な女性キャラは大原大次郎の娘・ひろみ、タバコ屋の佐々木洋子くらい)であった。また、お嬢様らしくわがままで、両津勘吉と対抗できるほど気の強いキャラクターにしたところ、原作者曰く「意外と普通に動いてくれた」こともあり、その後レギュラーとなり、派出所の紅一点として不動の地位を得る。

その他、原作の登場当時は嫌い(しかし、回想場面では幼い頃に犬と一緒にいたことがある)・水泳が苦手など、いくつか弱点があったり、また射撃の腕前はピカイチ(オリンピック金メダルを取ったことがある)で、両津顔負けのハチャメチャぶりを発揮していたりしていたが、年数が経つ(巻数を重ねる)につれて、犬嫌いや苦手な水泳などを克服していき(いずれも両津が一計を案じた結果)、常識人となり、ドライビング(ただし、高速道路を200km/hで運転するスピード狂)、ファッション関係、料理スポーツなど幅広い知識と才能を発揮し、母性も併せ持つスーパーレディとなっている(気の強さと射撃の腕前は残っている)。それだけに男性からの交際の申し込みも多いが、「結婚を考えている男性はいない」として全て最終的に破談になっている。父親は早く麗子には結婚して欲しい(秋本財閥の跡取りが欲しい)のだが、本人はあまりその気はないようである。

原作は犬嫌いだったため初期に登場していた「犬」を見ただけで悲鳴をあげモノを投げつける始末だったが、これによって責任を感じた犬が派出所を家出。そんな中、麗子は子供が川で溺れている現場を目撃し、助けようとするも二次災害により自身も溺れかねない状態になる。そこへ一部始終を見ていた犬が両津たちを連れてきたことにより麗子と子供は救助され、以後は麗子も犬嫌いを克服し犬を大切に扱うようになった。初期の頃にはルルや第129巻第5話ではセアラという犬を飼っている。麗子はセアラをハワイに連れて行こうとしたことがあり、その時に両津が無理やりセアラと成りすまして入れ替わって生活していた。原作では麗子は最後までそのことに気付かなったが、アニメ版では途中で気付いた[6]ため、結末が異なる。アニメ版では、セアラはその後の話(第335話「ちっちゃな両ちゃん」)で再会した時に、両津の頭部に噛み付いたことがある。

また、ピアノ家庭教師もやっており、受験生の何人かを音楽大学、芸術大学に合格させている。自宅にはグランドピアノを置き、(コミックス上では、白いピアノ)防音室もある。「部長の家族幸せ計画!!」で白いピアノが登場する。


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