「私鉄沿線」
野口五郎 の シングル
B面帰郷
リリース1975年1月20日
ジャンルアイドル歌謡曲
時間3分30秒
レーベルポリドール
作詞・作曲山上路夫(作詞)
佐藤寛(作曲)
ゴールドディスク
第17回日本レコード大賞・歌唱賞
第6回日本歌謡大賞・放送音楽賞
第8回日本有線大賞・グランプリ
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1975年度年間14位(オリコン)
野口五郎 シングル 年表
甘い生活
(1974年)私鉄沿線
(1975年)哀しみの終るとき
(1975年)
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「私鉄沿線」(してつえんせん)は、1975年1月に野口五郎がリリースした15枚目のシングル。オリコンチャート上では1974年の「甘い生活」に次ぐ45万枚を超す、野口の2番目のヒット作となった。目次
1 解説
2 収録曲
3 カバー
4 脚注
5 出典
6 関連項目
解説
作詞を担当した山上路夫が、若い頃によく乗った郊外に向かう私鉄の沿線をイメージして作詞した曲である[1]。したがって、野口の故郷を走る名鉄美濃町線とは関係ない。当初は、歌謡曲らしくないタイトルだ、という反対の声もあったが、発売後、野口はNHKのニュースで「私鉄沿線では...」と話すアナウンサーの声を聞き、曲が人々の生活に浸透したことを実感したという[2]。
作曲の担当は、1974年の「愛ふたたび」に引き続き、野口五郎の実兄・佐藤寛である[2]。佐藤は、野口が前年に発表した「甘い生活」がオリコンチャート1位になったことがプレッシャーとなり、本曲発表後、十二指腸潰瘍で入院した[2]。
第17回日本レコード大賞・歌唱賞、第6回日本歌謡大賞・放送音楽賞、第8回日本有線大賞・グランプリを受賞した。
野口は『第26回NHK紅白歌合戦』(4度目)に出場し、前年に続いて新御三家がそろい踏みとなった。
累計売上は120万枚[3]とミリオンセラーを記録した。
発売から45年以上経った現在でも、野口の代表曲の一つとされ、現在も懐メロの歌謡番組などで同曲を披露することが多い。
日本テレビ系列のバラエティー番組『秘密のケンミンSHOW』のコーナー「辞令は突然に…」(岐阜県・前編)の本編開始時の冒頭BGMでこの曲が使用された。