「私を愛したスパイ」
カーリー・サイモン の シングル
初出アルバム『007 私を愛したスパイ オリジナル・サウンドトラック』
B面嵐が去って
リリース1977年
規格7インチ・シングル
ジャンルポップ・ロック、ソフトロック
時間3分30秒
レーベルエレクトラ・レコード
作詞・作曲マーヴィン・ハムリッシュ、キャロル・ベイヤー・セイガー
プロデュースリチャード・ペリー
孤独な天使
(1976年)私を愛したスパイ
(1977年)ユー・ビロング・トゥ・ミー
(1978年)
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「私を愛したスパイ」(原題:Nobody Does It Better)は、アメリカ合衆国の歌手カーリー・サイモンが、1977年に映画『007 私を愛したスパイ』の主題歌として発表した楽曲。同作のサウンドトラック・アルバムにも収録されたが、サイモン名義のスタジオ・アルバムには未収録である。 作詞・作曲はマーヴィン・ハムリッシュとキャロル・ベイヤー・セイガーにより、元々は映画用に作られた曲ではなく、過去にサイモンのアルバム3作をプロデュースしたリチャード・ペリーの提案によって、サイモンの歌唱で映画の主題歌に使われることとなり、それに伴って歌詞が推敲された[6]。なお、当初はダスティ・スプリングフィールドへの提供も検討されたが、スプリングフィールドに拒否されたという[6][7]。 アメリカでは、1977年10月22日付のBillboard Hot 100で2位に達し[1]、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは「うつろな愛」以来4年半ぶりの1位獲得を果たした[8]。全英シングルチャートでは自身3年ぶりのトップ100入りを果たし、最高7位を記録した[3]。 第20回グラミー賞 何度もジェームズ・ボンド役を演じてきたロジャー・ムーアは、2008年のインタビューにおいて、本作を007シリーズの主題歌の最高傑作に挙げており「ボンドというキャラクターのすべてを体現した物凄い歌」とコメントしている[6]。また、『ローリング・ストーン』誌の2012年の企画「The Top 10 James Bond Theme Songs」では3位にランク・インした[11]。
背景
反響
評価
カヴァー
トゥーツ・シールマンス - アルバム『Slow Motion』(1978年)に収録[12]。
松武秀樹 - 007シリーズの音楽を取り上げたアルバム『デジタル・ムーン』(1979年)に収録[13]。
デイヴィッド・サンボーン - アルバム『パールズ』(1995年)に、オリータ・アダムスをフィーチャーしたカヴァーを収録[14]。
ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ - アルバム『Have a Ball』(1997年)に収録[15]。
デヴィッド・アーノルド - 007シリーズの主題歌を取り上げた企画アルバム『Shaken and Stirred』(1997年)に、エイミー・マンをフィーチャーしたカヴァーを収録[16]。
スウィングル・シンガーズ - アルバム『Screen Tested』(1998年)収録曲「'James Bond' Medley」の後半で取り上げた[17]。
脚注[脚注の使い方]^ a b “Carly Simon Nobody Does It Better Chart History - Hot 100
^ norwegiancharts.com - Carly Simon - Nobody Does It Better
^ a b CARLY SIMON 。full Official Chart History 。Official Charts Company
^ Offizielle Deutsche Charts
^ 『オリコンチャート・ブック アーティスト編 昭和43年 - 昭和62年』(オリジナルコンフィデンス/1988年/ISBN 978-4871310215)p.84
^ a b c d “Nobody Does It Better by Carly Simon”. Songfacts. 2019年6月9日閲覧。