福工大前駅*
駅ビル(北口)
ふっこうだいまえ
Fukkōdai-mae
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福工大前駅(ふっこうだいまええき)は、福岡県福岡市東区和白丘一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJA06。 旧駅名は当駅から至近たる糟屋郡新宮町に由来するが、駅自体(駅本屋)は福岡市に存在しており、駅移転前までは下りホームの一部だけ新宮町に含まれていた[7]。なお、前身である新宮信号場は新宮町内にあった。この地は住吉神社の鎮座地で、博多の住吉神社が本宮を称しているのに対してこちらは新宮と称したのが由来である。 駅昇格当時、紀勢本線に新宮駅が設けられていた事から「筑前新宮駅」と命名された。 島式ホーム2面4線を有する地上駅で[8]、橋上駅舎を備える。 以前は相対式ホーム2面2線と中央に上り線の通過線1線を有する地上駅で、普通列車のみ停車とそれに伴う快速・特急待避(上り列車のみ)を行っていたが、利用者増加のために2001年3月3日のダイヤ改正より全快速列車が停車し、間もなく駅舎の駅ビル化、ホームの島式化、駅周辺の再開発工事が開始された。
歴史筑前新宮時代の駅名標
(新宮町章が描かれている)島式化以前の構内(2002年8月)
1915年(大正4年)6月1日:鉄道院が新宮信号場を開設[1]。現在の位置より300 m門司港寄りであった[2]。
1920年(大正9年)10月1日:新宮信号場を300 m博多寄りに移設し筑前新宮駅(ちくぜんしんぐうえき)へ改称・昇格[1]。
1961年(昭和36年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
1987年(昭和62年)
3月23日:駅舎改築[3]。
4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[1]。
2000年(平成12年)2月17日:自動改札機導入[4]。
2001年(平成13年)3月3日:ダイヤ改正により、快速列車停車駅となる。
2003年(平成15年)3月15日:駅ビルが完成し駅本屋が移転。
2008年(平成20年)3月15日:福工大前駅に改称。
2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[5]。
2022年(令和4年)4月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅になる。
2023年(令和5年)10月1日:駅体制の見直しに伴い、九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[6]。
駅名の由来
駅構造