福島県立安積高等学校
旧本館(現・安積歴史博物館、国の重要文化財)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度23分30.1秒 東経140度21分1.96秒 / 北緯37.391694度 東経140.3505444度 / 37.391694; 140.3505444
福島県立安積高等学校(ふくしまけんりつ あさかこうとうがっこう)は、福島県郡山市開成五丁目に所在する県立高等学校。通称は「安高」(あんこう)。
概要
歴史
1884年(明治17年)「二本松県安積中学校」を統合吸収し、創立「福島県福島中学校」を前身とする。1948年(昭和23年)の学制改革により、新制高等学校となった。長く男子校であったが2001年(平成13年)より男女共学となった。学校正面に立つ旧福島尋常中学校本部(旧本館)は1977年(昭和52年)に国の重要文化財に指定され、現在は安積歴史博物館となっている。2014年(平成26年)に創立130周年を迎えた。分校として福島県立安積高等学校御舘校(御舘の読みは「みたて」)があったが2020年度で募集停止となり、在校生10人が卒業となった2021年度で閉校となった[1]。
設置課程・学科
全日制課程 普通科かつては理数科を設置していたが、2000年(平成12年)に廃止された。
校訓
「文武両道」、「質実剛健」、「開拓者精神」安積高校ではこの3つを安積の精神と呼んでいる。
校章
桑の葉を背景にして、中央に「高」の形をした桜の花弁を置いている。旧制中学校時代の校章は桜の花弁を背景にして中央に「中」の文字を置いていた。
校歌
旧制中学校時代の1921年(大正10年)に制定。作詞は福島県立安積中学校 校友会(生徒会)、作曲は原田敬一(福島県師範学校教諭)による。歌詞は3番まであり[注釈 1]、1番に校名の「安積」が登場する。
応援歌
新入生は4月に7日間行われる応援歌練習にて、應援團幹部から校歌・応援歌を教わる。覚えた歌は運動部の試合や各種行事で歌われ、卒業後もOB会などで歌われる。応援歌 - 「紫の旗行く(ゆく)所」他
スクールカラー
紫色
同窓会
「安積桑野会」(あさかくわのかい)と称している。
沿革
旧制中学校時代
1884年(明治17年)
7月12日 - 「二本松県安積中学校」を統合吸収し、「福島県福島中学校」が設置される。入学資格を小学校中等科卒業程度とする。
9月11日 - 福島町の福島師範学校校舎(現・福島市立福島第一小学校校地)で授業を開始。
1886年(明治19年)
1月20日 - 杉妻町[注釈 2] に校舎が完成し、移転を完了[3]。
8月20日 - 中学校令の施行により、「福島尋常中学校」と改称。
入学資格を高等小学校2年修了程度の12歳以上の男子、修業年限を5年(現在の中学1年から高校2年に相当)とする。
11月25日 - 福島県会、中学校の安積郡桑野村への移転[注釈 3]を決議。