福島交通
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福島交通株式会社[1]
Fukushima Transportation, Inc.[1]
福島交通本社・福島支社
種類株式会社
市場情報非上場
略称福交(ふくこう)
本社所在地 日本
960-8132
福島県福島市東浜町7番8号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度45分57.8秒 東経140度29分10.2秒 / 北緯37.766056度 東経140.486167度 / 37.766056; 140.486167座標: 北緯37度45分57.8秒 東経140度29分10.2秒 / 北緯37.766056度 東経140.486167度 / 37.766056; 140.486167
設立昭和61年(1986年7月9日[1]
業種陸運業
法人番号9380001001389
事業内容自動車運送事業
鉄道事業
損害保険代理業及び生命保険の募集に関する業務
旅行業
など[1]
代表者代表取締役社長 武藤 泰典[1]
資本金1億円
(2018年3月31日現在[1][2]
従業員数892名(2019年11月現在)
主要株主みちのりホールディングス 100%
2019年3月31日現在[3]
主要子会社福島交通観光株式会社
福交整備株式会社
株式会社フクコーアド 他[4]
関係する人物小針暦二
松本順
外部リンクhttps://www.fukushima-koutu.co.jp/
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福島交通株式会社(ふくしまこうつう)とは、福島県を地盤とする日本のバス事業者鉄道事業者である。本社は福島県福島市東浜町7番8号、貸切部門の本拠は福島県郡山市向河原町2番23号にある。経営共創基盤 (IGPI) が出資する持株会社みちのりホールディングス(みちのりHD)の傘下にあり、同HDの代表会社でもある。
概要

福島県中通り地方と浜通り北部で路線バス事業と、福島駅郡山駅を中心に各地を結ぶ高速バス事業、及び福島駅と飯坂温泉駅を結ぶ鉄道として飯坂線を運営している。

1907年に創立した信達軌道が前身で、開業後間もなく雨宮敬次郎大日本軌道との合併、再度の信達軌道設立、電化改軌による軽便鉄道から路面電車への変更、福島電気鉄道への社名変更、飯坂電車の合併を経て、バス事業の拡大により1962年に福島交通と社名を改めた。1971年飯坂東線廃止後、鉄道路線は飯坂線を残すのみとなった。現在の福島交通の主力はバス事業である。

1970年代に当時の会長で「東北の政商」と称された小針暦二が中心となり、福島民報社ラジオ福島・福島交通を中核とする「福島交通グループ(小針グループ)」を形成し、那須ロイヤルセンター岩瀬牧場等のレジャー事業、不動産事業、運送業、酒造業等の関連会社を経営し、グループの規模を拡大した。この巨大企業グループは、小針暦二の長男である小針美雄が福島交通社長に就任し、1997年に経営から退くまで、小針暦二・美雄親子の同族経営による体制が20数年の長きにわたり続いた。

モータリゼーションの進展などにより、1980年代以降は赤字路線が増加し、1980年前半には経営不振となった。またバブル期における無理な多角経営によって巨額の債務を抱えることとなった。1986年子会社の福島交通不動産と合併して債務は福島交通不動産が継承し、交通事業部門を新たに設立した新福島交通に譲渡し、同年中に新福島交通を(新)福島交通へ社名変更した。福島交通不動産はその後、エフ・アール・イーに社名変更して所有不動産の売却を行っていたが、1999年自己破産を申請した。

本体である福島交通も、近年の過疎化によるバス・電車の需要低下と、バス事業における規制緩和による競争激化により収益が悪化した。さらに中途退職者が会社の予想以上に多く出て、退職金債務が数億円に膨らみ財務状況が悪化[5]2008年初頭にも法的整理に入ることが検討されたが、2月が国と県の補助金(約1億6千万円)交付決定時期であり、また3月上旬に創立100周年記念の福島空港発着ハワイツアーを子会社が催行する予定だったため見送った[5]。しかし、中途退職者への退職金支払い時期前にあたる2008年4月11日東京地方裁判所会社更生法の適用を申請した[5]


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