福島中央テレビ
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株式会社福島中央テレビ
Fukushima Central Television Co., Ltd.

本社
種類株式会社
市場情報非上場
略称中テレ
本社所在地 日本
963-8533
福島県郡山市池ノ台13番23号
設立1969年5月20日
業種情報・通信業
法人番号2380001006502
事業内容放送法によるテレビジョン放送
代表者代表取締役社長 五阿弥宏安[1]
資本金4億円
売上高58億6907万7459円
(2023年03月31日時点)[2]
営業利益3億0810万4431円
(2023年03月31日時点)[2]
経常利益4億5916万4671円
(2023年03月31日時点)[2]
純利益2億7943万3384円
(2023年03月31日時点)[2]
純資産72億8241万6373円
(2023年03月31日時点)[2]
総資産82億6169万3097円
(2023年03月31日時点)[2]
従業員数115名[2]
主要株主読売新聞グループ本社(24.9%)
日本テレビホールディングス(15.0%)
外部リンクhttps://www.fct.co.jp/
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福島中央テレビ
英名Fukushima Central
Television Co., Ltd.
放送対象地域福島県
ニュース系列NNN
番組供給系列NNS
略称中テレ
愛称中テレ
呼出符号JOVI-DTV
呼出名称ふくしまちゅうおうテレビ
デジタルテレビジョン
開局日1970年4月1日
本社963-8533
福島県郡山市池ノ台13番23号
演奏所本社と同じ
リモコンキーID4
デジタル親局福島(笹森山) 27ch
アナログ親局福島(笹森山) 33ch
ガイドチャンネル33ch
主なデジタル中継局会津若松 22ch
主なアナログ中継局各地のチャンネルの項を参照
公式サイトhttps://www.fct.co.jp/
特記事項:
開局当初はFNNANNのクロスネット局だったが、開局から1年半でFNNからNNNにネットチェンジした。
1981年10月1日、福島放送の開局に伴いNNNに一本化。
2006年6月1日に地上デジタル放送を開始。
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株式会社福島中央テレビ(ふくしまちゅうおうテレビ、: Fukushima Central Television Co., Ltd.)は、福島県放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

コールサインはJOVI-DTV。

略称愛称は、中テレ。2019年令和元年)12月31日までの略称は、FCT(上述の英語表記の略称であって、Fukushima Chuo Televisionの略ではない)[3]
概要

福島県の県庁所在地である福島市ではなく、経済的中心都市である郡山市に本社・演奏所を置く、日本テレビNNSNNN)系列の民放テレビ局。

1963年昭和38年)に開局した福島県初の民放テレビ局・福島テレビ(FTV)は、開局前後の混乱から福島県福島県議会が調停に入り、福島県が50%の比率の株を持つ形で設立された。これを疑問視した郡山商工会議所青年部らが中心となり、「県民テレビ運動」(新免テレビ運動)を起こした[4]1968年(昭和43年)8月には、福島県において2局目の割り当てが行われ、予備免許申請社は9社に及んだ[5]。申請9社の中には、当時の福島交通社長で、ワンマン経営や相次ぐ労使紛争で県民を騒がせた織田大蔵代表の「福島放送」[注釈 1]がおり[6]、織田氏との激しいやりとりの末に、ラジオ福島(RFC)や福島民報社は織田と関わることを避けるため直ちに申請を取り下げ[4]1969年(昭和44年)4月4日に残った申請社の1つの小針幸太郎代表の「福島中央テレビ」に予備免許が交付[5]福島民友新聞(福島民友)と朝日新聞社(どちらも「県民テレビ運動」に参加)や郡山市財界が中心となって設立し、1970年(昭和45年)開局した[4]

本社完成前は、郡山商工会館に事務所が置かれ、発起人および初代社長も郡山商工会議所出身である。そのため、上記の経緯から、郡山市に本社と演奏所が置かれ、県庁所在地である福島市に本社のある福島テレビやテレビユー福島(TUF)と比較して、現在でも、様々な面で郡山色が濃いという独特の特徴がある。

ビデオリサーチによる2023年(令和5年)の年間世帯平均視聴率調査で全日7.4%、ゴールデン12.6%、プライム11.6%となり、三つの時間帯全てで12年連続県内5局のトップになった(2012年(平成24年)のみ民放4局比較)。年間個人平均視聴率でも全日4.2%、ゴールデン8.0%、プライム7.2%と三つの時間帯全てで3年連続県内5局のトップになった[7]。年度個人視聴率でも全日4.1%、ゴールデン7.9%、プライム7.1%と3つの時間帯全てで4年連続県内5局のトップになり4年連続の視聴率三冠を獲得した[8]2022年(令和4年)の年度世帯平均視聴率でも全日7.8%、ゴールデン13.6%、プライム12.6%と三つの時間帯すべての時間帯全てで11年連続県内民放4局のトップになった。年度平均個人視聴率でも全日4.4%、ゴールデン8.7%、プライム7.9%と三つの時間帯全てで3年連続県内5局のトップになった[9]2017年平成29年)には、毎週の平均視聴率でも、年間全ての週で民放4局を比較して三冠となっている[10]本社全景

初代ロゴマークは、略称・和文ともに斜体で角張ったデザイン。略称の「FCT」のロゴマークのカラーは赤・緑・青に制定されていた。2代目のロゴマークは、2006年(平成18年)の中テレくんが誕生した際に新たに制定された。同時に愛称も「中テレ」が制定された。瑠璃色に丸みがあるデザインが特徴で、イメージキャラクターである中テレくんと併用されていた。なお、初代ロゴマークは、2019年(令和元年)12月まで2代目ロゴマークと併用して使用されており、社屋の看板や社旗などで引き続き使用されていた[注釈 2]2020年(令和2年)に開局50周年を迎えたのを機に、メガホンをモチーフに、ブラッドオレンジをコーポレートカラーとした、3代目のロゴマークとして一新した。

局の略称・愛称は、2020年(令和2年)1月1日以降、「中テレ」に統一されている[3][注釈 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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