福岡貨物ターミナル駅
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福岡貨物ターミナル駅
歩道橋から構内を望む(2017年5月)
ふくおかかもつターミナル
Fukuoka Kamotsu Terminal

千早(操) (2.2 km)

所在地福岡市東区箱崎ふ頭二丁目3-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度38分0.9秒 東経130度25分9.7秒 / 北緯33.633583度 東経130.419361度 / 33.633583; 130.419361座標: 北緯33度38分0.9秒 東経130度25分9.7秒 / 北緯33.633583度 東経130.419361度 / 33.633583; 130.419361
所属事業者日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線鹿児島本線貨物支線
博多臨港線
キロ程3.7 km(香椎起点)
電報略号フレ
駅構造地上駅
開業年月日1975年昭和50年)3月10日
備考貨物専用駅
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福岡貨物ターミナル駅(ふくおかかもつターミナルえき)は、福岡県福岡市東区箱崎ふ頭二丁目に駅事務所を置く日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)の終着駅で、福岡県の鉄道貨物輸送の拠点駅の一つである。
歴史

1975年昭和50年)3月10日国鉄の駅として開業[1]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。

1989年平成元年)8月:香椎機関区が、香椎操車場から当駅構内に移転し、福岡機関区に改称[2]。検修庫が設置される。

機関車の配置はなく博多臨港線のディーゼル機関車の運転業務及び貨車の検修業務を所管[3]


1995年(平成7年)3月:福岡貨物ターミナル駅と福岡機関区を統合し、福岡総合鉄道部を設置[2]

2011年(平成23年)3月:鹿児島本線の貨物輸送力増強事業が完了し、本州方面との間で1,300t列車(コンテナ車26両編成)の運行を開始[4]

駅構造

地上駅。コンテナホームは3面あり、島式2面、単式1面となるように荷役線が5本接している[5]。ホームは駅構内の北側にあり、南側は着発線となっている[5]。着発線は8本ある[5]

ホーム上にはコンテナの検修庫、着発線の西側には貨車の検修庫が置かれている[5]。営業窓口であるJR貨物九州北部支店も駅構内にある[6]

構内

構内終端部

取扱貨物の種別

鉄道コンテナ貨物

12ftコンテナ、20 ft・30ft大型コンテナ、20 ft・40 ft海上コンテナを取り扱う。これはJR貨物が取り扱う全種類のコンテナである。


産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。

貨物列車

2014年3月15日改正時点では、高速貨物列車のみ1日21往復発着するほか、臨時列車の設定もある[7]

上り列車の行き先は、東京貨物ターミナル駅が最多で、大阪貨物ターミナル駅名古屋貨物ターミナル駅新潟貨物ターミナル駅仙台貨物ターミナル駅札幌貨物ターミナル駅などがある[7]。なお、鹿児島本線を当駅以南(熊本駅など)へ向かう貨車の多くは当駅を経由し継走されるが、その逆、本州方面へ向かう場合は直通列車で輸送されることが多い。
トラック集配エリア

福岡市を中心とする福岡県西部をエリアとしている。また新福岡郵便局への郵便物も当駅より運ばれている。
その他

当駅から
北九州貨物ターミナル駅経由で名古屋貨物ターミナル駅まで福山通運専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」、当駅から名古屋貨物ターミナル駅まで西濃運輸ブロックトレイン「カンガルーライナーNF64」が運行されている[8][9]

駅周辺

駅は博多港箱崎埠頭に立地しており、周囲は日本通運など運送業者の施設が集まっている。駅の西側及び北側は福岡高速道路が通り、東側は国道3号、その東側を西鉄貝塚線福岡市地下鉄箱崎線が通っている。最寄駅は貝塚駅箱崎九大前駅である。駅の西側には福山通運福岡箱崎営業所、ヤマト運輸東福岡営業所、佐川急便福岡営業所などがある。
隣の駅
現存区間
日本貨物鉄道(JR貨物)
鹿児島本線(博多臨港線)
千早操車場 - 福岡貨物ターミナル駅
廃止区間
日本貨物鉄道(JR貨物)
鹿児島本線(博多臨港線)福岡貨物ターミナル駅 -
博多港駅
脚注[脚注の使い方]
注釈body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}
出典^ 「福岡貨物ターミナル 3月10日に開業」『交通新聞』交通協力会、1975年1月29日、1面。
^ a b鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)p.36
^ 『鉄道ピクトリアル』1992年3月臨時増刊号(No.557)p.46
^ Logistics Today『JR貨物、長編成列車の福岡延長工事が竣工』(2021年4月11日閲覧)


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