福岡競艇場
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福岡競艇場


施設
所在地福岡県福岡市中央区那の津一丁目7-5
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度35分55.5秒 東経130度23分44.9秒 / 北緯33.598750度 東経130.395806度 / 33.598750; 130.395806座標: 北緯33度35分55.5秒 東経130度23分44.9秒 / 北緯33.598750度 東経130.395806度 / 33.598750; 130.395806
開場1953年(昭和28年)9月26日
施行者福岡市
福岡都市圏広域行政事業組合
コース
水面海[1]
水質海水[1]または汽水[2]
モーター減音 (ヤマト331型)
外向発売所
外向発売所ペラボート福岡
場外発売場
場外発売場なし
実況
担当現在は交代制
所属RKBミューズ
テンプレートを表示
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福岡競艇場(ふくおかきょうていじょう)は、福岡県福岡市中央区那の津一丁目にある競艇場である。
概要

1953年(昭和28年)9月26日に初開催が行なわれた。福岡市の中心繁華街である天神から徒歩でわずか10分と近く、平和島競艇場東京都)と並んで「都市型競艇場」の代表格としてあげられる。主催者は福岡市と福岡都市圏広域行政事業組合(筑紫野市春日市大野城市太宰府市那珂川市古賀市宇美町篠栗町志免町須恵町新宮町久山町粕屋町宗像市福津市糸島市で構成される一部事務組合)。俗に北天神と呼ばれる場所に位置し、地元の住民からは、地名にちなんで「那の津」とも呼ばれている。

通称は、福岡競艇、福岡ボート(2009年まで)、BOAT RACE福岡(ボートレースふくおか)。なお、条例上の正式名称は「福岡競艇場」のまま変更されていない[3]

2004年平成16年)10月には、福岡競艇場のマスコットが定められ、一般公募により「ペラ坊」と命名された。2015年(平成27年)10月30日には、ペラ坊の女友達キャラクターが、一般公募により「ペラ美」と命名された。

また、2007年(平成19年)12月19日から24日までの6日間、第22回賞金王決定戦競走が開催された。住之江競艇場大阪府)以外での開催は、第6回大会の平和島競艇場(東京都)・第11回大会の戸田競艇場(埼玉県)・第15回大会の平和島競艇場(2回目)以来7年ぶり4回目となり、九州地区においての開催は史上初。

2009年(平成21年)には5月26日から5月31日までの6日間、九州地区では初となる第36回笹川賞競走(ボートレースオールスター)が開催された。実況は、福岡県内の3場(若松・芦屋・福岡)をRKBミューズに所属する女性アナウンサー、安河内美記・吉野尚美・竹本春美・荒田美希・清家美和の5人でローテーションで回しているが、SG(開催日前半戦など一部レース除く)・GI(一部優勝戦など)は内田和男が担当することがあった(しかし、2007年当地開催の賞金王決定戦競走における、賞金王シリーズ戦では優勝戦を含む全レースに渡って前述の女性アナウンサーが担当した)。
施設の特徴

スタンドから競走水面を見ると、正面奧には福岡高速環状線、2マーク方向の奥には福岡PayPayドームが見え、また周囲は高層ビルが林立している(その中には九州朝日放送の本社屋と電波塔もある)など、まさに「都市型競艇場」と言える。さらに近くには福岡国際センターマリンメッセ福岡等の施設もある。

2003年11月16日には「明るく開放的な空間」をコンセプトにした中央スタンドがオープンし、それを受け西スタンドが2004年に解体された。西スタンドの跡地は2004年に行われた全日本選手権競走ではイベント広場として使用された後で閉鎖されたが、2005年6月26日より芝生広場として開放された。

それまでの中央入場門横にある場内外向前売発売所(本場開催時の7:00から10R締切り[通常の昼間開催時は現在は15:13・サマータイムレース開催時は16:30]まで発売、以降は場内に無料で入場可能になる)と別施設で2011年4月15日に他場外向前売場外発売所のペラボート福岡が利用開始となり、昼間開催とナイター開催が2場ずつ最大4場の場外勝舟投票券が購入可能となり、2017年2月1日からは昼間5場(ただしモーニングレースはオープンの10時以降のレースを発売)ナイター3場の最大8場に場外発売のレース場が拡大された。

また芝生広場の一角に2017年2月25日より新施設ROKUが利用開始となった。

2016年4月1日からは、楽天Edy機能付きのキャッシュレスカードのペラ坊カードが利用開始となった。
水面の特徴福岡競艇場周辺の空中写真。2020年10月5日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

競走水面は海[1]で、水質は海水[1]または汽水[2]。第1ターンマーク部分のみが、福岡市を流れる那珂川の河口部に突き出ているという、全国的に見ても他に類がない特異な競走水面である。満潮時には第1ターンマーク付近で海水と淡水がぶつかり合うことで複雑なうねりが発生する[4]。このため江戸川競艇場と並んで全国屈指の難水面としても有名。また、助走距離が180mと全国で最も短く、ダッシュも利きづらい。なおかつ、ピットは他の競艇場で一般的な2マークのホームストレッチ側ないし奥ではなく、2マークのバックストレッチ側に設置していてこの様なピット形式は勿論、福岡が唯一である。難水面の為、かつてはインの勝率が非常に低く差しや捲り優勢だったが、2023年現在ではインの勝率は50%台後半程度と若干改善されている。

競走水面にはボラが棲息しており、レース中に水面に跳ねたボラがボートや選手と衝突する事故もしばしば発生する。実際にボラとの衝突を経験したことのある西山貴浩によれば「ヘルメットのシールドが割れるぐらいの衝撃」とのことで、後に脳震盪と診断され帰郷を余儀なくされた[5]
主要開催競走

企業杯(GIII)として、「福岡ソフトバンクホークス杯」が行なわれている。かつては、キャビン杯争奪戦競走JAS CUPの名で企業杯が開催されていた。

新鋭リーグ女子リーグは他の競艇場のように毎年のように開催されていない。不定形で開催することがある。2010年は新鋭リーグ戦が2回(3月・9月)開催された。3月に開催された新鋭リーグの名称は2010新鋭リーグ戦第4戦植木通彦フェニックスカップ(2008、2009年は開催されず。)、また2010年は女子リーグ戦(第10戦)も開催される(2008、2009年は開催されず。)。またオール女子戦(格付けは一般戦、2019年はGV)として、「LOVE・FM福岡なでしこカップ」が毎年行われている。

なお、2019年にはOG特別枠が設けられた、ヴィーナスシリーズ大幅変更の発表後、最初のヴィーナスシリーズとなる、「特別ヴィーナスシリーズ」の記念すべき第1戦が6月27日から7月2日までの日程で開催された。なお、急遽開催レースが変更になったため、当初開催予定だった、恒例のレースの「山笠特選レース」はこの年は行わないことになった。


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