福岡空港駅
1番出口(2018年10月)
ふくおかくうこう
Fukuoka Airport
◄K12 東比恵 (2.1 km)
福岡空港駅(ふくおかくうこうえき)は、福岡県福岡市博多区大字下臼井にある福岡市地下鉄空港線の駅。同線の終着駅であり、福岡空港国内線ターミナルの地下に位置する。駅番号はK13。
駅のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー、西島伊三雄がデザインしたもので、「空港」にちなんだ「空を飛ぶ飛行機」である。
博多駅が管理し、JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅である[1]。 島式ホーム1面2線を持つ地下駅。ホームドアが設置されている。ホームは地下2階にあり、地下1階にコンコースがある。通常は2番のりばを使用し、1番のりばはラッシュ時等列車本数が多い時に使用する。 地階出入口出入口 2022年度の1日平均乗車人員は23,041人であり、博多駅、天神駅に次ぐ第3位である。 近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。 年度1日平均 福岡空港の最寄り駅であるが、単なる空港最寄り駅にとどまらず、駅前には宇美町・志免町など郊外への一般路線バスも発着しているほか、空港ターミナル前には高速バスも多く発着しており、福岡市の交通の結節点としての役割も強い。 福岡市地下鉄空港線は、日本の地下鉄で唯一空港に直接乗り入れている路線である。東京国際空港(羽田空港)・成田国際空港(成田空港)も都営地下鉄浅草線直通列車が運行されているが、京浜急行電鉄空港線(羽田空港)ならびに京成電鉄本線・成田スカイアクセス線(共に成田空港)との相互直通運転によるものであり、空港駅を含む区間が「地下鉄」というわけではない。
歴史
1993年(平成5年)3月3日:博多 - 当駅間開通と同時に開業。
2018年(平成30年)4月1日:業務委託駅となる[2]。
2019年(平成31年)3月28日:従来の改札(東口)の反対側に地下鉄アクセスホール改札(西口)の運用を開始[3]。
駅構造
地下1階コンコース階コンコース、案内所、自動券売機、自動改札口
トイレ(改札内)、地下鉄アクセスホール
地下2階1番ホーム←■空港線 姪浜・唐津方面(東比恵駅)
島式ホーム、ホーム側のドアが開く
2番ホーム←■空港線 姪浜・唐津方面(東比恵駅)
ターミナル改札口(2022年12月)
国際線連絡バス改札口(2022年12月)
ホーム(2022年12月)
駅名標(2007年8月)
出入口
1番出口 - 南西側
2番出口 - 北西側
3番出口 - 南東側
4番出口 - 東側
利用状況
乗車人員
2001年(平成13年)20,774
2002年(平成14年)20,746
2003年(平成15年)20,177
2004年(平成16年)20,098
2005年(平成17年)20,017[4]
2006年(平成18年)20,094[4]
2007年(平成19年)20,053[4]
2008年(平成20年)19,885[4]
2009年(平成21年)19,116[4]
2010年(平成22年)18,994[5]
2011年(平成23年)19,732[6]
2012年(平成24年)21,203[7]
2013年(平成25年)22,640[8]
2014年(平成26年)23,748[9]
2015年(平成27年)24,901[10]
2016年(平成28年)25,839[10]
2017年(平成29年)26,728[11]
2018年(平成30年)27,742[12]
2019年(令和元年)27,845[13]
2020年(令和 2年)12,487[14]
2021年(令和 3年)15,513[14]
2022年(令和 4年)23,041[14]
駅周辺
福岡空港国内線ターミナル
福岡空港国際線ターミナル - 国内線ターミナルより無料連絡バスが運行している。
福岡空港警察署
福岡市東部農業協同組合空港前支店
福岡市立席田小学校
東平尾公園(博多の森)
バス路線「福岡空港#バス路線」も参照
福岡空港第1・第2バス停 - 1番出口前
高速バス・特急バス・急行バス
福岡空港前バス停 - 3番出口前
博多駅・志免・須恵方面
福岡空港前バス停 - 4番出口前
金隈・南福岡駅・イオンモール福岡・志免・須恵・宇美方面
このほか、博多の森(東平尾公園)の最寄り駅となっていることから、ベスト電器スタジアムでアビスパ福岡のホームゲームが開催される日には、試合開始3時間前から直行シャトルバスが運行される。
その他
隣の駅
福岡市交通局
空港線東比恵駅 (K12) - 福岡空港駅 (K13)
脚注[脚注の使い方]^ 鉄道駅業務・旅行事業