福岡市地下鉄
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この項目は画像改訂依頼に出されており、路線図(ファイル:Fukuoka city subway map JA.png)を七隈線の博多延伸を反映したものとするよう画像改訂が求められています。(2023年8月)

福岡市交通局Fukuoka City Transportation Bureau

福岡市中央区役所と福岡市交通局の合同庁舎
前身福岡市高速鉄道建設局
種類地方公営企業
法的地位地方公営企業法
目的第一種鉄道事業
所在地福岡県福岡市中央区大名二丁目5番31号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度35分20.9秒 東経30度23分33.4秒 / 北緯33.589139度 東経30.392611度 / 33.589139; 30.392611座標: 北緯33度35分20.9秒 東経30度23分33.4秒 / 北緯33.589139度 東経30.392611度 / 33.589139; 30.392611
交通事業管理者小野田勝則[1]
加盟一般社団法人日本地下鉄協会
ウェブサイトhttps://subway.city.fukuoka.lg.jp/
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福岡市交通局(ふくおかしこうつうきょく、: Fukuoka City Transportation Bureau)は、福岡県福岡市内で公営交通事業を行う福岡市の地方公営企業の一つである。地下鉄事業のみを行い、3路線31.4 kmの地下鉄路線を営業している。
概要

福岡市の地下鉄事業の正式名称は福岡市高速鉄道といい、JRの座席予約システム「マルス」でもこの正式名称で登録されている。開業後、旅客案内上は「福岡市営地下鉄」と呼称した時期もあったが、現在では「福岡市地下鉄」の呼称が使用されている。また、鉄道愛好家の間では「フクチカ」で呼ばれることもある。

地下鉄開業前の福岡市においては、市内のバス事業や市内中心部を走る路面電車事業は市営ではなく、純民間企業である西日本鉄道(西鉄)が運営していた。そのため、交通局は地下鉄建設に伴い、初めて(開業前は福岡市高速鉄道建設局として)発足した組織である。その経緯から日本の公営交通事業者で唯一、発足当初から一貫して地下鉄のみを運営し、「交通局」と名が付く日本の公営交通事業者で唯一過去も含めて市営バス事業を保有したことがない。交通局は当初、路面電車(西鉄福岡市内線)の廃止で余剰になった西鉄の従業員を採用していたが、その全員が定年退職を迎え、現在の正規職員は一部の技術系職員を除き、ほぼ全員が福岡市で直接採用された職員である。

地下鉄開業後、西鉄バスは、地下鉄が所要時間で圧倒的優位を持つ福岡市中心部と福岡空港を結ぶ空港連絡バス路線を廃止したのをはじめ、並行路線の整理・廃止・減便などを行う一方、地下鉄沿線の郊外部と市中心部を福岡都市高速道路を経由して結び、所要時間で地下鉄に真正面から対抗するバス路線も新設しており、互いに激しい競争を繰り広げている。

福岡市では、地下鉄開業前から市営の交通事業として福岡市営渡船を運航しているが、この事業は港湾空港局(総務部客船事務所)の管轄であり、交通局と直接の関係はない[注釈 1]
経営状況「日本の地下鉄#日本の地下鉄の経営状況」も参照

福岡市の地下鉄は年間148,202千人(1日当たり406,035人)(2014年度:365日)が利用している[2]

2004年度は約14億9600万円の黒字を確保した。黒字を確保したのは2003年度から2期連続のことであるが、七隈線が開業した2005年度以降再び赤字[3]となっている。その後、2011年度の決算においては約7億9700万円の黒字、2012年度は約6億4900万円の黒字[4]、2013年度は約15億4700万円の黒字[5]、2014年度は公営企業会計制度の見直しなどによる特別損失約82億6300万円が生じたため約63億200万円の赤字決算[2]である。なお、福岡市から運営費補助金を受けており、その額は、2012年度から2014年度において、それぞれ、約26億9400万円、約21億2300万円、約18億2000万円である[2][4][5]
地下鉄輸送人員の推移

(単位:千人)

2003年度 - 104,573

2004年度 - 104,932

2005年度 - 114,211 七隈線(2月3日)開業

2006年度 - 120,811

2007年度 - 123,906

2008年度 - 125,826

2009年度 - 123,865

2010年度 - 127,136

2011年度 - 133,434

2012年度 - 137,246
[4]

2013年度 - 143,152[5]

2014年度 - 148,202[2]

2015年度 - 156,081[6]

2016年度 - 160,390[6]

2017年度 - 165,786[7]

2018年度 - 171,551

2019年度 - 173,294

2020年度 - 110,919

2021年度 - 122,497[8]

2022年度 - 145,692

歴史

1973年昭和48年)12月22日:福岡市議会において、市が高速交通事業を行なうことを議決。

1974年(昭和49年)8月22日:姪浜 - 博多間(1号線)、中洲川端 - 貝塚間(2号線)地方鉄道免許。

1975年(昭和50年)11月12日:起工。

1981年(昭和56年)7月26日1号線 室見 - 天神間開業。1000系電車が営業運転を開始。

1982年(昭和57年)4月20日:1号線 天神 - 中洲川端間延伸開業、2号線 中洲川端 - 呉服町間開業。

1983年(昭和58年)3月22日:1号線 姪浜 - 室見間・中洲川端 - 博多(仮)間延伸開業。国鉄筑肥線との相互直通運転開始。1号線で国鉄103系1500番台電車が営業運転を開始。

1984年(昭和59年)

1月20日ワンマン運転開始。

4月27日:2号線 呉服町 - 馬出九大病院前間延伸開業。


1985年(昭和60年)3月3日:博多(仮) - 博多間延伸開業。

1986年(昭和61年)

1月31日:2号線 馬出九大病院前 - 箱崎九大前間延伸開業。

10月13日:1号線 博多 - 福岡空港間免許。

11月12日:2号線 箱崎九大前 - 貝塚間延伸開業(全通)。


1988年(昭和63年)11月8日:車内での英語放送開始。

1992年平成4年)12月16日:1号線・2号線で2000系電車が営業運転を開始。

1993年(平成5年)3月3日:1号線 博多 - 福岡空港間延伸開業(全通)。1号線に空港線、2号線に箱崎線の愛称付与。

1995年(平成7年)

5月8日ストアードフェアシステムえふカード」導入。

6月7日:3号線 橋本 - 天神南間第一種鉄道事業免許。


1996年(平成8年)7月26日:地下鉄マスコットとして「ちかまる」が誕生。

1997年(平成9年)

1月22日:3号線起工。

8月1日:1日乗車券導入。


1999年(平成11年)4月1日西日本鉄道との共通乗車カード「よかネットカード」導入。

2000年(平成12年)

1月22日:空港線でJR九州303系電車が営業運転を開始。

3月27日:全駅へのエレベーター導入完了。

7月24日弱冷房車導入。


2001年(平成13年)

4月1日:九州旅客鉄道(JR九州)との共通乗車カード「ワイワイカード」導入。

6月28日:サブフェアシステム(入出場確認システム)導入。

10月1日:回数券販売休止。

12月1日:地下鉄・福岡市営自転車駐車場共通定期券「乗っチャリパス」導入。


2002年(平成14年)

4月1日:西鉄天神大牟田線との連絡定期券導入。

7月15日:「マイショットカード」導入。


2003年(平成15年)6月20日:3号線の愛称が七隈線と決定[9]

2005年(平成17年)2月3日七隈線 橋本 - 天神南間開業。同線で3000系電車が営業運転を開始。

2009年(平成21年)3月7日:IC乗車券「はやかけん」導入。

2010年(平成22年)

3月13日:「はやかけん」がJR九州のSUGOCA・西日本鉄道のnimoca東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuicaと相互利用開始。

3月31日:「よかネットカード」の発売を終了。なお、未利用カードや残額があるカードについては、4月1日以降も福岡市地下鉄・西鉄天神大牟田線(太宰府線・甘木線含む)では引き続き利用可能(西鉄バスでは2010年3月31日をもって利用終了)。


2011年(平成23年)

3月2日:地下鉄全駅に駅ナンバリング導入。

3月31日:「ワイワイカード」の発売を終了。

10月31日:「ワイワイカード」「よかネットカード」の利用終了。


2012年(平成24年)12月31日:「えふカード」の発売を終了。

2013年(平成25年)

3月23日:「はやかけん」が交通系ICカード全国相互利用サービス開始により、KitacaPASMOmanacaTOICAICOCAPiTaPaとも相互利用開始。

10月31日:「えふカード」の利用終了。


2014年(平成26年)3月25日:女性運転士2人に運転士の辞令が交付され、当局初の女性運転士が誕生。4月14日から乗務開始[10]

2015年(平成27年)2月5日:空港線でJR九州305系電車が営業運転を開始。

2023年令和5年)3月27日:七隈線 天神南 - 博多間開業[11]

2024年(令和6年)

4月1日:クレジットカードなどによるタッチ決済乗車サービスにおいて、障がい者割引・小児料金の適用を開始する予定[12]

秋頃:空港線・箱崎線およびJR筑肥線姪浜駅 - 筑前前原駅間で4000系電車が営業運転を開始予定[13]


路線路線図
(七隈線の博多延伸前時点)

以下の3路線で構成されている[11]。空港線と箱崎線は狭軌、七隈線は標準軌鉄輪式リニアである。電化方式は全路線で直流1,500 Vとなっている。

営業中の路線色記号[14]路線番号路線名区間〔( )内は駅番号〕[15]キロ程
オレンジK1号線空港線姪浜駅 (K01) - 福岡空港駅 (K13)13.1 km
H2号線箱崎線中洲川端駅 (H01) - 貝塚駅 (H07)4.7 km


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