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出典検索?: "福岡アイランドシティ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年11月)
福岡アイランドシティ(ふくおかアイランドシティ)は、福岡県福岡市東区の博多湾に建設された人工島。
概要福岡アイランドシティを空撮(2023年)御島崎海岸より福岡アイランドシティを望む
博多港の機能強化のために国(国土交通省九州地方整備局)が行った航路浚渫で発生した土を用いて、香椎地区と海の中道に挟まれた博多湾を埋め立てて建設された人工島である。福岡市と、福岡市の参画する第三セクターである博多港開発が事業主体となり、1994年(平成6年)に着手、2019年現在も整備が続けられている。総事業費は3,940億円で、国が704億円を拠出して航路と大型岸壁を整備、博多港開発が645億円を拠出して住宅用地と産業集積用地の埋め立て事業を担い、福岡市が国庫補助事業と起債事業を合わせて2,591億円を拠出して残りの整備を行う[1]。完成時の総面積は401.3ha。
本土とは、南側の香椎浜ふ頭地区とは香椎アイランドブリッジおよび御島かたらい橋で、北側の雁ノ巣地区とは海の中道大橋で結ばれ、アイランドシティを介して福岡市中心部と海の中道をショートカットする役割も有している。島内を南北に横切る臨港道路アイランドシティ1号線を挟んで、東側約191.8haが「まちづくりエリア」(香椎照葉地区)、西側約209.5haが「みなとづくりエリア」(みなと香椎地区)となっている。まちづくりエリアは住宅地と産業用地および公園などとする予定で、2019年現在約9,000人が居住している。みなとづくりエリアは主に埠頭用地と港湾関連用地として使用され、福岡市青果市場(ベジフルスタジアム)が整備された。福岡市立こども病院も中央区唐人町から移転開業した。
このエリアは福岡空港から比較的離れており航空法に基づく高さ制限(制限表面)が都心部より緩和されているため、高層マンションの建設ラッシュとなっており、2020年までに既存の2棟に合わせ、新たに150m級の6棟が完成または着工する予定である。[2][3]
福岡市によれば2022年の8月に博多湾の人工島の土地が完売し、総事業収支が152億円の黒字に終わったと発表されている>[4]。
施設
アイランドアイ
アイランドシティ中央公園
修景池
体験学習施設ぐりんぐりん
国際交流庭園
多目的広場
こどもの広場
花木園
教育
サイバー大学
福岡市立照葉小中学校
福岡市立照葉北小学校
病院
福岡市立こども病院
医療法人相生会 福岡みらい病院
市場
福岡市中央卸売市場
超高層マンション
アイランドタワースカイクラブ
アイタワー
センターマークスタワー
照葉ザ・タワー
アイランドシティオーシャン&フォレストタワーレジデンス
その他
照葉積水ハウスアリーナ
ドナルド・マクドナルド・ハウス
照葉スパリゾート
御島崎海岸からのパノラマ写真
歴史
1989年7月:博多港港湾計画の改訂により、干潟の埋め立てを人工島形式に変更。
1994年4月:埋め立て免許取得。
7月:工事着工。
2002年10月:関連道路の一部供用開始。
2003年9月:国際コンテナターミナルのうちC1ターミナルの供用開始。
11月:博多 - 上海高速貨物船就航。
2004年:博多港開発2工区の埋立てが市に譲渡され、市5工区として引き継ぐ。
2005年9月9日 - 11月20日:第22回全国都市緑化ふくおかフェア(通称・アイランド花どんたく)開催。
12月:まちづくりエリア「照葉のまち」の住居で入居開始。
2007年4月:市立照葉小学校開校。サイバー大学開校。アイランドシティ中央公園開園。
2008年4月:市立照葉中学校開校。照葉小学校との施設一体型小中連携教育校となる。
10月:国際コンテナターミナルのC2ターミナルが供用開始。
2009年7月:照葉公民館、老人いこいの家が開館
2010年3月:自専道(仮称)アイランドシティ線の環境アセスメントが開始。
2013年7月:アイランドシティ線が都市計画決定。
2016年4月:アイランドシティ線が福岡都市高速6号線として事業化。
2021年3月:福岡都市高速アイランドシティ線が開通。
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