株式会社福井銀行
The Fukui Bank, Ltd.2020年に竣工した福井銀行本店
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 8362
株式会社福井銀行のデータ
法人番号9210001003641
店舗数96店
(国内本支店・出張所)
貸出金残高1兆5,861億29百万円
預金残高2兆803億32百万円
特記事項:
(2016年3月31日時点)
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福井銀行旧本店(現存せず)本店建て替えのために仮入居していた福銀センタービル。
株式会社福井銀行(ふくいぎんこう、英: The Fukui Bank, Ltd.)は、福井県福井市に本店を置く地方銀行。福井県内では福銀が通称として使用される。マスコットは、オーバーオールがポイントの「ふくちゃん」。キャッチコピーは「いつも、いつでも、いつまでも」。
福井県や県内のほぼ全て市町村、国立大学法人福井大学などの指定金融機関である。福井県内でのシェアは約40%であり、福井県の第一地方銀行である。 福井県内でのシェアとしては、預金が43.8%、貸出金が38.7%となっており、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}いずれも県内でトップシェアである(平成27年度)[要出典]。また、福井県内に本社を置く企業において、福井銀行をメインバンクとする企業のシェアが約45%となっている(2020年、帝国データバンク調べ)[5]。 福井銀行は、1899年(明治32年)に地元福井で繊維業を営む者たちが、福井県の繊維業のさらなる発展を目的として、各々資金を出し合って設立された銀行である(資本金30万円)。現存する地方銀行の設立過程としては、国立銀行を前身としたものが多い(七十七銀行、八十二銀行など)が、福井銀行はこうした国立銀行を前身とした設立過程ではないため全国でも稀有な例として知られている[注釈 1]。 2016年5月、福井市順化1丁目に所在する旧館と新館からなる本店の新築計画を明らかにした。発表によれば現本店を取り壊し、新本店を建設する間は、同市今市町にある福井銀事務センターを本店各部署の仮オフィスとして暫定的に使用。総事業費は90億?100億円程度を見込み、2018年度中に着工。当初は2020年春の完成を目指すとしていたが[6]、当初の予定より遅く同年12月7日に業務を開始した[7][8]。なお、本店の隣には、北國銀行(石川県金沢市)の福井支店が2020年11月に移転している[5][9]。 2016年10月に福井銀行と福井新聞社が共同で企画・発行している電子マネーのカード「JURACA」が、福井県の県民カード第1号に認定された[注釈 2]。
概要
沿革
1899年(明治32年)12月19日 - 株式会社福井銀行設立(資本金30万円、本店福井市尾上下町)[2]。
1910年(明治43年)11月17日 - 大手銀行を買収[2]。
1912年(明治45年) 6月25日 - 越前商業銀行を合併[2]。
1914年(大正3年)8月17日 - 三国商業銀行を買収[2]。
1919年(大正8年)6月21日 - 若狭商業銀行を合併[2]。
1924年(大正13年)
4月15日 - 高浜銀行を合併[2]。
8月31日 - 大七銀行を合併[2]。
1926年(大正15年)4月20日 - 石川銀行を合併[2]。
1928年(昭和3年)5月1日 - 嶺南銀行を合併[2]。
1930年(昭和5年)12月7日 - 森田銀行を合併[2]。
1932年(昭和7年)2月8日 - 洪盛銀行を買収[2]。