禁断の魔術_ガリレオ8
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禁断の魔術 ガリレオ8
著者東野圭吾
発行日2012年10月15日
発行元文藝春秋
ジャンルミステリ推理小説
日本
言語日本語
形態四六判並製カバー装
ページ数328
前作虚像の道化師 ガリレオ7
公式サイトbooks.bunshun.jp
コード.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-16-381690-6
ISBN 978-4-16-790377-0文庫判

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『禁断の魔術 ガリレオ8』(きんだんのまじゅつ ガリレオエイト)は、東野圭吾の連作推理小説である。2012年10月15日文藝春秋から単行本が刊行された。ガリレオシリーズ第8弾で、短編集としては5作目となる。

「曲球る」と「念波る」の2編は、2013年テレビドラマ『ガリレオ』第2シリーズで映像化された。

2015年3月10日に、単行本『虚像の道化師 ガリレオ7』を再編集し文春文庫版オリジナルとして文藝春秋から発刊する際に、「透視す」「曲球る」「念波る」の3編も併せて収録された。残る「猛射つ」は大幅に改稿して長編小説『禁断の魔術』とし、2015年6月10日に文春文庫版オリジナルとして文藝春秋から発刊された[1]

『禁断の魔術』は2022年9月17日にテレビドラマ『ガリレオ』のスペシャルドラマとして映像化・放送された。
概要

本作はシリーズ初となる全編書き下ろしとなる。著者曰く、前作『虚像の道化師 ガリレオ7』でシリーズの短編は終わりと考えていたが、小説の神様の気まぐれを思い知らされた作品。当初は『虚像の道化師』もこれまでの短編同様に5編収録させようと考えていたが、湯川や草薙の人生や生活を積極的に書こうという想いから湧き上がったアイディアから『虚像の道化師』での4編からさらに4編書き上がり、合計すると原稿用紙1000枚超の分厚い本になるため、本作と『虚像の道化師』の2冊に分けたという背景がある[2]

「透視す」は「湯川が透視能力を持つホステスにその力を披露されたらどんな反応をするのか」という着想から湯川が挑む謎が殺人に関係しなくてもいいと考えた末に出来上がった。他にも「曲球る」で湯川が殺人事件解決以外に人助けのために科学の知識を活かしたり、「念波る」で湯川がこれまでの事件とは異なるアプローチをする様が描かれている。そして「猛射つ」では「自分のせいで殺人犯になりかねない人間がいたら湯川はどうするのか」というアイデアから[3][2]、犯罪に手を染めようとする信頼する愛弟子に対しての湯川の意外な行動が描かれる。

2012年10月25日に発表された10月29日付のオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で、4万6000部の売上により首位を獲得。3月発売の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と8月発売の『虚像の道化師 ガリレオ7』に続く首位となり、一人の作家が発表した作品が3作連続の首位獲得をするのは今回が初となる[4]。湯川学、草薙俊平、内海薫、間宮慎太郎についてはガリレオシリーズ#登場人物参照
各章あらすじ
第一章・透視す(みとおす)

草薙に連れられ彼の行きつけの銀座のクラブ「ハープ」に通った湯川は、そこでホステスのアイの接客を受ける。アイは湯川に出させた名刺を見ることなく湯川の名字を言い当てる透視の芸を披露、一度はコートの裏側の刺繍を見たと推理して納得した湯川だったが、帰り際にアイが自分の名前や職業まで言い当てたため驚愕する。

それから4か月後、アイこと相本美香が殺害された。草薙達は顔見知りによる犯行として捜査にあたるが、美香は死者への同情を抜きにしても誰からも慕われる女性であり、トラブルといえば遠隔地に住む継母と確執があったことくらいだったので、彼女を殺す動機のある人物の特定に難航してしまう。やがて草薙達は美香の足の指の間に付着していた煙草の葉っぱを手掛かりに犯人を突き止め逮捕した。例の透視によって美香に横領を見抜かれたことが動機だったが、その透視のからくりが判らず、行き詰った草薙は湯川に相談する。草薙から経緯を聞いていた湯川は透視の謎と、美香の抱える一つの問題に光を当てていく。

相本 美香 - 銀座のクラブ「ハープ」の
ホステス。源氏名は「アイ」。


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