神龍_(ドラゴンボール)
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神龍(シェンロン)は、漫画『ドラゴンボール』および、それを原作とするアニメに登場する架空のキャラクターである。

本項では、アニメ『ドラゴンボール超』、『ドラゴンボールGT』のみに登場する神龍や邪悪龍についても併せて解説する。

世界中に散らばるドラゴンボールを七つ集めると出現する。どんな(創造主の力を大きく超えたものを除く)願いも叶えてくれる存在である。各々の登場・叶えた願いなどは、ドラゴンボール (架空の道具)参照。
神龍の種類
神龍(シェンロン)

- 内海賢二(無印、Z第21話 - 第100話、改第8話 - 第51話、劇場版第1作、第3作 - 第7作、第17作 - 第18作)、佐藤正治(Z第192話 - 第193話)、矢田耕司(『ドクタースランプ』)、大友龍三郎(超、『ドラゴンボール ゼノバース』以降のゲーム、劇場版第19作 - 第21作)

原作での初登場は其之十九、アニメでの初登場は『ドラゴンボール』第12話。サブタイトルはどちらも「ついに龍(ドラゴン)あらわる!」。ミスター・ポポがつくった龍の模型に地球の神が命を吹き込み神龍(シェンロン)を呼ぶドラゴンボールを作った。一人称は「わたし」、アニメでの初登場では「俺」。

地球のドラゴンボールから「出でよ神龍!! そして願いを叶えたまえ!!」の掛け声で出現する。なお、「神龍よーい! 出てきておくれ!」「さあ出てこい! 神龍とやらよ!」「出でよドラゴン!」などのくだけた言い方でも、意味が通じれば呼び出すことは可能。

アジア圏の伝承に登場するような胴が細長いタイプの龍[注 1]で体色は緑で赤い目をしている。基本的にはどんな願いも1つだけ叶えてくれるが[注 2]、創造主である神の力を超える願いは叶えられず、同じ願いも2度と叶えられないため、過去に神龍によって生き返った経験がある者を再度生き返らせることは不可能。死者を生き返らせる際は一度に大勢の人数を生き返らせることもできるが、死んでから1年以上経過した者は復活させることができず[注 3]、寿命などの自然死の場合も生き返りの対象外である。神龍によって生き返ったことはないが後述のポルンガによって生き返ったことのある者を生き返らせることができるかは具体的に言及されていないが、孫悟飯のモノローグにセルゲーム中にセルジュニアたちに痛めつけられる仲間たち(この中でピッコロ天津飯ヤムチャは神龍によって蘇生したことがない)を見ながら「トランクスさん以外はもう二度とドラゴンボールで生き返ることはできない」というものがある他、アニメ版『ドラゴンボール超』においては神龍によって生き返ったことがないピッコロを蘇生させるためにポルンガに頼っており、ポルンガによって生き返った場合も神龍による場合と同様に蘇生に制限がかかることを示唆する描写が見られる。

ピッコロ大魔王に1度消滅させられている[注 4]。この時ドラゴンボールは石となった。神が死ねば神龍も死ぬ。また、ドラゴンボールに命を与えられる龍族である神が戦士型のピッコロと融合した際もドラゴンボールは石となった。

人造人間編で新たに地球の神となったデンデに命を吹き込まれて生まれ変わり、「どんな願いも」から「可能な限り」[注 5]と口上も少し変化している。この新しい神龍で叶えられる願いの数は2つだったが、その後魔人ブウ編においては叶えられる願いの数が3つに強化され、多くの人を生き返らせた場合、叶えられる願いは2つに減少する[1]。願いを叶えた後は姿を消し、ドラゴンボールはドラゴンレーダーにも反応しない石ころとなって世界中に散らばり、基本は1年間願いを叶えられない条件だが、魔人ブウ編において、3つの願いのうち1つ叶えただけなら4か月後に再び神龍を呼び出すことができるという特例も示された。アニメ版ではピッコロが「デンデが新しく作り直した神龍であれば、それ以前のドラゴンボールで1度生き返ったことはカウントされないのではないか」という可能性を検討していた。しかし実際にはデンデが神になる以前の蘇生も含まれたため、既に1度蘇生経験のある悟空は生き返らなかった。

劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』および同一エピソードを内包したTV版『ドラゴンボール超』では、ビンゴの景品として用意され、ビンゴの勝者に願いを叶える権利が与えられるなど、完全にブルマたちの私物になっている。破壊神ビルスと対面した時は、目上の存在だったため敬語になっており、全員が「あんな神龍初めて見る」と驚いていた。なお、ビルスはドラゴンボールを見た時「ナメック星の願い玉に似ている」と発言しており、ドラゴンボールの存在を知っていた。その後、ソルベがフリーザを復活させる際に呼び出した時と、ブルマが7個目の超ドラゴンボールの在処を聞く際は願いは再び3つになっていた。ビルスたちからの扱いの軽さを見たベジータから「神龍も安くなったものだな」と言われている。また、ブルマが悟空の願いを叶える条件を出した時、時間切れなのにもかかわらず、ビルスを脅迫のネタに使われ、予定より長く滞在させられた際、自らが悟空に頼む側になるなど情けない面を見せた。漫画版ではこの辺のやり取りは描かれなかった。

一度召喚されると長い間出ていることができない[注 6][注 7][注 8]が、劇場版第15作目『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では願いを言ってもらえず、願い事を待ち続けたままラストシーンを飾るという一幕もあった。

『ドラゴンボールGT』では、ドラゴンボールが完全に浄化された後、誰も呼んでいないが現れる。「これ以上ドラゴンボールを使わせるわけにはいかない」と言い、それを理解した悟空の最後の願いで邪悪龍たちによって犠牲になった人たちを生き返らせた[注 9]後、ドラゴンボールや悟空と共にどこかへと消えていった。


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