神田 たけ志(かんだ たけし、1948年5月12日 - )は、日本の漫画家。北海道根室市出身。 さいとう・たかおのアシスタント勤務となり、『ゴルゴ13』の作画スタッフに参加する。 1970年、『復活は血のメロディー』でデビュー[1]。同年、小池一夫原作の『御用牙』がヒットする。同年ごろに、小池一夫らとともに『スタジオ・シップ』を起こす。吉川英治の『宮本武蔵』の劇画化や、伝説の麻雀の裏プロ桜井章一の半生の劇画化の『ショーイチ』シリーズが有名である。ジャンルは、時代劇モノ、極道関連、麻雀関連となる。
経歴
有名な作品
『御用牙』全14巻(小池一夫原作、1970年10月 - 1976年12月 ヤングコミック連載 少年画報社)1972年に、勝プロ製作、勝新太郎主演、東宝配給にて映画化される。1994年に、渡辺謙主演でドラマ化されていたが、お蔵入りで、2004年3月6日、時代劇専門チャンネルにて放送される[2]。
『唖侍鬼一法眼』(五社英雄原作、1972年8月17日 - 1973年7月5日 アサヒ芸能連載 徳間書店)後にテレビドラマ化、1973年10月7日から1974年3月31日にかけて放映。
『宮本武蔵』全10巻(吉川英治 原作:1984年 - 1985年 講談社)吉川の小説『宮本武蔵』の劇画化
『ショーイチ』(柳史一郎原作、1989年 - 1994年 近代麻雀ゴールド連載 竹書房) 麻雀の裏プロの桜井章一を登場させている。
『氷壁の達人』全3巻(1991年 - 1992年 コミックGiga連載 主婦と生活社) 実在の登山家の小西政継を主人公とした作品
『裁きの銀』(向谷匡史原作、漫画サンデー連載 実業之日本社)2002年に東幹久主演でOV化。
『飢狼の系譜―実録・安藤組』全8巻(安藤昇原作、2001年 - 2002年 竹書房)安藤昇を主人公としつつも、安藤組の幹部を実名で登場させている。横井英樹襲撃事件について、取り上げられている。
その他
『十手無頼 地獄の辰』(笹沢佐保原作、芸文社)
『天呆銭』(週刊漫画ゴラク連載 日本文芸社)
『ワイルドターキー B-1爆破作戦』(レイモンド鷹井原作、漫画サンデー連載 実業之日本社)
『梟たちの唄』(梶川良原作、コミック社および竹書房)
『けものへん』(狩撫麻礼原作、芳文社)
『歌仙幻殺行』(双葉社)
『妖かし丸』(滝沢解原作、双葉社)
『鷺師』(東史朗原作、竹書房)
『ザ・ライブ』(竹書房)
『天道』(漫画ゴラク連載 日本文芸社)
『料して候』(荒仁原作、漫画ゴラクネクスター連載 日本文芸社)
『シラビソの花-天保女敵討始末-』(荒仁原作、漫画ゴラクネクスター連載 日本文芸社)
『闇貸師 ?喜三郎手控?』(向谷匡史原作、漫画サンデー連載 実業之日本社)
『歳三?新撰組箱館戦記?』(小池書院)←「北の獅子」の復刻版
『刀化粧』(小池一夫原作、小池書院)
『百々の拷問蔵』(小池一夫原作)
脚注^ a b ⇒神田たけ志 - 漫画V
^ ⇒御用牙 - ドラマ詳細ータ
外部リンク
⇒[リンク切れ] 神田たけ志 - 漫画V[リンク切れ]
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