神曲奏界ポリフォニカの登場人物
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神曲奏界ポリフォニカの登場人物(しんきょくそうかいポリフォニカのとうじょうじんぶつ)は、シェアード・ワールド作品『神曲奏界ポリフォニカ』のクリムゾン・ブラック・ホワイト・ぶるう・その他の各シリーズに登場する架空の人物について記述する。

注:登場人物名は一部の例外を除き、すべてカタカナ表記である。ホワイトシリーズ以外の人間の名前は「姓・名」表記である。ホワイト・シリーズでは、コランダム王国および聖クラスト王国の出身者は「名=姓」表記だが、神聖メニス帝国の出身者には「姓=名」表記の人物が存在する(例:タタラ=オキツグ)。精霊の名前は「名・柱名・精名」(ホワイトシリーズ以外)または「名=柱名=精名」(ホワイトシリーズ)の表記である。区切りが・と=のどちらになるかは、フルネームの初出がホワイトシリーズかどうかに依存する。

キネティックノベル版/TVアニメ版
クリムゾン・シリーズ
ツゲ神曲楽士派遣事務所
タタラ・フォロン
声:
小橋達也[1] / 神谷浩史[2]橘凛(少年時代)「赤」シリーズの主人公である青年神曲楽士。身長178cm。線の細い中性的な容姿で、性格は優しく気弱で少々優柔不断。その性格ゆえに、主人公であるにもかかわらず契約精霊のコーティカルテには完全に尻に敷かれた状態。主制御楽器はピアノ。トルバス神曲学院にて神曲を学び、正規の神曲楽士になってからはツゲ神曲楽士派遣事務所に勤務。事務所から大型自動二輪タイプの自走式可変単身楽団「ハーメルン」を支給されている。捨て子のため孤児院で育っており、生まれや血縁などに関しては一切不明。元々内向的で、要領の悪さから周囲の子供たちに疎まれていた過去を持つ。タタラ姓は、孤児院を出る際に社会生活で便宜上必要なために付けられたもの[3] ということで、七楽門の「火のタタラ家」とは無関係(むしろプレッシャーを感じるようで、本人曰く「重い」)。生い立ちや疎まれた過去の影響からか、中々自分自身に対して自信が持てないため、他者から寄せられる好意に対して非常に鈍い所がある。普段は要領が悪く冴えない所も多いが、その身には驚異的な集中力と奇蹟的な神曲の才能を秘めている。いざその才能が発揮された際には、走行中にハーメルンを転倒させずに変形してみせる(バランスが著しく崩れるため走行中の変形は禁止事項)、譜面にも起こさず脳内の旋律のみで一気に封音盤を作成してのける(常人では集中力が持たず到底不可能)、周囲の音全てを一つの流れとして捉えそれに自身の演奏を合わせられる(常に自分の眼の焦点を無限遠に合わせながらものを見るような所業)、防音室での演奏にもかかわらず下級から上級まで約100体もの精霊を召喚して彼らから契約を求められる、歌声だけや単一の楽器のみで神曲を奏でてのける、さらには喪われた存在であるレブロスをすらこの世に一時的に呼び戻すなど、数々の偉業を成し遂げる。アニメ第2期オリジナル展開では、コーティカルテを一時的ながら全盛期の始祖精霊の状態へと戻している。しかし学生時代はその潜在能力を上手く活かせず、実技の面では苦労していた(真面目な性格から勉強自体には熱心に取り組むので学科は優秀)。神曲など知らない4歳から5歳の頃に、歌でコーティカルテと不完全ながら精霊契約を結んでいるが、それは神曲楽士達の常識から考えれば本来ありえない出来事であった。契約の最中にレイトスの手でコーティカルテと引き離されるが、彼女に施されていた封印が解除されたことで12年ぶりに再会。しかし、その容姿があまりに過去の記憶と異なっていたため、頭では納得出来ていても心がその事実を受け入れられずにいた時期があった。またコーティカルテの強大な力について深く考えず、ただ傍に居てくれればいいとだけ考えていた時もあった。しかし、子供を車から救おうとして周囲にまで被害を及ぼしてしまい、これを機に力を持つ者の資格と責任についても深く考えるようになっていった。その後は様々な障害を2人で乗り越え、今ではパートナーとして互いに強い信頼関係を築いている。繊細でひ弱そうな容姿をしているが、学院の教育方針で一通りの戦闘訓練は受けている。またコーティカルテと契約した定めか、一般的な神曲楽士達では経験し得ないような過酷な戦場を幾度も潜り抜けて来ているため、実戦経験も豊富でいざと言う時の度胸もある。通常、精霊がいない状態で敵に狙われると脆い神曲楽士だが、別の場所で戦うコーティカルテへの神曲支援を絶やさず、自分を狙ってきたテロリストと一対一の戦いで機転を利かせて勝利したこともある。人間社会では未だ無名ながらも、その極上の神曲は既に精霊達の間では伝説となってきており[4]、本来は級の上下を問わず大量の精霊を惹き付けられる力がある。だが、精霊の女王たるコーティカルテが誰も近づけぬよう常に睨みを利かせているために、他の精霊を一切呼ぶことが出来ない[5]。また、フォロン自身も常にコーティカルテと共に歩んで来た結果、その才能を彼女専門に特化してきており、「曲のなかにコーティカルテの影がみえる」といわれる。だが、その事がまたフォロンの神曲に新しい魅力を齎しており、精霊達にとってフォロンに神曲を演奏してもらうのは憧れとすらなっている。現在は、仕事の傍ら母校であるトルバス神曲学院から月一回の特別講師を依頼されており、コーティカルテ共々学生達(特に女学生)からの人気が高い。学生達は、親しみ易いフォロンを自分達の目指す将来の具体的なモデルとして捉えている様子。クリムゾン・シリーズ最後の戦いにおいてディエスの手により致命傷を負い、レイトスとエレインドゥースの時のようにコーティカルテがフォロンと融合することで半精霊となり命を繋いだ。後の物語となるエイフォニック・ソングバードシリーズではこの状態のフォロンが講師として登場する。
コーティカルテ・アパ・ラグランジェス
声:平井理子[1] / 戸松遥[2]「赤」シリーズのヒロインで、フォロンの契約精霊。「始祖精霊」の一柱で、桁違いの力を持つ精霊の女王。本来の姿は外見年齢20歳前後の美しい成人女性なのだが、ある事情から普段は13?14歳くらいの少女の姿になっている。フォロンの神曲支援がある時だけ本来の姿に変身し、その強大な力を「制限無く」振るうことが可能となっている。大人の時の身長は170cmで、スリーサイズはB95W55H89(ヤーディオの見立て)、無駄な肉の少ない痩せ型でスタイル最上級(神奈月コメント)。少女の時の身長は145cmで、スリーサイズは3分の2程度に減量している模様(レンバルトの見立て)。この時の胸はBカップくらいとのこと(神奈月コメント)。少女時の体のラインは、完全な子供体型ではなく多少大人っぽくなるように描いてあるそうで、キャラデザの神奈月昇曰く「エセ幼女」。戦闘が非常に得意で戦闘技術全般に長けているが、性格的に大雑把な所があり家事や精密作業は大の苦手。また派手好きでお祭り好きなため、昔から人里に頻繁に紛れ込んでいたおかげで人間社会への深い知識を持つ反面、礼儀を無視したり誰でも知っているような決まり事を知らなかったりと妙な所で常識に欠ける部分がある。紅の殲滅姫<クリムゾン・アニヒレイタ>、我が侭な紅<ウェイワード・クリムゾン>、血塗れの公爵夫人<ブラッディ・ダチェス>、紅の女神など、数多くの異名を持つ。


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