神戸神学校
[Wikipedia|▼Menu]

神戸神学校(こうべしんがっこう)は、南長老ミッションが運営した神学校で、中央神学校の母体になった聖書信仰に立った神学校である。
歴史

1906年、明治学院に派遣されていたサムエル・フルトンは、同じく明治学院で教えていた植村正久自由主義神学の教科書を使っていたという神学的な理由で、明治学院との協力関係を断った。

そして1907年、南長老ミッションが神戸に神戸神学校を設立して、サムエル・フルトンが校長に就任した。最初の学生は、明治学院から移った5人の学生だった。アメリカ人宣教師W・ブカナン、H・マイアース(賀川豊彦『死線を越えて』のウィリアムス博士のモデル)、R・マカルピンらと、溝口悦次、青木澄十郎、内藤賀一らが教師になった。

教授たちの熱心な指導によって、日本基督教会の教師試験の合格率がトップになったが、1927年に大阪神学院と合併して閉校、中央神学校が誕生した。
卒業生

富田満(第1期)

賀川豊彦(第3期:富田満と一緒に転校したが、病気による休学で卒業が遅れた)

田中剛二(第17期)

藤田昌直(第19期)

参考文献

中村敏『日本における福音派の歴史』いのちのことば社、2000年










日本の神学校
カトリック

神学校日本カトリック神学院 - 聖アントニオ神学院 - 長崎カトリック神学院

プロテスタント

神学校

きよめ派東京聖書学院(TBS) - ウェスレアン・ホーリネス神学院 - 日本聖書神学校 - イムマヌエル聖宣神学院 - 救世軍士官学校 - 東京聖書学校 - 関西聖書神学校 - 中央日本聖書学院
改革・長老神戸改革派神学校 - 東京基督神学校(TCTS)
バプテスト派西南学院大学 - 仙台バプテスト神学校 - 東京バプテスト神学校
ルーテル教会ルーテル同胞聖書神学校 - 日本ルーテル神学校
聖霊派中央聖書神学校 - CFNJ聖書学院 - リバイバル聖書神学校 - 生駒聖書学院
超教派北海道聖書学院 - 聖契神学校 - お茶の水聖書学院(OBI)- JTJ宣教神学校 - 聖書神学舎(JBS) - 農村伝道神学校 - 新潟聖書学院(NBI) - 東海聖書神学塾 - 福音聖書神学校 - 東京基督教大学(TCU)

宣教師訓練学校宣教師訓練センター(MTC)
研究所共立基督教研究所
閉校した神学校東京一致神学校 - 日本神学校(1930-1949) - 東京英和学校 - 神戸神学校 - 中央神学校 - 中央福音伝道館 - 東洋宣教会聖書学院 - 東京神学塾 - 東京基督教短期大学

聖公会聖公会神学院 - ウィリアムス神学館
日本ハリストス正教会東京正教神学院
キリスト教ポータル



更新日時:2014年4月26日(土)22:16
取得日時:2019/08/13 11:29


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:8579 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef