神戸港
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神戸港
左端の神戸空港も神戸港の泊地内にある.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}神戸港神戸港の位置
所在地
日本
所在地兵庫県神戸市
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分39.17秒 東経135度13分36.97秒 / 北緯34.6775472度 東経135.2269361度 / 34.6775472; 135.2269361座標: 北緯34度40分39.17秒 東経135度13分36.97秒 / 北緯34.6775472度 東経135.2269361度 / 34.6775472; 135.2269361
詳細
開港1868年1月1日慶応3年12月7日
管理者神戸市
種類国際戦略港湾港湾法
スーパー中枢港湾政令指定)
泊地面積9,171ha
陸地面積2,109ha
係留施設数233
出典2016年[1]
統計
統計年度2019年[2]
発着数6,634隻(外航)
24,671隻(内航)
貨物取扱量5,151万トン(外貿)
4,249万トン(内貿)
コンテナ数218万TEU(外貿)
68万TEU(内貿)
輸出入総数2,292万トン(輸出)
2,858万トン(輸入)
主要輸出・輸入品産業機械、化学工業品、自動車、自動車部品(輸出)
石炭、衣類・身廻品・はきもの、化学工業品、化学薬品(輸入)
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神戸港(こうべこう)は、兵庫県神戸市にある港湾港湾法上の国際戦略港湾に指定されている。 日本の主要な国際貿易港(五大港)の一つで、スーパー中枢港湾の指定を大阪港と共に受けている。1868年1月1日慶応3年12月7日)に開港。港湾管理者神戸市

港則法関税法上は、尼崎西宮芦屋港・大阪港・堺泉北港と合わせて阪神港の一部とみなされ、阪神港神戸区となる(港則法上は特定港に指定されている)。神戸港夕景(新港第一突堤から西を望む)
概要

六甲連山がそのまま大阪湾へ落ち込む急峻な地形によって、水深が急激に深くなる特徴から「天然の良港」として知られる日本を代表する国際貿易港である。神戸市の海に面する行政区は7区あるが、神戸港は港湾区域臨港地区とも摂津国側の6区に展開しており、六甲連山から外れる播磨国側の垂水区は含まれない(須磨区は播磨国の一部を区域に含むが、海に面する臨港地区は摂津国)。東は尼崎西宮芦屋港に隣接する。

その歴史は、かつての都であった奈良京都に近接し、日本国内の東西航路や大陸との交易の拠点として古くから栄え、大輪田泊(おおわだのとまり)や兵庫津(ひょうごのつ)と呼ばれた兵庫港に始まるが、兵庫港が神戸港の港域に含まれるようになったのは1892年明治25年)10月1日である。最期まで神戸を兵庫だと言い張った江戸幕府の最末期に神戸港が兵庫の名のもとに開港したため混同されがちであるが、神戸港開港後の24年9ヶ月間も兵庫港は依然として不開港であり、神戸港に飲み込まれる形で一体化された。

東京港の開港が横浜港の猛烈な反対によって1941年昭和16年)まで実現しなかった東日本と違なり、西日本では神戸港開港の8ヶ月後に大阪港が開港した。商業や工業の集積で神戸を圧倒する大阪だったが、当時の大阪港は河港だったため外国船の入港が1871年(明治4年)を最後に途絶えてしまい、神戸港は西日本最大の国際貿易港の地位を確立した。神戸港は大正期に貿易額で横浜港を上回ったが、昭和初期には海港に生まれ変わった大阪港に追い上げられ、神戸・大阪・横浜の3港が三つ巴の状態となった。1970年代には阪神工業地帯の輸出港として海上コンテナの取扱個数が世界一になるなど世界有数の港として知られていた。

日本の物流機能に対する役割を担うために、オーバーパナマックス船への対応をした国内初の大水深高規格コンテナバースの供用の開始や、1960年代から行われたポートアイランド(当時、世界最大の人工島)、六甲アイランドの建設やメリケンパーク神戸ハーバーランドといった観光や商業施設の開発、沖合いに神戸空港を開港するなど、日本のウォーターフロント開発の先駆けとなるものも多く、各地に与えた影響は小さくない。

また、後背地たる神戸市街地は、明治時代に神戸外国人居留地として整備された建造物が数多く残っているほか、エキゾチックな市街地の雰囲気や、神戸の夜景スポットとして非常に有名なハーバーランドやメリケンパーク周辺は、観光地としても人気の高い地域となっている。


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