夜景(ライトアップ)神戸モザイクから見た夜のメリケンパーク。ポートタワーは改修工事中(2022.2)
神戸海洋博物館(こうべかいようはくぶつかん)は、兵庫県神戸市中央区波止場町のメリケンパークにある「海・船・港」をテーマとする海事関係の総合博物館。神戸港のシンボルの1つになっている。 前身は1963年に神戸ポートタワー下層3階に開館した神戸国際港湾博物館(のちに下層4階を増築)[1]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}海事博物館としては世界有数の規模であり[要出典]、1987年に、幕末の神戸港開港120年を記念して開館した。展示内容は、近代神戸港だけでなく、平清盛が修築した大輪田泊や福原京まで遡る[2]。大小200点以上の船舶模型が展示されている[3]。 波または帆船の帆をイメージさせる独特な外観の屋上構造物は白色のフレームでできており、夜間は青系の光でライトアップされる。 同館内では2006年より、川崎重工業が企業博物館「カワサキワールド」を展開している。新幹線0系電車の先頭車両(運転台や客席の体験可)やKV-107 II型ヘリコプター(JA9555 川崎重工業社用機「美濃」)(客席のみ体験可)の現物を展示。陸・海・空・環境などをテーマとしたクイズゲーム、「電車でGO!2高速編 3000番台」のゲーム、フライトシミュレーター、マリンスポーツシミュレーターなども設置されている。 なお、同館は車いすが必要な方や高齢者、ベビーカーとご一緒の利用者なども安心して利用できるようにスロープ・エレベーター・手摺りが設置されている。また館内のみの利用に限り、車いすの貸出し(2台まで無料)も行っている。ベビールーム・授乳室も完備[4]。2019(令和元年)10月から改修工事を行い2020(令和2年)2月5日に再度開館した[5]。
概要
施設
1F
展示室A「現代から未来の神戸港」
イベントスペース(鉄道模型走行会[6]などを実施)
カワサキワールド
休憩室
ミュージアムショップ
2F
展示室B「歴史から見た神戸港」
3Dハイビジョンシアター
レストラン
主な屋外展示物
超電導電磁推進船 「ヤマト1」(実物):2016年11月撤去
テクノスーパーライナー・全没型水中翼船 「疾風」(実物):2016年11月撤去
トリガー装置(実物):三菱重工業神戸造船所で60年間使用
コンテナ船「らいん丸」搭載蒸気タービンエンジン
自律型無人潜水機「マリンバード」
神戸港震災メモリアルパーク
「ヤマト1」
「疾風」
主な屋内展示物