神戸朝日ビル
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神戸朝日ビルディング

情報
用途オフィス、店舗
設計者竹中工務店大阪本店設計部[1]
施工竹中工務店神戸支店[1]
建築主朝日ビルディング[1]
構造形式S造SRC造RC造[1]
敷地面積2,898.24 m² [1]
建築面積2,248.21 m² [1]
延床面積28,215.42 m² [1]
状態完成
階数地下2階、地上25階、塔屋1階[1]
高さ最高部112 m
エレベーター数7基[1]
駐車台数101台[1]
着工1992年1月[1]
竣工1994年2月[1]
所在地650-0035
兵庫県神戸市中央区浪花町59番地
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度41分22秒 東経135度11分32秒 / 北緯34.68944度 東経135.19222度 / 34.68944; 135.19222
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シネ・リーブル神戸

情報
完成1994年2月
開館2001年9月15日
客席数シアター1:141席
シアター2:79席
シアター3:102席
設備3スクリーン
旧用途多目的ホール
運営テアトルシネマグループ
所在地兵庫県神戸市中央区浪花町59
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神戸朝日ホール

情報
完成1994年2月
開館2023年9月8日
客席数505席
運営朝日ビルディング
所在地神戸市中央区浪花町59番地
特記事項2023年9月ホールとして再開館
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神戸朝日ビル(こうべあさひビル)は、兵庫県神戸市中央区旧居留地に建つ超高層複合ビル。従前所在した神戸朝日会館についても記載する。
概要

神戸旧居留地都市景観地区の北側に位置する神戸朝日会館跡地に建てられた複合ビルである。当初は、現代建築に建て替える計画もあったが、神戸市民にとって旧会館は特別な思い入れのある建物であったため、市民や市からは、何とかこの建物を残して欲しいとの要望が起こった[1]。そうした状況を踏まえ、建築主をはじめ旧居留地の洋風近代建築の保存運動をしている市民の代表者や、市の都市景観係の人々が協議を重ねた結果、いったん旧会館を解体し、「神戸朝日会館」の歴史性、物語性を継承発展させるために、外壁を原則的に復元再生し、内部は現代的な機能に合うように建て替える手法を採用し、余った容積で復元部分の上部に、現代的なオフィスビルを建築することになった[1]。これによって、建設コストはかなりアップしたが、復元保存再生の意義に建築主も賛同し、保存運動を進めていた団体からも一定の評価を得た[1]

第36回BCS賞受賞[2]
建物構成

地下と地上6階までが低層部で復元再生部分となり、その上の地上7階から25階までが高層部でアルミガラスカーテンウォールによって構成される[1]。低層階の外壁は以前の神戸朝日会館の外観を復元した重厚なテラコッタ造りになっている。
低層部

地階は、当初多目的ホールだったが[1]2001年(平成13年)9月、3スクリーンのミニシアターシネ・リーブル神戸」がオープンした。

1階のピロティは、3階までの吹き抜け空間に面して店舗を配置。毎年クリスマスシーズンには実物もみの木を使ったトイデコレーションが行われる他、様々なイベントが開催されている。

4階の「神戸朝日ホール」は、大阪中之島にあるフェスティバルホールの姉妹ホールとして、吹奏楽合唱などのコンサート演劇シンポジウムなどに利用され、2017年?20年には「シネ・リーブル神戸アネックス」として貸し出されたが[3]、ここ3年間ほど使われていなかった[4]。この度、イスや床などリニューアル工事を終え、2023年(令和5年)9月、6年ぶりにホールとして再オープンする[5][6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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