神戸大学大学院農学研究科(こうべだいがくだいがくいんのうがくけんきゅうか、英称:Graduate School of Agricultural Science)は、神戸大学に設置される大学院研究科の一つである。また、神戸大学農学部(こうべだいがくのうがくぶ、英称:Faculty of Agriculture)は、神戸大学に設置される学部の一つである。 神戸大学農学部は、兵庫県立の兵庫農科大学を、1966年に文部省の方針で国立に移管して設立された学部である。「農場から食卓まで」をスローガンに、農学の幅広い分野を、世界最高水準で扱っている[1]。
概要
沿革
1949年 - 兵庫県立農科大学(のちの兵庫農科大学)設立[1]。
1966年 - 兵庫農科大学を神戸大学農学部に改組[1]。
1967年 - 附属農場を設置[1][2]。
1972年 - 大学院農学研究科を設置[1]。
1994年 - 大学院農学研究科を大学院工学研究科、大学院理学研究科と統合し、大学院自然科学研究科を設立[1]。
2007年 - 大学院自然科学研究科を解体し、大学院農学研究科が独立[1]。
学科
入学定員160人[3]
食料環境システム学科[3]
生産環境工学コース
地域環境工学プログラム(水環境学、土地環境学、施設環境学、地域共生計画の各教育研究分野)
バイオシステム工学プログラム
食料環境経済学コース
資源生命科学科[3]
応用動物学コース
応用植物学コース
生命機能科学科
応用生命化学コース
応用機能生物学コース
研究分野は、環境物質科学、昆虫分子機能科学、昆虫多様性生態学、細胞機能構造学、栽培植物進化学、植物遺伝学、植物栄養学、植物病理学、土壌学
著名な出身者
政治
宮崎雅夫 - 衆議院議員、農林水産大臣政務官、全国土地改良政治連盟顧問
加藤章 - 東温市長、元東温市副市長
行政
秋田潤 - 元財務省名古屋税関長
齊藤昭 - 元農林水産省統計部長、元京都大学特命教授
経済
大隈一裕 - 松谷化学工業研究所所長、日本栄養・食糧学会技術賞
末澤壽一 - 元日本ハム社長、元北海道日本ハムファイターズオーナー
山谷佳之 - 関西エアポート社長、元オリックス不動産社長
研究
小原章裕 - 農学、名城大学学長
黒川俊二 - 農学、京都大学教授、元日本雑草学会幹事長
竹安邦夫 - 生物学、京都大学名誉教授
橋谷義人 - 農学、元大阪成蹊女子短期大学学長
前野ウルド浩太郎 - 農学、国際農林水産業研究センター研究員、読売文学賞、新書大賞、絲山賞