神戸三宮駅
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この項目では、神戸新交通・神戸市交通局(地下鉄西神・山手線)の三宮駅、阪神電気鉄道・阪急電鉄の神戸三宮駅について説明しています。

西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅については「三ノ宮駅」をご覧ください。

神戸市交通局の地下鉄海岸線の駅については「三宮・花時計前駅」をご覧ください。

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三宮駅
神戸三宮駅
駅外観
さんのみや
こうべさんのみや
Sannomiya
Kobe-Sannomiya

乗換駅の三ノ宮駅三宮・花時計前駅含む。駅名は右上の四角マークで地図を拡大しアイコンをクリックして表示される。
所在地神戸市中央区
所属事業者神戸新交通駅詳細
神戸市交通局駅詳細
阪神電気鉄道駅詳細
阪急電鉄駅詳細
乗換JR神戸線三ノ宮駅
地下鉄海岸線三宮・花時計前駅
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三宮駅(さんのみやえき)および神戸三宮駅(こうべさんのみやえき)は、兵庫県神戸市中央区にある神戸新交通神戸市交通局神戸市営地下鉄)・阪神電気鉄道(阪神)・阪急電鉄(阪急)のである。

阪急と阪神の駅も、もともとは「三宮駅」という名称であったが、神戸市の中心駅であることをより明確化するために阪急は2013年に、阪神は2014年に「神戸三宮駅」に名称変更を行った[1][2][3]
概要

神戸市都心三宮に位置するターミナル駅である。西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線JR神戸線)の三ノ宮駅を含め各線と接続する交通の要衝となっており、各社線とも兵庫県内で最も利用客が多い。駅周辺は百貨店や商業施設、飲食店などが集積しており、県内及び市内最大の繁華街を形成している。

当初は東海道本線山陽本線の境界である神戸駅が神戸側のターミナル駅として建設された経緯があったが、三宮駅に私鉄地下鉄の路線が集積することで、戦前からの神戸市の中心部であった新開地(神戸駅西側の地域)から三宮へ神戸市の都心が移る要因のひとつともなった。「私鉄王国」と呼ばれていた地域に位置することもあり、神戸新交通を除く各路線が東西に並行するように走っている。各路線のホームや駅舎の規模を合わせると、県下最大規模の駅である姫路駅を上回る。

当地区は神戸市の都心・三宮の再整備プロジェクトの中心とされており、これまで市、鉄道各社、有権者を交えた再開発の検討が行われている。市が発表した「神戸三宮「えき?まち空間」基本計画」では[4]、「三宮クロススクエア」として三宮駅周辺のフラワーロード、中央幹線への一般車両乗り入れを無くし歩行者専用空間に改造するとされており[5]、各駅ビル等の再開発が進められている。2013年・2014年の阪神・阪急三宮駅の駅名改称により、JR、新交通・地下鉄、阪神・阪急がそれぞれ違う駅名を称している当駅だが、同計画では各社6つの駅があたかも一つの大きな「えき」となるような空間を目指しており、各社ばらばらとなっている駅名を「神戸三宮駅」に統一したい意向を示している[6][注 1]
利用可能な鉄道路線各鉄道路線の三宮駅の駅位置を正縮尺で描いた地図。

山陽電気鉄道(山陽)の列車が神戸高速線を介して阪神・阪急両方の駅に発着する関係上、神戸高速線では、阪神・阪急の神戸三宮駅を区別する意味で社名を冠して「阪神神戸三宮駅」「阪急神戸三宮駅」と案内している[注 2]

三宮駅

神戸新交通

ポートアイランド線 - 当駅が起点、駅番号はP01


神戸市交通局神戸市営地下鉄

西神・山手線 - 駅番号はS03



神戸三宮駅

阪神電気鉄道

本線 - 駅番号はHS 32


阪急電鉄 - 駅番号はHK-16

神戸本線 - 当駅が終点

神戸高速線 - 当駅が終点



接続路線

当駅は下記の路線との乗り換えが可能となっている。

西日本旅客鉄道JR西日本

東海道本線JR神戸線): 三ノ宮駅 - 駅番号はJR-A61


神戸市交通局(神戸市営地下鉄)

海岸線三宮・花時計前駅 - 駅番号はK01


歴史「三ノ宮駅#歴史」も参照
併用軌道による阪神電鉄の開業

現在、一般的に三宮と呼ばれる地に駅を設けた最初の路線は、1905年明治38年)開業の阪神本線である。それに先駆けて、1874年(明治7年)には後の東海道本線となる官営の鉄道が阪神間に開業していたものの、同線における三ノ宮駅は現在地より西に600mほどの場所(後に元町駅が設けられる地)に置かれていた[7]

阪神は当初、市街電車と同じ軌道法準拠で敷設された都市間電車(インターアーバン)であった。それゆえ、神戸市街においては岩屋駅以西で併用軌道を用いて路線が敷設されており、東海道本線に並行する形で雲井通八丁目(現在の三宮ターミナルホテル付近)に同線の終端として、この地に駅が設置された。このときは同線の神戸側終端であったため、神戸駅ないし神戸雲井通駅と呼ばれていた。後に現在のJRと同じ駅名である三ノ宮駅に変更された。

阪神は当初、集客のため神戸雲井通から先、神戸市街を循環する路線の敷設を計画していたが、神戸市街への路面電車敷設を目論む他出願者との競願となったことから協議が行われ、最終的に神戸市街の路線は神戸電気鉄道(後に市営化)が敷設することを決定、阪神は同社との提携で雲井通から200m南下した所(当時は滝道と呼ばれ現在は国際会館が設けられている地)に路線を延伸し、同地で接続を図ることとなった。その工事は1912年(明治45年)に完成し、同地に新たな神戸駅(滝道駅)が開設され、元の神戸駅(神戸雲井通駅)は三ノ宮駅と改称された。
阪神の地下化と阪急の乗入れ国鉄三ノ宮駅前で拡張工事の進む国道2号、1933年(昭和8年)頃、映っているビルが「三宮阪神ビル」(そごう神戸店が入居)で、国道の地下に阪神の三宮駅が建設された

大正時代になると、阪神に続いて阪神間の都市間輸送に参入する事業者が現れた。大阪市の梅田を起点に北方へ向かう路線、現在の阪急宝塚本線などを当時運営していた箕面有馬電気軌道(箕有)である。同社は阪神が滝道に延伸されたのと同じ年、神戸と西宮を結ぶ環状線敷設のための特許を収得していた灘循環電気軌道という業者に着目し、阪神との駆け引きの末これを買収、社名も箕面有馬電気軌道から阪神急行電鉄(阪急)と改め、阪神間新線の建設に取り掛かった。現在の阪急神戸本線である。

このとき、同社は当初から三宮の地に乗り入れることを計画していたといわれ、その方法を阪急は高架線にするものとしていたが、市では市街地の分断を憂慮して地下化を要請したことから対立し、工事に着手することが不可能となった。このため阪急では、とりあえず市電が延伸されてきていた上筒井の地に暫定ターミナルの神戸駅を設置し、当地への延長については引き続き市と協議を行うこととした。詳細は「阪神急行電鉄#三宮高架乗り入れ騒動」を参照

一方、阪神では阪急という競合相手の出現を危惧し、神戸市街と御影付近に存在した併用軌道を解消して、スピードアップを行い対抗することを画策した。阪神は1929年昭和4年)に御影付近の高架化を完成させ、神戸市街の併用軌道も同様の手法で解消しようと考えていたが、阪急の時と同様に神戸市が難色を示したことから、阪神側は併用軌道の解消を優先的に考えて譲歩し、地下線化に計画を変更した。こうして1933年(昭和8年)に岩屋駅 - 三宮駅 - 神戸駅(滝道駅)間の併用軌道線は廃止され、代わって岩屋から三宮までの地下線が開業した[8]。新たな地下ターミナルは頭端式ホームを採用し、阪神では神戸側の拠点駅となったことから、この新たな地下駅を神戸駅と命名した。

一方、阪神の地下線工事が進む中、1931年(昭和6年)には鉄道省東海道本線の高架化が完成し、三ノ宮駅が現在地に移転した[7]。この頃、市の都市計画の一環として同駅周辺に新たな街を形成する指針が示されており、今日に至る繁華街の下地が造られ始めていたのである。

そして阪神の地下線が完成する頃には、阪急も国鉄と同様に高架線で三宮に乗り入れることがようやく認められ、工事に着手しようとしていた。これに対して阪神は、1934年(昭和9年)に阪神間で省線電車の運転が開始されたこともあり、阪急や国鉄との競争にさらされる中で輸送シェアを保つためにはさらなる対抗措置が必要であると考え、三宮から元町湊川方面へ延伸するための免許を収得、頭端式で開業した三宮の神戸駅を急遽中間駅構造に改造し、突貫でとりあえず元町まで延伸することにした。

阪急の三宮延伸と阪神の元町延伸は、どちらが先に開業するか神戸市民の注目を集めていたといわれており、結局は阪神が一足早く1936年(昭和11年)3月18日に元町延伸を果たし、阪急は2週間遅れで同年4月1日に当地への延長を果たした[9]。これに伴い、阪神では神戸側のターミナルが分散したことから神戸駅を三宮駅と改称し、一方で阪急は三宮が新たな神戸側における唯一の拠点駅となったため、阪神に代わって神戸駅を名乗ることになった。
戦後の動き

太平洋戦争により、神戸の市街地は三宮も含めて焦土と化すが、戦災復興都市計画の中で戦前の段階で既に繁華街となっていた三宮の地を、新開地に代わって行政の中心地にもする事が定められ、市役所が湊川から三宮に移転するなど、戦後の駅周辺は神戸の中心地として栄えるようになった。

1968年(昭和43年)、市電の代替となる高速鉄道路線の形成および神戸周辺を通る私鉄線(阪神・阪急・山陽・神戸電鉄)同士の連絡を図る目的で、神戸高速鉄道が開業した[10]。これに伴い、頭端式構造で三宮に設けられた阪急の神戸駅も阪神と同様に通過駅構造となり、阪神同様にターミナル機能が分散したことから、三宮駅へ改称された[9]


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