コンチェルト
基本情報
船種レストラン船
船籍 日本
所有者Sevenseas cruiser
コンチェルト(Concerto)は、神戸港で運航されているレストラン船。目次 共同汽船などが出資したアーバン・クルーザーの発注により讃岐造船鉄工所で建造され、1993年に大阪港と神戸港を結ぶ大阪湾遊覧クルーズ船シルフィードとして就航した。 1995年1月17日、阪神淡路大震災の発災時、定期検査を控えた本船は高浜岸壁に接岸中であった。高浜岸壁は地震で大きな被害を受けたものの、本船に被害はなく、当日午後に大阪の造船所へ回航され入渠、1月20日から寸断された陸路に代わる海上迂回路として、1日4往復、航海時間1時間30分の臨時運航を開始した。 その後、震災の影響による観光客の激減で運営会社が清算され、運航休止となった本船は小豆島で係船された。本船は海外売船される予定であったが、神戸港の復興のシンボルとして運航を再開することとなり、パソナグループなどの出資により、新たに運航会社が設立され、1997年に船名をコンチェルトに変更、1997年7月18日に復活した。 以前は株式会社神戸クルーザーにより運航していたが、2020年6月1日に株式会社Sevenseas cruiserへ運航が移管された。通常はレストラン船として、神戸ハーバーランドの高浜旅客ターミナル(神戸港高浜岸壁)から出航した後、主に同港周辺を周遊するクルーズで運航されている(詳細は後述)。また、通常航海のほか、さまざまな企画プランや船上ウェディングなども実施している。 乗船場所は、高浜旅客ターミナル(兵庫県神戸市中央区東川崎町1-6-1、umie MOSAIC前)である。 [脚注の使い方] ウィキメディア・コモンズには、コンチェルト (レストラン船)
1 概要
2 就航航路
3 交通
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
概要
就航航路
アーバンライナー(1993年 - 1996年)
神戸港(高浜岸壁) - 大阪(天保山ハーバービレッジ)
船内ではロイヤルホテルによるサービスが行われていた。
神戸クルーザー(1997年 - )
レストラン船としての通常航海の場合は、出航後進路を西に取り、明石海峡大橋手前の垂水沖または須磨沖で引き返す。船上からは、神戸の街並みのほか、神戸空港、複数の造船所、和田岬、摩耶山・鉄拐山および鉢伏山など須磨アルプス
ランチクルーズ: 12:00 - 14:00 (所要時間 2時間)
ティークルーズ: 14:30 - 16:00 (所要時間 1時間30分)
トワイライトクルーズ: 17:15- 19:00(所要時間 1時間45分)
ナイトクルーズ: 19:30 - 21:30 (所要時間 2時間00分)
交通
JR 神戸駅から徒歩約10分。
神戸市営地下鉄海岸線 ハーバーランド駅から徒歩約10分。
神戸高速鉄道 高速神戸駅から徒歩約15分。[1]
脚注^ 駅および所要時間は、公式サイトの表記に準拠。
関連項目
旅客船
ルミナス神戸2
外部リンク
⇒神戸コンチェルト(2013年4月7日閲覧)
⇒神戸コンチェルトwebits.tv(2013年4月7日閲覧)
⇒ミュージック・グルメ船コンチェルト|神戸公式観光サイト FeelKOBE(2013年4月7日閲覧)
⇒CityDO! 神戸特集:神戸コンチェルト(2013年4月7日閲覧)
⇒神戸 コンチェルト 観光情報|神戸空港ターミナル(2013年4月7日閲覧)