神奈川県の市町村歌一覧
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神奈川県の市町村歌一覧(かながわけんのしちょうそんかいちらん)は、日本神奈川県に属する市町村で制定されている、もしくは過去に制定されていた市町村歌などの自治体歌やそれに準じた楽曲の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。
概説

県庁所在地である横浜市の市歌は現存する日本の市町村歌で最古の歌と言われており、作詞者のネームバリューの高さもあって制定から100年以上を経ても非常に高い認知度を誇っている。しかし、他の市町村では横浜市に比べて自治体歌の認知度が低く、県西部では秦野市南足柄市のように市制施行から相当年が経過しても市歌が未制定の自治体が目立っている。町村部でも市部と同様に県西部で町民音頭のみが制定されている町や自治体に関連する楽曲自体が存在しない町が多い。
横浜市

横浜市歌[1] - 1909年(明治42年)7月1日制定
作詞:森林太郎 作曲:南能衛現存する日本最古の市町村歌と言われている。作詞者の「森林太郎」は森?外の本名。歌詞・曲とも著作権の保護期間を満了し、パブリックドメインとなっている。制定から100年以上を経た現在でも市の行事や学校教育を通じて幅広く普及しており、その圧倒的な認知度が長野県の「信濃の国」と対比されることもある。
横浜市の区歌等

横浜市の一部の区では独自に区歌や区民音頭が制定されている。

保土ケ谷区:わがまち、保土ケ谷[2] - 2007年平成19年)制定
作詞:貝原萌奈実 作曲:岡島雅興

磯子区:みんなのISOGO
作詞:中野堅吾 作曲:ジョージ・ヤマシタ

わが街洋光台
作詞:中野堅五 作曲:藤田耕平

洋光台音頭
作詞:岡崎政治 作曲:西雄二

港北区:港北の空と丘[3] - 1978年(昭和53年)制定
作詞:鳥羽和一 補作:石本美由起 作曲:榊原正敏 編曲:島津秀雄1994年(平成6年)に分区された地域の名称が歌詞に含まれている。

栄区:栄区賛歌[4] - 1988年(昭和63年)制定

栄区賛歌 ?わがまちに寄す?
作詞:大賀寿郎 作曲:原口尚子

栄区賛歌 ?大地に耳を?
作詞:松本裕子 作曲:田口昭子

こどものための栄区賛歌 ?川のある町?
作詞:中島和子 作曲:三輪純子
3曲とも一般公募の入選作で、1989年(平成元年)にはこの3曲を基に藤田耕平が編曲した交響詩「栄区賛歌」も作られている。

泉区:泉区民音頭[5]
作詞:遠藤辰巳 補作:若山かほる 作曲・編曲:山中博

都筑区:夢のつづき[6] - 1997年(平成9年)7月制定
作詞・作曲:広井茂 編曲・補作:照屋正樹
川崎市

川崎市歌[7] - 1934年(昭和9年)制定
作詞:小林俊三 作曲:高階哲夫市制10周年を記念して制定され、1969年(昭和44年)と2004年(平成12年)の2度にわたり歌詞が改訂されている。横浜市歌と対照的に、市民の間ではほとんど存在を知られていない[8]

好きです かわさき 愛の街 - 1984年(昭和59年)発表[9]
作詞:肥後義子 作曲:山本直純市制60周年を記念して作られた市民愛唱歌であるが、元から存在した市歌を差し置いて「市民の歌」と称されているためこの歌の方が正式な「市歌」であると言う誤認が顕著に見られる[8]

かわさきのねいろ - 2004年(平成12年)発表
作詞:浅川由加里 作曲:出雲謙一 編曲:ちょっきんず市制80周年記念歌。市内の小・中学生から歌詞を公募して作られた[10]
川崎市の区歌等

川崎市の一部の区では独自にイメージソングが作られている。

高津区:We Loveタカツ
高津区民祭テーマソング。

麻生区:輝いて麻生 - 2005年(平成16年)6月発表

相模原市

相模原市民の歌[11] - 1958年(昭和33年)制定
作詞:植村栄輔 補作:勝承夫 作曲・編曲:平井康三郎

伝えよう 輝く未来へ[12] - 2004年(平成16年)発表
作詞:鶴田理恵子 作曲:戸田顕市制50周年記念愛唱歌。
相模原市の区歌等

相模原市の一部の区では独自にイメージソングが作られている。


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