神のみぞ知るセカイ
ジャンルラブコメディ、少年漫画
漫画
作者若木民喜
出版社小学館
『神のみぞ知るセカイ』(かみのみぞしるセカイ、英題:The World God Only Knows)は、若木民喜による日本のラブコメディ漫画作品。ならびにその派生作品。『週刊少年サンデー』(小学館、以下「サンデー」)にて2008年19号から2014年21号まで連載された。
話数のカウントは「FLAG.●」[注 1]。公式愛称は「神のみ」。「神汁」「神セカ」などとも略される[1]。 いわゆるギャルゲーをモチーフとしており、主人公が次々と様々なタイプの女性を口説き相手を恋に落としていくというコンセプトを持つ作品。 本作は『週刊少年サンデー』2007年32号に掲載された読み切り作品『恋して!? 神様!!』が原型となっており、一部の設定を変更した後に連載化されたものである。 作者曰く、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の影響を強く受けており、「YU-NOがなければ何も生まれなかった」と発言している[2]。 サブタイトルは、古今東西の文学作品や音楽、テレビドラマや映画などのタイトルを捩ったものが多い。また、登場人物の名前の大半は近畿日本鉄道の駅名から取られており、後述するように近鉄とのタイアップ企画も行われた。 状況に応じて桂馬やエルシィの顔がデフォルメされ名作古典漫画のタッチになる[注 2]など、随所にちょっとしたパロディが盛り込まれている。 コミックスの累計発行部数は2014年時点で700万部以上[3]。 連載2周年を迎えた2010年、2011年、2013年にテレビアニメ化された[3]。また、小説も発売されている。 2014年4月15日、原作者である若木民喜のTwitterにて、連載している神のみぞ知るセカイが最終回になる事があきらかになる[4][5][6][7]。
概要