神のみぞ知るセカイ
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神のみぞ知るセカイ
ジャンル
ラブコメディ少年漫画
漫画
作者若木民喜
出版社小学館

その他の出版社
文化伝信
尖端出版
鶴山文化社
Egmont Manga & Anime

掲載誌週刊少年サンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表号2008年19号 - 2014年21号
巻数全26巻
話数全268話
漫画:恋して!? 神様!!
作者若木民喜
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー 2007年32号
週刊少年サンデー超 2010年11月号(再録)
レーベル少年サンデーコミックス
巻数全1巻(短編集収録)
話数1話
その他『サンデー超』再録時においては
「神のみぞ知るセカイ プロトタイプ」の
サブタイトルが付与された
漫画:マジカル☆スター かのん100%
作者若木民喜
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
レーベル小学館プラス・アンコミックス
発表号2013年15号 - 17号
巻数全1巻(『神のみ』21巻限定版に同梱)
話数全5話+描き下ろし1話
小説
著者有沢まみず
若木民喜(原作)
イラスト若木民喜
出版社小学館
レーベルガガガ文庫
巻数全2巻
アニメ:神のみぞ知るセカイ(第1期)
神のみぞ知るセカイII(第2期)
神のみぞ知るセカイ 女神篇(第3期)
原作若木民喜
監督高柳滋仁(第1期・第2期)
大脊戸聡(第3期)
シリーズ構成倉田英之
脚本倉田英之(全期)
橋龍也(第1期・第3期)
若木民喜(第1期)
キャラクターデザイン渡辺明夫(第1期・第2期)
川村敏江(第3期)
音楽松尾早人
アニメーション制作マングローブ
製作テレビ東京(全期)
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント(全期)
小学館(第3期)
放送局テレビ東京ほか
放送期間第1期:2010年10月6日 - 12月22日
第2期:2011年4月11日 - 6月27日
第3期:2013年7月8日 - 9月23日
話数第1期:全12話 / 第2期:全12話 /
第3期:全12話 + 特別篇(かのん100%)
ラジオ:神のみぞ知るセカイ?落とし神Calling you?
愛称神のみラジオ
配信期間第1期:2011年2月23日 - 7月27日
第2期:2013年7月3日 - 2014年1月29日
配信サイト音泉
配信回数第1期:全12回
第2期:全12回
配信形式ストリーミング
パーソナリティ下野紘(桂木桂馬役)
伊藤かな恵(エルシィ役)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画文学アニメ

『神のみぞ知るセカイ』(かみのみぞしるセカイ、英題:The World God Only Knows)は、若木民喜による日本ラブコメディ漫画作品。ならびにその派生作品。『週刊少年サンデー』(小学館、以下「サンデー」)にて2008年19号から2014年21号まで連載された。

話数のカウントは「FLAG.●」[注 1]。公式愛称は「神のみ」。「神汁」「神セカ」などとも略される[1]
概要

いわゆるギャルゲーをモチーフとしており、主人公が次々と様々なタイプの女性を口説き相手を恋に落としていくというコンセプトを持つ作品。

本作は『週刊少年サンデー』2007年32号に掲載された読み切り作品『恋して!? 神様!!』が原型となっており、一部の設定を変更した後に連載化されたものである。

作者曰く、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の影響を強く受けており、「YU-NOがなければ何も生まれなかった」と発言している[2]

サブタイトルは、古今東西の文学作品や音楽、テレビドラマや映画などのタイトルを捩ったものが多い。また、登場人物の名前の大半は近畿日本鉄道の駅名から取られており、後述するように近鉄とのタイアップ企画も行われた。

状況に応じて桂馬やエルシィの顔がデフォルメされ名作古典漫画のタッチになる[注 2]など、随所にちょっとしたパロディが盛り込まれている。

コミックスの累計発行部数は2014年時点で700万部以上[3]

連載2周年を迎えた2010年、2011年、2013年にテレビアニメ化された[3]。また、小説も発売されている。

2014年4月15日、原作者である若木民喜のTwitterにて、連載している神のみぞ知るセカイが最終回になる事があきらかになる[4][5][6][7]

2014年9月23日から11月30日にかけて、近鉄とのタイアップにより、キャラクターを使った特製入場券の発売やフリーきっぷの発売が行われた[8](五位堂駅のみ利用可能日が過ぎても販売された)。

2014年12月26日、神のみLINEスタンプ発売[9]
あらすじ

舞島学園高校に通う桂木桂馬は恋愛シミュレーションゲーム、いわゆる「ギャルゲー」が好きな高校生。その腕前から「落とし神」と呼ばれる彼は、ギャルゲーの登場人物である2Dの女をこよなく愛している。

そんなある日、桂馬の元に「攻略してほしい女がいる」というメールが届く。「無理なら絶対に返信しないように」という挑発的な文面に憤慨し何も考えずに返事をした途端、彼の目の前に空から1人の少女が舞い降りる。少女の名はエルシィ。地獄からはるばるやってきた悪魔だという彼女は、桂馬に「駆け魂」の捕獲を依頼する。その方法は、取り憑かれた人間を恋に落とし心のスキマを埋めること。現実の女性とは関わり合いを持ちたくない桂馬は当然断るが、先のメールに返事をしたことで悪魔との契約が成立していること、契約は解除はできず、自分とエルシィの命がかかっていることを知ると渋々承諾する。

こうして、ギャルゲー界の「落とし神」桂木桂馬の3D女性攻略が始まった。
攻略編(FLAG.1 - FLAG.113)
歩美攻略の翌日、エルシィは桂馬の「妹」としてクラスに編入してくる。人間界に逃げ出した駆け魂を全て捕まえるまで契約が続く事を告げられた桂馬は、地獄の契約もあり渋々ではあるが彼女を受け入れ、駆け魂狩りに奔走することになる。その過程でハクアやノーラと言った他の駆け魂隊のメンバーや、幼馴染の鮎川天理と彼女に宿る「ユピテルの姉妹」の一人・ディアナと出会い、駆け魂の正体や現在の状況について理解を深めていく。
女神編 / 再攻略編(FLAG.114 - FLAG.189)
「駆け魂を封じるため、自分の姉妹を探してほしい」というディアナの頼みに渋々応じた矢先、女神・アポロを宿す桂馬のかつての攻略対象・中川かのんが地獄からの刺客に襲われ瀕死の状態に陥ってしまう。過去に攻略した女子の中に女神が宿っている可能性に行きついた桂馬は、かのんを救うべく「一週間以内に女神をすべて見つける」と決意する。
過去編 / ユピテル編(FLAG.190 - FLAG.268)
奮闘の末に全ての女神を探し出し、旧地獄の信奉者集団「正統悪魔社(ヴィンテージ)」を退けたのも束の間、桂馬の周囲で新たな異変が生じる。天理に「過去に行って女の子を救ってほしい」と唐突に告げられ、桂馬は訳も分からぬまま女神たちの手で意識を10年前の世界に飛ばされる。そこで一緒に飛ばされたエルシィと共に謎の少女・ドクロウと出会う。
登場人物詳細は「神のみぞ知るセカイの登場人物」を参照
桂木 桂馬(かつらぎ けいま)
- 下野紘小林沙苗(子供時代)本作の主人公。私立舞島学園高校2年B組。自他共に認めるゲーマーで、ギャルゲーをこよなく愛する。その能力を見込まれ、エルシィの「協力者」として現実の女子を恋に落とし、攻略する羽目になる。
エルシィ / エリュシア・デ・ルート・イーマ
声 - 伊藤かな恵本作のヒロイン。元は掃除係だったが人手不足から地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の1人となった「新悪魔」[10]。桂馬を「協力者」として駆け魂捕獲を行う。
ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム
声 - 早見沙織「駆け魂隊」の討伐隊極東支部第32地区長。エルシィの学生時代の同期生で親友。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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