祝島
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祝島

所在地 日本 山口県熊毛郡上関町
所在海域周防灘/伊予灘瀬戸内海
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度47分2.7秒 東経131度59分26.2秒 / 北緯33.784083度 東経131.990611度 / 33.784083; 131.990611座標: 北緯33度47分2.7秒 東経131度59分26.2秒 / 北緯33.784083度 東経131.990611度 / 33.784083; 131.990611
面積7.67 km²
海岸線長12 km
最高標高357.4 m
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}祝島祝島 (山口県)山口県の地図を表示祝島祝島 (日本)日本の地図を表示
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プロジェクト 地形
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祝島(いわいしま)は、瀬戸内海有数の漁場とされる周防灘と、伊予灘の境界に位置する山口県熊毛郡上関町である。
自然環境「周防灘#自然環境」および「長島 (山口県)」も参照祝島の位置

瀬戸内海の海上交通の要衝に位置している。

室津半島の東端である四代地区[注 1]から西に3.6 km、上関港から16キロ離れた海域にある。属島として島の西側約200mの海域に小島、同じく西側約1kmの海域に小祝島[注 2]がある。

島の周囲は12kmで、面積は7.67平方キロメートル。島を東側の対岸・上関町四代上空からみるとハート型にみえる。海岸線付近は急峻な傾斜地が多いものの、島の中央部はなだらかで全域が台地状の丘陵地帯となっており、遠くから見るとスープ皿を伏せたような地形となっている。

後述の通り、周防灘は現在の瀬戸内海全体でも比較的に魚介類が多い海域である。特に祝島や長島の近海は、環境破壊がすすむ瀬戸内海の中でも比較的自然環境が残っているとされ[1]、一昔前まで瀬戸内海のどこにでも見られたイルカの一種であるスナメリは、ここ祝島・長島近海や広島県竹原市沖の阿波島海域、大阪湾など安定した生息が確認される海域は大幅に減少した。過去には偶発的にイルカウォッチングが行われた事もある[2]。その他の特筆すべき貴重な生物種として、アオギスカブトガニカンムリウミスズメ、ヤシマイシン近似種[3]、ナガシマツボ[注 3][4]なども確認されている[1][5]

また、おそらくは明治時代初頭までは、ヤマザクラの咲く季節には祝島の周囲にたくさんのクジラが見られたとされており[6]、出産と子育てに使用されていた可能性がある[注 4][7][8]大村秀雄は考察材料[注 5][9][10]から鯨種をコククジラと推定して同種の瀬戸内海への回遊と繁殖を示唆したが[11][12]、実際に周防灘伊予灘芸予諸島[13]を重点的に利用していた鯨種は厳密には不明である[注 6][14][15][16]

近年にも、まれに周辺でクジラ[17]や他のイルカ[18][19]が見られる事もある[注 7]
歴史

万葉集にも登場するなど、古代から栄えた歴史を持つが、高度経済成長期から人口が流出。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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