祖父江町
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そぶえちょう
祖父江町
祖父江イチョウ黄葉まつりの時期の町内


祖父江町旗祖父江町章
1971年6月1日制定

廃止日2005年4月1日
廃止理由編入合併
祖父江町、平和町稲沢市
現在の自治体稲沢市
廃止時点のデータ
日本
地方中部地方東海地方
都道府県愛知県
中島郡
市町村コード23401-0
面積22.12 km2
総人口22,964人
(2004年10月1日)
隣接自治体尾西市稲沢市中島郡平和町海部郡佐織町八開村
岐阜県羽島市海津市
町の木イチョウ
町の花キク
町の鳥ウグイス
祖父江町役場
所在地495-8511
愛知県中島郡祖父江町大字上牧字下川田454
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度14分58秒 東経136度43分17秒 / 北緯35.24931度 東経136.72133度 / 35.24931; 136.72133座標: 北緯35度14分58秒 東経136度43分17秒 / 北緯35.24931度 東経136.72133度 / 35.24931; 136.72133

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祖父江町(そぶえちょう)は、かつて愛知県中島郡にあった2005年平成17年)4月1日、隣接する平和町とともに稲沢市へ編入された。

西側にある岐阜県との県境を木曽川が流れており、岐阜県羽島市及び海津市(旧海津郡海津町)と境界を接していた。銀杏(ギンナン)の生産量は日本一である。
名称の由来

酸化鉄を含む赤茶色の水が流れる川があり、現在も大雨の後に名残が見られる。この赤茶色の水を「そぶ水」と呼んだことが祖父江という名称の由来とされている。
地理

祖父江町は木曽川の傍流に取り巻かれた土地であり、西部は木曽川の本流に面している。河川に囲まれる土地柄であり、輪中水屋といった特殊な地形や建物が築かれた。東部は日光川が稲沢市との境界となっていた。また、町の中央を領内川が流れている。天気が良いと北西に伊吹山が見える。

山崎地区では銀杏(ギンナン)の生産が盛んであり、イチョウ黄葉の美しさでも知られている。毎年11月下旬にはそぶえイチョウ黄葉まつりが開催されている。

町内にある国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ」、県営木曽川祖父江緑地公園、市営祖父江ワイルドネイチャー緑地という三つの公園を総称してサリオパーク祖父江という。木曽川祖父江緑地公園の近くには木曽川によって作られた河畔砂丘である祖父江砂丘があり、合併後も十月中旬に稲沢サンドフェスタというイベントが行われている。
河川

木曽川

日光川

領内川

歴史

愛知県の人口上位自治体(1921年末)[1]
#自治体人口#自治体人口
1名古屋市633,27411渥美郡高師村14,405
2豊橋市65,03312丹羽郡古知野町13,965
3岡崎市41,68413渥美郡田原町13,831
4一宮市30,55814海部郡津島町13,772
5東春日井郡瀬戸町23,09215中島郡祖父江町13,300
6碧海郡安城町19,60716西加茂郡挙母町12,317
7知多郡半田町17,14117渥美郡福江町12,256
8幡豆郡西尾町15,51118宝飯郡蒲郡町12,120
9知多郡亀崎町15,17019東春日井郡小牧町12,101
10幡豆郡一色町15,11420碧海郡矢作町11,345

江戸の宝暦時代に行われた宝暦治水、明治時代にヨハニス・デ・レーケが行った三川分流工事などが町史に載っている。
沿革

1889年(
明治22年)10月1日 - 町村制施行により中島郡下祖父江村、三拾町野村の区域をもって祖父江村が成立。

1896年(明治29年)8月17日 - 町制を施行し、祖父江町となる[2]

1906年(明治39年)5月10日 - 牧川村丸甲村山崎村領内村新設合併し、改めて祖父江町が発足。

1916年(大正5年)1月11日 - 中島郡祖父江町立実習補習学校(後の愛知県立祖父江高等学校)が設立される[2]

1956年(昭和31年)9月30日 - 長岡村を編入。

1971年(昭和46年) - 町役場が新築される[2]

1979年(昭和54年) - 『祖父江町史』刊行[2]

2005年(平成17年)4月1日 - 同日祖父江町廃止。

行政

町長:友松隆利

経済

特産物:
ジュウロクササゲ[3]

特産物:銀杏(ギンナン)

伊吹おろしに対する防風林と銀杏(ギンナン)の食用を兼ねて、祖父江町にはイチョウが多数植えられている[4]。1900年ごろからは商業的な銀杏の生産が盛んとなり、品質の高さを求めて品種改良も行われている。銀杏は接ぎ木で増やすため、現在も親しまれている藤九郎などの品種は祖父江町発祥とされる。それにちなんで、遅くとも2002年(平成14年)にはそぶえイチョウ黄葉祭りが初開催されている。祖父江町には樹齢100年を越えるイチョウが多数ある[4]

販売される銀杏

久治イチョウの原木

教育愛知県立杏和高等学校祖父江町中央図書館


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