社長学ABC
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社長学ABC
監督
松林宗恵
脚本笠原良三
製作藤本真澄五明忠人
出演者森繁久彌
加東大介
小林桂樹
藤岡琢也
小沢昭一
関口宏
音楽宅孝二
撮影長谷川清
編集岩下広一
配給東宝
公開 1970年1月15日
上映時間92分
製作国 日本
言語日本語
前作続・社長えんま帖
次作続・社長学ABC
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『社長学ABC』(しゃちょうがくエービーシー)は、1970年1月15日東宝系で公開された日本映画。カラー。シネマスコープ。
概要

社長シリーズ』の第32作。本作では、前作『続・社長えんま帖』でちらつかせた「森繁久彌が大社長になり、小林桂樹が社長」になるという設定のうち、「小林が社長」は実現するものの、「森繁が大社長」は現在の大社長の留任で次作へ持ち越しとなる。そして名物の地方ロケは、1963年の『続・社長外遊記』以来の海外ロケとなり、台湾が舞台となる。またスナックの場面では、現在も売られている即席焼きそば「ホンコンやきそば」(ヱスビー食品)が登場する(次作でも)。

本作では藤岡琢也が営業課長(後に総務部長)になり、小沢昭一は再びバイヤー役に戻る。また助演者の中には、前のプログラム『ブラボー!若大将』(監督:岩内克己)で若大将(加山雄三)の親友役で登場し、翌1971年の『若大将対青大将』(監督は同じ)で2代目若大将となる大矢茂が、新入社員の役で出演する。
スタッフ

製作:
藤本真澄五明忠人

脚本:笠原良三

監督:松林宗恵

撮影:長谷川清

照明:石井長四郎

美術:中古智

編集:矢野口文雄

音楽:宅孝二

編集:岩下広一

スチール:吉崎松雄

出演者

網野参太郎(「大日食品」社長→会長):
森繁久彌

網野厚子(参太郎の妻):久慈あさみ

石橋鉄吉(「大日食品」総務部長→専務):加東大介

丹波久(「大日食品」専務→社長):小林桂樹

丹波登代子(久の妻):司葉子

丹波未知子(久の妹。井関秘書の恋人):内藤洋子

丹波隆子(久の娘):伊藤ひでみ

丹波あぐり(久の母):英百合子

猿渡平一(「大日食品」営業課長→総務部長):藤岡琢也

井関英男(「大日食品」社長秘書):関口宏

三浦(「大日食品」新入社員):東山敬司

花井(同上):大矢茂

郷司敬之助(「大日物産」社長):東野英治郎

汪滄海(台湾バイヤー):小沢昭一

汪夫人:陳恵珠

梨花(汪滄海の姪):恬?(ティエン・ニー)

時岡マヤ:草笛光子

細川庄子(小料理店の女将):池内淳子

木内真沙江:団令子

順子:中真千子

はるみ:進千賀子

山田:山田はるみ

同時上映

クレージーの殴り込み清水港

脚本:田波靖男/監督:坪島孝/主演:植木等

クレージー映画とのカップリングは、1966年の『社長行状記』と『クレージーの無責任清水港』に次ぐ。

内藤洋子は、この作品でもサブヒロインとして出演。

参考文献

「演技者 小林桂樹の全仕事」(
ワイズ出版) 430頁 1996年










社長シリーズ
シリーズ一覧

1956年

へそくり社長 - 続へそくり社長 - はりきり社長
1958年

社長三代記 - 続・社長三代記
1959年

社長太平記 - 続・社長太平記
1960年

サラリーマン忠臣蔵
1961年

続サラリーマン忠臣蔵 - 社長道中記 - 続・社長道中記
1962年

サラリーマン清水港 - 続サラリーマン清水港 - 社長洋行記 - 続・社長洋行記
1963年

社長漫遊記 - 続・社長漫遊記 - 社長外遊記 - 続・社長外遊記
1964年

社長紳士録 - 続・社長紳士録
1965年

社長忍法帖 - 続・社長忍法帖
1966年

社長行状記 - 続・社長行状記
1967年

社長千一夜 - 続・社長千一夜
1968年

社長繁盛記 - 続・社長繁盛記
1969年

社長えんま帖 - 続・社長えんま帖
1970年

社長学ABC - 続・社長学ABC

傍流作品

1959年

新・三等重役
1960年

新・三等重役 旅と女と酒の巻 - 新・三等重役 当たるも八卦の巻 - 新・三等重役 亭主教育の巻
1971年

昭和ひとけた社長対ふたけた社員 - 昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金

関連項目

製作会社

東宝
製作者

藤本真澄 - 角田健一郎 - 五明忠人
脚本

笠原良三


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