社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
[Wikipedia|▼Menu]

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
ジャンル
コメディ
漫画
作者有田イマリ
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊少年ガンガン
レーベルガンガンコミックス
発表号2019年9月号 -
発表期間2019年8月10日 -
巻数既刊10巻(2023年12月12日現在)
アニメ
原作有田イマリ
監督南原玖宇
シリーズ構成赤尾でこ
キャラクターデザイン田中春香
音楽宝野聡史、葛西竜之介
アニメーション制作project No.9
製作製作委員会も癒されたい。
放送局AT-Xほか
放送期間2022年4月7日 - 6月23日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』(しゃちくさんはようじょゆうれいにいやされたい)は、有田イマリによる日本漫画作品。有田がTwitterで発表した本作が話題になった後、『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2019年9月号から連載中[1]。夜遅くまで会社で仕事に勤しむ、いわゆる社畜な伏原さんと、伏原の体調を心配して家に帰らせようと試みる幼い幽霊たちのやりとりを描くコメディ[1][2]

2020年2月には単行本2巻の発売に合わせてPVが公開され[2]、2021年6月にはアニメ化が発表された[3]
登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優
伏原さん(ふしはらさん)
声 - 金元寿子[4]本作の主人公で、ブラック企業に勤める社畜の女性。通称「社畜さん」。現時点では、下の名前は不明。どれだけの残業でも仕事をしなければならないと思っているが、無意識に大量のストレスを溜め込んでいる。そのためか、普通の人間には見えない人ならざる存在を見る力を持つ[要出典]。かわいいものには目がなく、日々幽霊ちゃんたちに癒されている。そして、そんな幽霊ちゃんたちに日頃の恩返しも考えている。
幽霊ちゃん(ゆうれいちゃん)
声 - 日高里菜[4]社畜である伏原さんの体調を心配する幼い少女の幽霊。本名は不詳で周囲からは「幽霊ちゃん」「幽霊」と呼ばれる。無理をして働く伏原さんを立ち去らせようとするが、いつも空回りしてしまうため逆に彼女のやる気を出させてしまう[5]。最初は伏原さんの会社に住んでいたが、後に同居するようになった。伏原さんのことは「しゃちくさん」と呼ぶ。伏原さんを立ち去らせようとしている割には、実際にいなくなると寂しがる[6]。幽霊なのになぜか食事ができる。ピーマンが苦手[7]。会社員が持ち込む食事を「お供え物」と勘違いし持って行ってしまうため、「変な泥棒」と思われている。いつ生まれていつ死んだのか、何故伏原さんの会社に住み着いていたのかは不明。作中の回想から、少なくとも明治時代を生きていたと思われる。そのためかクリスマスを知らない。本人曰く「夏に生まれた」。
みゃーこ
声 - 小原好美[4]捨てられていたところを幽霊ちゃんが見つけ、伏原さんが自分の家に雨宿りさせた化け猫[8]。黒髪で和装の少女の姿に変身することができる。幽霊ちゃんと共に伏原を癒そうとしている。幽霊ちゃんよりも精神年齢が高く料理が得意。伏原さんのことは「ご主人」と呼ぶ。猫としての実体があるためか、普通の人間からも見えている描写がある。寒さが苦手[9]。本人曰く「春に生まれた」。
倉橋 サツキ(くらはし サツキ)
声 - 内田真礼[4]伏原さんの隣人。職業は在宅のイラストレーターで、伏原と同じく人ならざる存在を見ることができる[10]。ズボラな性格で、よく泣き言を言ってはリリィを呆れさせている。
リリィ
声 - 石原夏織[4]倉橋の家にいるメイドの幽霊。「?デス」「?マス」と語尾が片仮名になるのが特徴。だらしない倉橋には辟易しているが、なんやかんやで彼女のことは好き。伏原さんのことは「お姉様」と呼ぶ。
ミコ
声 - 小倉唯[11]「鬼の御子神」を自称する、鬼のような角と狐の尾を持つ神の使いで806歳。通称「ミコ様」。自身の神社に初詣に来た伏原さんから凶相が出ていることを見抜き、あの手この手で引っ越させようと企んだが失敗。だが伏原さんのアパートで火災が発生してしまったため、香織を手配して引っ越しを斡旋した。
こん、こん太(こんた)
声 - 金子彩花(こん)、那谷柊優(こん太)[11]ミコの従者をしている2頭の狐。こんは左目、こん太は右目が隠れた少年の姿に変身することができる。
天ヶ瀬 香織(あまがせ かおり)
声 - 井上麻里奈[12]伏原さんの旧友で不動産屋の娘。霊感が強い家系のため、小さい頃からミコが見えていた。住んでいたアパートが火事になった伏原さんに新しいマンションを紹介した。
コハル
声 - 井上喜久子伏原さんと倉橋が引っ越してきたマンションの管理人の女性。その正体は幽霊。マルベリー(後にアメリアも加わる)と同居している。
マルベリー
フルネームは「マルベリー・ヴェローナ」で通称は「マル」。人間と死神のハーフだが、生まれてすぐ親に捨てられたため人間の魂を狩ったことがない。角(右耳側は欠けている)と悪魔のような尾を持つ。コハルの家で同居していたが、伏原さんと出会い彼女の心からストレスを取り除いたことで親しくなった。
アメリア
世話焼きな修道女の幽霊。最初は伏原さんの家に住んでいたが、後にコハルの家に移住することになり、マルベリーと友人になった。
春日井(かすがい)
伏原さんの上司の女性。人ならざる存在を認識できる。伏原さんと幽霊ちゃんが一緒にいたところを目撃した当初は厳しい態度を取ったが、怖がらせてしまったため可愛さに涙を流していた。素は博多弁である。禍々しい見た目のマルベリーのペットに遭遇した時には半泣きになっていた。
志乃(しの)
声 - 長谷川育美[12]伏原さんの後輩の女性。取引先からの急な発注により徹夜した際に幽霊ちゃんの立ち去れ攻撃を受けるが、姿を見ることはなかったために伏原さんの気遣いだと勘違いする。
かかさま
声 - 茅野愛衣生前の幽霊ちゃんの母親。働き者で、生前の幽霊ちゃんは仕事に出掛ける彼女に弁当を作っていた。外見は伏原さんに似ていて、娘も「同じ香りがする」と評しているが、かかさまと伏原さんの関連性は描写が無く不明。
雪幼女(ゆきようじょ)
雪女の子供。小柄な幽霊ちゃんやみゃーこよりもさらに小さく、人語も片言でしか話せない。雪の日に父親の雪男とはぐれて迷子になっていたところを伏原さんたちに発見されたが、無事に再会することができた。
課長
声 - 高橋伸也伏原さんの上司であり、全ての元凶。無理難題を押し付け、理不尽なことで?責することから、伏原さんが社畜に陥る原因を作っている。伏原さんにお盆休みを取らせるなど、完全に鬼畜というわけではない。
書誌情報

有田イマリ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、既刊10巻(2023年12月12日現在)
2019年8月9日発売
[13]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-7575-6223-3


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:82 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef