イギリスの政党社会民主党
Social Democratic Party
成立年月日1981年3月26日
前身政党労働党(右派・社民派)[1]
解散年月日1988年3月3日
解散理由自由党との合併[1]
後継政党社会自由民主党[注 1][1]
本部所在地 イギリス・ロンドン
政治的思想・立場社会民主主義[1]
社会自由主義[1][2][3]
経済自由主義[1]
国際組織社会主義インターナショナル
テンプレートを表示
社会民主党(しゃかいみんしゅとう、The Social Democratic Party、略称:SDP)は、1981年から1988年まで存在したイギリスの中道左派・社会民主主義政党。労働党から分離して結成されたが、7年後に自由党と合併して自由民主党を作った。社民主義政党の国際組織である社会主義インターナショナルに加盟していた。 社会民主党は、労働党内部の左右対立の中の右派、特にヨーロッパ共同体 (EC) 加盟問題をめぐる加盟派によって作られた。この対立は1971年にさかのぼるが、深刻になったのは労働党が野党になった1979年以降である。この年、労働党の元外相で、当時欧州委員会委員長を務めていたロイ・ジェンキンスは、リチャード・ディンブルビー講演[4]で「急進中道」勢力の形成を訴える演説を行った[5]。 演説は党内左派の反発を招き、左右両派の争いが顕在化した。結果的に左派指導部が優勢になり、議員に対する統制を強めると、1980年にデイヴィッド・オーウェン元外相、ウィリアム・ロジャーズ元運輸相、シャーリー・ウィリアムズ元教育・科学相が三人組(ギャング・オブ・スリー)を作って公然と党の方針に対する反対を表明した[6]。後にジェンキンスを加えて四人組(ギャング・オブ・フォー
目次
1 党の創設まで
2 結成後の歴史
3 関連項目
4 脚注
5 参考文献
6 外部リンク
党の創設まで