社会人野球日本選手権大会
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社会人野球日本選手権大会前回大会:
第48回社会人野球日本選手権大会
競技野球
開始年1974
主催毎日新聞社
日本野球連盟
チーム数32チーム
加盟国 日本
前回優勝大阪ガス(3回目)
最多優勝住友金属(7回)
球場
(第1-6回): 阪神甲子園球場
(第7-16回): 大阪球場
(第17-23回・46回): グリーンスタジアム神戸
(第24回-現在): 大阪ドーム(京セラドーム大阪)

※第37回(2010年)のみ第1ステージを日立市民、岡崎市民、わかさ京都、倉敷マスカットの4球場に分割。2回戦以後の決勝ステージを京セラドームにて開催
※2011年は東日本大震災による都市対抗野球大会延期・開催場所変更のため中止
※2020年は2020年東京オリンピック開催の都合により7月(会場:第1S・神戸、決勝S:大阪)の予定が新型コロナウィルスの蔓延のため中止となった。
※第46回(2021年)のみ、2020年東京オリンピック開催の都合により6-7月に、第1ステージをほっともっと神戸、2回戦以後の決勝ステージを京セラドームにて開催

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社会人野球日本選手権大会(しゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、毎年11月前半に行われる社会人野球のトーナメントである。元々産業別で行われる大会だった日本産業対抗野球大会後楽園球場1973年まで実施)を一新して設立された。
会場と日程に関する事項
会場

関西圏の球場を転々としており、阪神甲子園球場大阪球場グリーンスタジアム神戸(現・ほっともっとフィールド神戸)を経て1997年から大阪ドーム(京セラドーム大阪)に落ち着く。ただし、2010年は第1ステージ(1回戦)に限り大阪ドーム以外の4つの球場で分割開催、2021年2020年東京オリンピック開催による警備上の都合で都市対抗野球大会と時期を入れ替え、プロ野球・オリックス・バファローズとの日程調整により、第1ステージ(1回戦)をほっともっとフィールド神戸で行った(経緯後述
日程

2002年までは10月中旬[注釈 1]に行われていたが、2003年から実施時期がおよそ1ヶ月遅くなり、社会人野球のシーズンを締めくくる大会となった。一方でプロ野球のドラフト会議が大会前や大会中に実施されたり、大会と国際大会が重なったりする[注釈 2]など、開催時期について疑問を呈する声もある。

2011年の大会は、3月11日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)の影響で、8月に開催する予定だった第82回都市対抗野球大会が秋に延期となったことにより、当年は単独の大会としては開催せず、都市対抗優勝チームを日本選手権優勝とみなすことが、3月25日の日本野球連盟の理事会で決定された[1]。日本選手権としての回数にはカウントされず、第38回大会は2012年に改めて開催された。

2020年の大会は、東京オリンピックが開催されることに伴い、都市対抗と開催時期を入れ替え、7月にほっともっとフィールド神戸、京セラドーム大阪の2球場で開催予定だった。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大のため、中止となった(開催の回数はノーカウントのため、第46回大会は翌年に改めて開催)。

2021年大会は、延期された東京オリンピックの開催日程を踏まえ、2020年と同じ要領で都市対抗大会と時期を入れ替えて7月にほっともっとフィールド神戸と京セラドーム大阪で開催された。翌2022年大会からは秋の開催に戻った。

前述の通り、2003年から大会日程が11月後半に繰り下げられシーズンが長期化したことで、社会人野球チームが負担がかかるという意見や、本大会の開幕前や開催中にプロ野球ドラフト会議が実施されることで、本大会がプロを目指す選手のアピールの場として十全に機能しているとはいえないとの意見が出たことを受け、日本野球連盟は2012年シーズンから、11月前半に日本選手権を開催する方針を示した。ただし、2008年以降のドラフト会議は10月後半に行われていることから、11月前半でも「ドラフト会議に向けてのアピール」にはならないことになる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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