礼文岳
礼文岳山頂から見る利尻山
(2019年9月)
標高490 m
所在地北海道礼文郡礼文町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯45度22分21秒 東経141度00分57秒 / 北緯45.37250度 東経141.01583度 / 45.37250; 141.01583
礼文岳(れぶんだけ)は北海道礼文郡礼文町にある標高490mの山である。花の百名山、新花の百名山、北海道百名山、新日本百名山。目次 礼文島で標高の一番高い山である。森林地帯を抜け、草原地帯、はいまつ原、がれ場を通り、片道約4.5km。往路約2時間、復路約1時間半で登頂できることから気軽な登山コースとして親しまれている。350メートルで森林限界に達する[1]。ルート上にトイレ、水場は無く飲食物も売っていないので、内路集落で準備を整えておくことが望ましい[2][3]。また標高490mにも関わらず天候が荒れることがあるので安易な気持ちで登攀するのは厳禁である。晴れた日には、北にはスコトン岬の先に樺太、モネロン島(ロシア)を、南には礼文水道の先に利尻富士、天売島、焼尻島を見ることが出来る[4][5]。礼文岳は主に中生代の地層で構成されている[6]。 チシマザサ、ダケカンバ、トドマツ、ハイマツ、ダケカンバ、チシマザサ、ゴゼンタチバナ、キバナシャクナゲ、チシマワレモコウ、ミヤマキンバイ、マイヅルソウ、ガンコウラン、コケモモ、ホソバウルップソウ、カラフトマンテマなど[7][8]。1960年代ごろまでは、山頂にキバナシャクナゲやウルップソウが群生していたが、盗掘により絶滅した[9]。 バスで香深港発スコトン岬行き、内路下車。20分。車を利用の場合、内路集落に無料駐車場がある。 以前は起登臼ルートがあったが現在は閉鎖されており通行は出来ない[10][11]。古いガイドブックには、礼文岳山頂から礼文林道(愛とロマンの8時間コース)へ抜ける礼文横断コースが掲載されているものもあるが、現在では完全に廃道になっている。過去には遭難死亡事件もあった[12][13]。
1 概要
2 植生
3 交通
4 注意
5 参考文献
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
概要
植生
交通
注意
参考文献
「利尻・知床を歩く」(山と溪谷社、1997)
「利尻・礼文自然観察ガイド」(山と溪谷社、2006)
『地球の歩き方 島旅04 利尻・礼文』(ダイヤモンド・ビッグ社、2016)
『改訂新日本山岳誌』(日本山岳会、2016)
伊藤健次『北海道の山』(山と溪谷社、2017)
脚注^ 『地球の歩き方 島旅04 利尻・礼文』、p.48。
^ 内路集落には小売店や自動販売機、トイレがある。
^ 「利尻・知床を歩く」、p.38。
^ 礼文町観光協会 ⇒[1]
^ 民宿「はな心」礼文岳登山コース ⇒[2]
^ 北海道新聞社「北海道大百科事典」、p.919。
^ 『北海道の山』、pp.56-57
^ 『改訂新日本山岳誌』、p.250
^ 「利尻・知床を歩く」、pp.38-40。
^ 山と溪谷社「利尻・礼文自然観察ガイド」2006、p.98。
^ 『改訂新日本山岳誌』、p.250
^ 礼文の不明男性が死亡(リンク切れ) ⇒[3]
^ 「利尻・知床を歩く」、p.40。
関連項目
礼文町
礼文島
愛とロマンの8時間コース
外部リンク
⇒礼文町役場
⇒礼文島トレイルコース
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話
編
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