ばんだいまち
磐梯町旗磐梯町章
1964年10月2日制定
国 日本
地方東北地方
都道府県福島県
郡耶麻郡
市町村コード07407-1
法人番号2000020074071
面積59.77km2
(境界未定部分あり)
総人口3,106人 [編集]
(推計人口、2024年4月1日)
人口密度52人/km2
隣接自治体喜多方市、会津若松市、耶麻郡猪苗代町、北塩原村
磐梯町役場
町長[編集]佐藤淳一
所在地〒969-3392
福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字中ノ橋1855番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度33分43秒 東経139度59分19秒 / 北緯37.56208度 東経139.98867度 / 37.56208; 139.98867座標: 北緯37度33分43秒 東経139度59分19秒 / 北緯37.56208度 東経139.98867度 / 37.56208; 139.98867
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磐梯町慧日寺金堂道の駅ばんだい
磐梯町(ばんだいまち)は、福島県会津地方中部に位置し、耶麻郡に属する町。
地理
山 :磐梯山、猫魔ヶ岳、古城ヶ峰
河川:大谷川、日橋川
町内の最高点は磐梯山の山頂で標高1816m、最低点は会津盆地の一端で標高200mである。町域は磐梯山および猫魔ヶ岳の山麓の南斜面に位置している。平坦地はほとんど無いが、日射や湧水に恵まれ稲作には適している。
磐梯町駅周辺の中心市街地は慧日寺の門前町を起源とし、古くから大寺(おおてら)という地名で呼ばれていた。今日、この地区の大字名は「磐梯」であるが、「大寺」という通称で呼ばれることが多い。また、磐梯町駅は1965年までは大寺駅という名称であった。 磐梯町は古くから磐梯山にまつわる山岳信仰の地であったらしい。807年(大同2年)、法相宗の僧徳一がこの地に下り、慧日寺を開基する。徳一は東大寺と興福寺に学び、空海や最澄とも論争した高僧であったのだが、都の暮らしを嫌ったとも、民衆への布教を志したとも言われる。 慧日寺は平安時代の末期には寺僧300、僧兵3,000、寺領18万石という大寺院に発展し、会津一円を支配していた。治承・寿永の乱では平氏方に味方するが、1181年(養和元年)、僧兵の頭である淨丹坊の率いる僧兵3,000は、城助職と共に横田河原の戦いで木曾義仲と戦って敗れる。以後会津地方の支配権は蘆名氏など鎌倉系の武士団の手に移り、慧日寺は衰退していく。1589年(天正17年)には蘆名義広と伊達政宗が戦った摺上原の戦いの兵火を受け、堂塔伽藍のほとんどが焼失した。 江戸時代には会津藩領となる。明治維新を経て、1889年(明治22年)の町村制の際磐梯村が誕生[1]。 1914年(大正3年)、日橋川の急流を活用した猪苗代第一発電所が完成し、東京まで200キロメートル超の長距離送電を開始する。この発電所は当時世界第3位の規模を誇っていた。またこの電力を利用して1916年(大正5年)に高田商会の大寺製錬所が開業し、亜鉛、カドミウムの精錬などの事業を行う。高田商会は昭和恐慌の際に破綻し、精錬所は日本曹達(日曹)が経営権を取得した。太平洋戦争中には、これらの産業施設を空襲から守るため、町内に高射砲陣地が設置されていた。
隣接する自治体
喜多方市
会津若松市
耶麻郡北塩原村
耶麻郡猪苗代町
歴史