砦の29人
Duel at Diablo
監督ラルフ・ネルソン
脚本マーヴィン・H・アルバート
『砦の29人』(とりでの29にん、Duel at Diablo)は1966年のアメリカ合衆国の西部劇映画。マーヴィン・H・アルバート(英語版)による1957年の小説を基にしている。ラルフ・ネルソン監督の作品で、出演はジェームズ・ガーナーやシドニー・ポワチエなど。 ある日、ジェス・レムスバーグは、友人のスコッティ・マカリスター中尉がいるクリール砦へ向かっていたところ、アパッチ族に追われる女エレンを助ける。捕虜だったエレンはアパッチ族の集落へ戻りたいと考えていたものの、とりあえず彼女を砦まで連れていく。砦に到着したレムスバーグはマカリスターに自分の妻だったインディアンの女性の頭皮を見せる。事情を知らない黒人兵トーラーはその頭皮を売ってくれと頼み、レムスバーグに殴られる。そのころ、クリール砦では人員や食料を補給するための輸送隊がコンチョ砦に向けて準備が進められていたため、レムスバーグは妻の死の真相を知るべく、この輸送隊よりも先にクリール砦を出る。ある夜、エレンが馬を盗んで逃走し、レムスバーグがアパッチ族の集落まで彼女を追う。エレンは酋長のチャタの息子と結婚し、子どもを儲けていたことが判明する。ところが、集落の戦闘員は皆輸送隊の襲撃に向かっていたため、集落には女子どもといった非戦闘員しか残っていなかった。レムスバーグはコンチョ砦にて救援隊を結成し、輸送隊との合流地点であるディアブロ渓谷に向かう。そこで、彼は妻の頭皮を提供した保安官クレイと再会し、彼女の頭皮を剥がしたのがエレンの夫グレンジであることを知る。だが、一行がディアブロ渓谷に来た時点で、輸送隊はすでに壊滅しており、グレンジも瀕死の状態にあった。グレンジの頼みで、レムスバーグは拳銃を彼のそばに置いてその場を後にし、まもなくレムスバーグの背後で銃声が響く。また、アパッチ族も黙ってその場を去った。 役名俳優日本語吹替
ストーリー
キャスト
TBS版
ジェス・レムスバーグジェームズ・ガーナー羽佐間道夫
トーラーシドニー・ポワチエ田中信夫
ウィラード・グレンジデニス・ウィーバー青野武
エレン・グレンジビビ・アンデショーン宗形智子
スコッティ・マカリスタービル・トラヴァース
ファーガソンウィリアム・レッドフィールド 嶋俊介
フォスターラルフ・ネルソン村松康雄
ディーンジョン・クロフォード(英語版)増岡弘
ノバックジョン・ハバート(英語版)平林尚三
ハリントンビル・ハート緒方賢一
オブライエンジョン・ホイト長堀芳夫
不明
その他広瀬正志
演出伊達渉
翻訳進藤光太
効果赤塚不二夫
調整山田太平
制作東北新社
解説荻昌弘
初回放送1978年9月18日
『月曜ロードショー』
スタッフ
監督:ラルフ・ネルソン
製作:ラルフ・ネルソン、フレッド・エンゲル