研究学園駅
北口(2012年3月)
けんきゅうがくえん
Kenky?-gakuen
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研究学園駅(けんきゅうがくえんえき)は、茨城県つくば市研究学園五丁目にある首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX)の駅。駅番号はTX19。 当駅付近の鉄道路線構想は1920年代の筑波高速度電気鉄道に遡る。2003年10月8日に仮称駅名の「葛城駅」から「研究学園駅」に変更され、最終的に2004年の工事計画変更の届出で建設工事中の駅名変更手続が行われた[3]。 相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。日中は基本的に区間快速と普通列車がそれぞれ毎時2本ずつ停車する。 研究学園駅プラットホーム番線路線方向方面 開業以来の1日平均乗車人員推移は下記の通り。 年度別1日平均乗車人員年度1日平均 つくば駅の3分の1程度である。全体としては駅周辺住宅・商業施設開発の進展度合いに応じて増加傾向にある。元々民間研究所への出張需要もあったが、2011年つくバス運行体系の変更で市内広範囲に散らばる民間研究所団地へのバスが多数発着するようになった。自家用車・企業・学校送迎バスの利用も多く駅勢圏は広い。例年11月に開催される「つくばマラソン」の臨時バスはあえて当駅を発着することで混雑の分散化を図っている。 当駅は財団法人日本自動車研究所(JARI)のテストコース跡地の内側に位置している。このテストコースを含めた周辺地区は市が「副都心」と位置付け開発が行われているが、実際にはIiasつくばやコストコを筆頭にロードサイド店舗が集中する地区となっており、周辺人口に比して自動車が多く日中の道路混雑を引き起こし路線バスの時刻修正を余儀なくされたほどである[7]。駅とイーアスの間を離れると歩行者は少なくなる。駅前にはマンションが多数立地し、出張客向けのビジネスホテルも存在する。 JARIからエキスポ大通りを挟んだ南側には筑波西部工業団地(国際科学技術博覧会会場跡地)があり、南側一角に科学万博記念公園がある。また、エキスポ大通りを西に行くとつくば秀英高等学校があるが、駅からはかなり離れている。 当駅はあたかも筑波研究学園都市を代表するかのような「研究学園」を駅名としているため、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}当駅が最寄でない研究所の来訪者まで誤って下車してしまう事がある[要出典]。
歴史
2005年(平成17年)8月24日 - つくば市苅間1229番地1に開業。
2014年(平成26年)6月28日 - 地番が「研究学園五丁目9番地1」に変更される[1]。
2021年(令和3年)9月 - つくば市が有料シェアサイクルの実証実験事業「つくチャリ」を開始(駅前にサイクルポートを設置)[4]。
駅構造
のりば
1つくばエクスプレス下りつくば方面[5]
2上り秋葉原方面[5]
利用状況
乗車人員
2005年(平成17年)1,035
2006年(平成18年)1,329
2007年(平成19年)1,960
2008年(平成20年)3,109
2009年(平成21年)3,691
2010年(平成22年)4,325
2011年(平成23年)4,886
2012年(平成24年)5,322
2013年(平成25年)5,944
2014年(平成26年)6,097
2015年(平成27年)6,499
2016年(平成28年)6,821
2017年(平成29年)7,148
2018年(平成30年)7,405
2019年(令和元年)7,367
2020年(令和02年)4,807
2021年(令和03年)5,573
2022年(令和04年)6,749
駅周辺
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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